Switch版「アイドル雀士スーチーパイ Special + Remix サターントリビュート」レビュー

  本日はシティコネクションの「アイドル雀士スーチーパイ Special + Remix サターントリビュート」のレビュー。いや、ファイナルロマンスのレビューの時も「次はスーチーパイですね」みたいなこと言っていましたが本当に出すとはね…。

  • せっかくなのでブログの新しいカテゴリーに「脱衣麻雀」を追加しておいた。そのうち手持ちの脱衣麻雀のレビューを上げておこう。

 タイトルで分かる通り、本作はセガサターンの名作を復刻していく「サターントリビュート」シリーズの一つ。セガサターンがマイフェイバリットゲーム機な身としてはこのシリーズめっちゃ応援したい。そのうちセガのゲームとかあたりも出してくれ(無謀な願い)。

 タイトルで分かる通りセガサターン版の一作目である「Special」とそのバージョンアップ版である「Remix」のセット移植。この2本をセットにしようといったやつは誰だw

  • この2本はオリジナルがなかなかややこしい存在でして、まずサターン一作目として「Special」が発売されたのですが、これがレーティングの問題からか「乳首無し」(マジでグラフィックに描かれなかった)という不自然極まりない修正が施されていた。当然ユーザーには大不評だったわけですが、その半年後にR-18版の「Remix」が発売。こっちでは「乳首有り」にグラが差し替えとなったという感じ。
  • コンシューマゲームに「R-18」カテゴリーが生まれた黎明期あたり特有のおおらかなエピソードといった感じですね。いや、当時結局両方買ったことを思い出したらちょっと腹立ってきたぞw

 

 まず最初に使用するキャラクターを選択。キャラによって積み込み出来る牌形が異なるが、正直そんなに変わらないので、ここは好みで。どちらかといえば選んだキャラは脱がせられないぐらいの方が大きいかもw

 

 麻雀部分はオーソドックスな二人打ち麻雀。バランスとしては、配牌部分には積み込みがあるためテンパイまでは早めだが、自摸の補正のせいか微妙に上がりにくく感じる(後述のイカサマ技を活かすためのバランスなんでしょうか?)。

 

 アガった場合はパネルモードに突入。アガり得点に応じて神経衰弱を行い、様々なイカサマアイテムを獲得できる。

  • 重要なのが「相手の持ち点が無くなったらパネルクリアとなってしまいめくれない」こと。序盤の敵は持ち点が少なく、ちょっとドラが乗ってしまうとトビ終了してしまいやすいため、あえて点を押さえてアガるなど工夫も必要。
  • なおサターントリビュートでは巻き戻し機能があり、パネル配置は変わらないためこれを活かすと簡単に揃えられる。

 

 イカサマアイテムの中でも群を抜いて強力なのが、スーチーパイシリーズの象徴ともいえる「スーチースティック」。リーチをかけるとスーチーパイのカットインとともに一発ツモできる文字通りイカサマ級の技。決まった時は超爽快。

 

 肝心要の脱衣シーンは光の帯タイプ。なお「Special」と「Remix」では修正具合は同じw そこ同じだったら違いなくない? いや、一部BGMとか違うけどさ。

  • この点はオリジナル版を知っているとちょっと笑えます。さすがに「乳首無し」のグラフィックでも修正なしは無理だったのか…。むしろアレ少し見たかったのにw

 

 主人公スーチーパイの「かないみか」を始めとして、当時の有名人気声優たっぷりという豪華すぎるキャスト。今見ると脱衣麻雀にしてはガチで頭おかしい出来だな。そりゃ人気シリーズにもなりますわ。

  • ゲームバランスはイカサマアイテムの強さもあってかなり温め。サターントリビュートシリーズ共通の巻き戻し機能もあって、パネルマッチも楽々とオリジナル版よりかなり遊びやすくなっていますね。
  • なお巻き戻しを行った場合、ツモってから捨てるまでの時間を変えることで乱数を変えられる。逆に最速で行動すると乱数の固定もできるっぽい。攻略の一助に。
  • 若干残念なのが、掛け合いやEDが飛ばせない事。いやこれオリジナルもそうだったんで仕方ないんですが、そのせいで周回のテンポが悪い。ここはスキップモードを追加してほしかった。

 

<余談>

 家の中探したらオリジナルのセガサターン版(Remixの方)が出てきた。「Special」も持っていたはずなんですが見つからず。売ってしまったっけか? 

 

 マニュアルと一緒に原画集も出てきた。

 

 デフォルメキャラはⅡ(アーケード版)から流用だったのね。コンシューマのタイトルのイメージが強くて、アーケード版があったこと忘れそうになるわw