Switch版 限界凸起 モエロクリスタルH (一週目クリア)レビュー

 コンパイルハート発ダンジョンRPGの第二弾。前作の「モエロクロニクルH」のとき「次回作とかも移植されたら間違ってまた購入してしまうかも」的なことを言っていたので、結局買ってしまったw

 

 とりあえず、表エンディングまで攻略したあたり。プレイ時間は大体22時間ぐらい。

 ゲーム内容は前作「モエロクロニクル」とほぼ同じで、主人公(アイテム+逃走係)と女の子モンスター5人でダンジョンを攻略していくスタイルは変わらず、前作で不便だったところが一部改善された、続編というよりは改善版といった趣。

 

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↑ラスボス戦。

  • ストーリーは前作と変わんねぇw 下ネタ全開のノリは全く変わっていないのだが、キャラが無駄に会話に絡んで無暗に長くてテンポが悪化しているw ぶっちゃけ見る価値はほとんど無いので初見でもスキップしてよい(というかマジで無駄に長いので、スキップしていても時間がかかるぞ)。
  • モンスター娘は新キャラに加え、前作キャラもかなり参戦していて無茶苦茶大所帯になっている。それ自体は良いんだけどステータスに格差がありすぎて大半が使いづらいのはちょっといただけない。せっかく下着装備をステータス補正とスキル構成それぞれ別々にセットできるようになったのに、あまり使えるキャラがいないのは残念かも。
  • 前回不満だった編成面はそれなりに改善され、モンスター娘のソートや部屋同士のLR移動などが可能となったり、アイテムが多いのは相変わらずなれど一部アイテムをお気に入りに設定してアクセスしやすくなっていたりと確実に改善はされている。装備画面で弱点属性が確認できないとか、モンスター部屋でアイテム確認できないとかまだ細かいところに不満はありますが。
  • ゲームバランスとしては前作同様におおざっぱで、相変わらず属性攻撃はあるもののそんなに重要ではないし、48手というスキルを連続で使うことによる連携もあるけどそんなに使えないため、バフ・デバフをかけて殴る&アイテムでゴリ押しが一番手っ取り早い点は変わらない。これはもうこのシリーズの伝統なんだろうかw 相変わらずテンポは良いので遊んでいてそんなにストレスはないんですが。

 総合的にはダンジョンRPGとしての出来は前作より完成度が上がっている感はありますが、相変わらず人を選ぶ内容という点は変わらないかな。(イベント以外の)テンポは本当に良いので見どころはあるんですが(前回も言ったけど)。

 

 とりあえず、いつものダンジョンPRG恒例。クリア時のパーティメンバーを紹介。クリア後ダンジョンだとまた評価が変わるかも。

  • サタン(LV56) ジョブ:魔王のコウモリ+魔王ナイトフィーバー
    前作最後の最後に仲間になったキャラだが、今回は最序盤加入。スキルはかなり優秀だが、攻撃力がやや伸び悩む(それでも高いが)ので装備で補うのが良さそう。
  • テュポーン(LV56) ジョブ:キューティガール
    回復担当。全体回復と攻撃力強化スキル持ちとスキルは優秀。序盤に仲間になるテトとどちらが良いかは好みの問題だと思う。
  • ヌエ(LV55) ジョブ:もふもふしっぽ
    前衛担当。とにかく火力がバカ高く、スピードも速い切込み役。スキルも全体攻撃と単体攻撃を使い分けられて優秀だがHPだけが前衛担当としては低い。クリア後だと強化しないと厳しめか。
  • オピーオーン(LV51) ジョブ:星屑ドレス
    全体攻撃魔法役。今回は複数の全体属性攻撃持ちが少なく、その点では非常に優秀な火力役。
  • ドラゴンメイド(LV56) ジョブ:じゃらじゃらセクシー
    前衛担当。最序盤に仲間になるモンスター娘のくせにステータスはトップクラス。スキルも強いという文句なしの今作最強キャラ。使わない理由はまずないと思われる。