本日のゲームレビューはフライハイワークスの、待ちに待ち望まれていたタイトル「ピコンティア」。いやぁとうとう出ましたねピコンティア。正直諦めていただけにめちゃ嬉しいぜ。
その予告からすでに7年近くが過ぎ、その間に3DSは過去のものとなり、PS4も静かに死にゆき、もはやこれはお蔵入りだろう…と思っていたところに、この度満を持してリリースされたという訳です。これはもはや遊ぶしかないでしょ。ゼルダもライザも世界樹も終わってないけどなw
というわけで大体18時間ちょっとプレイしたところまでの感想。いつの間にか結構がっつり遊んでたわw
このタイトル画面を見ただけで何かこみ上げてくるものがりますね。ティザームービーのコンセプトビジュアルそのまんまだw
- 開発は「フェアルーン」とか「神巫女」など数々の傑作ドットゲームを開発しているスキップモア。ここのタイトルは3DSの頃からなじみ深い。
ゲームシステムは農業+アクションアドベンチャー。まぁいわゆる「ルーンファクトリー」っぽい感じのアレですねw
- 農業部分はSP(道具を使うのに必要なポイント)がなかなか厳しめな数値であり、畑を耕す(1回4P)→種をまく→水を撒く(1回4P)と実質1マス8Pも使うのに初期100Pしかないため、中々耕作範囲を広げるのが難しい。SPがなくなったらHP消費していくことと、ベッドで「休む(4時間)」でHP/SPをある程度回復できるため、この辺込みで農業計画を立てていこう。あとは作物に水をあげないと枯れてしまうが、その後で水を撒くと復活するため、一時的に水をやらずに時期をずらすことも有効。
- また序盤の終わりあたりで降雨装置が解放される。使用するには宝石を消費するため乱用は出来ないが、収穫が終わった後に再度耕したあとに使うとめっちゃ楽になるので、宝石は使わずにとっておこう。
- ダッシュするにはSP30以上が必要(消費はしないので30以上あればOK)なのでそのラインを守るように。
作物の種はお店では買えず、フィールド上にある各種ほこらで毎日一個ずつ補充できる(」3個までキープされる)。また対応する作物を30個ささげることでHPとSPを5ずつ増やすことができる。初めのうちは作物は出荷せず、ほこらに捧げてステータス増強に努めよう。
- ただこれのせいで序盤はお金を稼ぎ辛いところはあるんですが。幸い街中で拾える資材を売りさばくだけで序盤の資金には十分賄えます。「鉄板」あたりを売りさばいているだけで割と行けるよ。
フィールドマップにはモンスターがうろついており、倒すことで素材ドロップを狙っていく。このあたりのシステムは同社の「フェアルーン」そのものですねw
- モンスターを倒したときのドロップはすべてモンスター図鑑に記録されていくため、「どのモンスターが何の素材を落とすんだっけ?」という忘れがちな部分をしっかり押さえられています。
- 特に「料理」を落とすモンスターがかなり有用。売っても良し、HPSP回復に良しと使いどころが多いため積極的に狩りに行こう。特に切り株型モンスターの「キリカブランナー」が落とす「マメサラダ」はHPSPが100以上回復するうえドロップ率もそこそこ高い。
- 武器は最初のうちは「銅の剣」あたりを買い、簡単な材料で作れる「こん棒」のレシピを貰ったらしばらくはそれを使うことで滝の洞窟あたりまでは十分進めます。
町の住人と話したりプレゼントをしたりして好感度を上げることで再度クエストが発生。これをこなすことで資源がもらえたりレシピがもらえたり。レシピは特に重要なので積極的に仲良くなっていこう。
- 再序盤は武器レシピをくれる「ウィル」や使いやすい料理レシピをくれる「ポーラ」あたりがオススメ。イベントで好感度を上げる必要があるキャラだと意外と鍛冶屋の「オースティン」あたりは仲良くなり辛い(安くて好感を上げやすいプレゼントが無い)ため、毎日の挨拶を欠かさずに。
- プレゼントに困ったらとりあえず簡単に集められる花を渡しておこう。花が苦手な奴はいないので手軽に好感度上げができます。
人間だけでなく、モンスターなどの人外キャラとも仲良くなれる。まぁ街中にいないんで会いに行くのがちょっと面倒だけどねw
モンスターがうろつくファンタジックな世界観ながら、メインストーリーはUFOが登場したりと結構SFな展開。このコインに足が生えたような雑な宇宙人?がめちゃ気になるぜ…。
うん、ここまでプレイした感じではめちゃめちゃ丁寧に作られたゲームといった印象。
農業系RPGとしてめちゃ尖った部分はないけど、黙々と遊び続けてしまう不思議な面白さがあります。ルーンファクトリーシリーズが好きな方とかにはめちゃくちゃおすすめですね。