Switch版「8番出口」レビュー

 つい先日の「Indie World」で発表された、話題のインディーゲーム「8番出口」を早速プレイしました。いやぁ、これは話題になるのも分かるわぁ…

 

 ゲームを始めるとOPとか無しに、謎の地下通路空間に放り出されます。この唐突さがマジで怪異に巻き込まれた感が凄い。

 

 ジャンルとしては、ウォーキングシミュ+間違い探しといった内容で、本作のルールは以下の4つ。

 ・異変を見逃さないこと 
 ・異変を見つけたら、すぐに引き返すこと
 ・異変が見つからなかったら、引き返さないこと
 ・8番出口から外に出ること

 要は通常ルートと違う状況が発生したら戻る、という3D版間違い探しゲームです。

 

 最初の「0番出口」。正解ルートを進むごとに1番、2番…と番号が進んでいき、最終的に

  • 一度でも間違えると0番出口に戻されるため、ゲームプレイが進んでいくとここを嫌になるほど見ることになりますw いや、マジで…。

 

 通路のあらゆるところに細かな異変が仕込まれるため、

  • この3D間違い探しというゲームシステムの関係から、かなりあちこちキョロキョロしながら遊ぶ関係上、かなり3D酔いを起こします。電車でプレイしていたらめっちゃ気分悪くなったわw 
  • カメラ設定で揺れはある程度軽減できるため、3D酔いする方はプレイ前にカメラ設定を忘れないように。

 

 このオッサンは毎回すれ違う、本作唯一のNPC。後頭部の薄さがいつも気になるw 当然このオッサンに異変が発生する場合もあるので観察は怠らないように。

  • オッサンが動くことと、通路半ばあたりまで進むことで変化する場合もあるため、とりあえず突っ走って真ん中の「Exit」看板したあたりまで進んで、そこでオッサンを観察→振り返って上下確認→少し引き返して全体を観察というのが私なりの攻略方法。

 

 めっちゃ分かりやすい(ホラーチックな演出が多い)間違いはともかく、めちゃくちゃ微妙なやつもあったりして、マジで進めば進むほど疑心暗鬼になっていきますw

  • 0番出口→1番出口のパターン時はとりあえずイチかバチかで突っ込んでみるのも手。
  • Switch版の懸念点として、PC版と比較して解像度の低いため、異変が見つけにくいのでは?というものがありましたが、その点でいえば特に問題ありませんでした(ごく一部、グラフィック描写の問題か異変か分かりづらいものはありましたが、それでも注意していれば分かる範囲)。

 

 や、やっと出口にたどり着いた…。マジで無限地獄に陥るかと思ったぜ。

  • 取り合えず頑張って何とかクリア。最終的なプレイ時間は5時間ぐらい。カンが良ければもっと短い時間で攻略は出来ると思います。結構かかったな…。
  • 最後の8番出口だけは「先に進む」(異変が無い時に進む)でないとクリアできないのがちょっとした罠。最初、何度か異変なので引き返す→また8番が回ってきて「これが異変か?」と慌ててしまった。

 

 あと、何か全部の異変を見ていたらしい。全く記憶にない奴もあるんだが…。

 

 クリアまでプレイしましたが、これ流行るのも分かる気がする。シンプルなルール、現実感がありながらホラーティストな舞台、短いながらもキレがあるゲーム性でそりゃ配信映えしますわコレ。値段が1コイン(470円)とお安いので手を出しやすいのもグッド。

  • 本作は配信とかもめちゃ流行っていましたが、「そのうちプレイするだろう」と自分的にネタバレを封印していました。今回こうして遊びまして、それらの配信を見れるようになったのが地味にうれしいw
  • 本作はネタバレの有無が面白さにガチで直結するタイプなので、プレイ前はその点注意しましょう。というかPC版の配信みたらどうやらSwitch版限定の異変もあるみたい?(全異変まとめに上がっていなかったものが有った)