オクトパストラベラーⅡ プレイ日記(1)

 先日勢いで購入したSwitch版「オクトパストラベラーⅡ」。取り合えず12時間ほどプレイして、全メンバーを仲間にして一章までクリアしたので感想などを。

 

 初代にもあった世界各地を歩いていくオープニング演出を見てちょっとテンション上がる。

  • 今だとRPGといえば箱庭系オープンワールドになってしまい、こういう「世界を旅している」雰囲気のゲームってめっちゃ減っちゃったよね。

 

 今作も最初に8人のメンバーから主人公を選択してストーリーを進めていく方式。いろいろ迷ったが、今回は「学者」の「オズバルド」を選択。

  • Ⅱで使える基本職業はⅠの時と同じなので、とりあえず前作で戦力的に一番重要だった学者をチョイスした。

 

 ストーリーは妻と娘が殺され、その罪を着せられて収監されるところから始まるという、あからさまな巌窟王モチーフ展開。

  • ゲームで巌窟王だと「西風の狂詩曲」を思い出すな…。私がプレイしたのはDC晩だったがもうアレも22年は前なのか…(戦慄)。

 

 無実の罪で収監された以上、まずはプリズンブレイクを目指していく。通常のキャラクターの二章に当たる部分までがこのプリズンブレイク編で、それまで自由に移動できないという少々変則的なシナリオとなっている。

 

 オズバルドは学者らしくフィールドスキル「探る」を使えるので、これを使って秘密を探りつつ、脱獄の手がかりを見つけていくという流れになる。

  • 前作から変わったところだとフィールドアクションは各キャラごとに「昼」「夜」ごとに切り替わるようになった(昼夜そのものはいつでも変更可能)。

 

 なお、場所が場所だけにヤバイ奴がしれっと混じっている。「美味しそうに食事するのを見るのが好き」とかほざいていた奴が大量毒殺犯とか怖いよw

 

 グラフィックは相変わらずハイクオリティ。美麗さはそのままに、3D的な演出などが強化された印象。

 

 今回は各キャラの初期ストーリーのときはNPCが付き添ってくれるようになりました。このためか一章ボスから結構手ごわくなった気も。

  • オズバルド編最初のボスとなる看守長は子分連れ、ブレイク回数多い、やたら硬いと初回ボスとしてはかなり手ごわい。脱出を焦らず、最初のダンジョンでじっくりLVを上げてから挑みましょう。

 

 ゲームバランスは思ってたより感覚が変わりましたね。各キャラクターの「固有アクション」により、ジョブだけに寄らないゲームバランスとなっており、かなりメンバーの個性がはっきり出るようになった。

  • 個人的に前作と一番違いがデカかったのが「狩人」…というか狩人担当の「オーシュット」。Ⅰでは戦力的には微妙でしたが、Ⅱでは「捕獲」でモンスターをとらえた後、それを消費無しで「けしかける」ことができるようになっており、強力なモンスターをとらえてお手軽に全体攻撃や補助が使えるという一転してぶっ壊れに。数も6匹も捕まえられるのでカバーできる範囲も広く、余ったモンスターは「かこう」でアイテムに変化させられるとあらゆる意味でスキがない。あまりの便利屋っぷりに、仲間に加えてからはずっとパーティメンバーに入っていれている。
  • 他にも「剣士」は全体攻撃だった横一文字が無くなった代わりに物理カウンター技「返しの太刀」や攻撃を集める「挑発」、防御を上げる「鉄壁」といったタンク的な役割ができるようになっている。特に一対一の試合で役立つほか、剣士担当の「ヒカリ」は対戦相手のスキルをラーニングできるなどもあり、こちらも覚えさせる技次第で幅広く活躍させられる。
  • 他に固有アクションが目立つあたりだと、夜のバトル時に全体する神官の「テメノス」、逆に全体オートデバフをする盗賊の「ソローネ」あたりがかなり強い。このあたりをメンバーに入れておけばバトルがかなり有利に進むでしょう。

 

 また、各地にあるギルドを訪れることでバトルジョブをセットできるようになるライセンスを獲得できる。前作にあった祠みたいなものですが、今作だとイベントをこなすことで最大3つまで獲得可能に。パーティ全員「商人」とか極端なパーティも組めるようになった模様。

  • 取り合えず、現時点で見つけたのは学者ギルドだけだが、これまで決定力にかけていて使いづらかったパルテティオ(商人)やアグネア(踊り子)といったメンバーが一気に使いやすくなった。

 

 とりあえずここまでプレイした感じでは、前作のエンジンを使って順当にパワーアップした続編といった感じ。今のところめちゃ面白いわ。頑張ってライザまでにクリアできるかな…いや、さすがに無理かな。