なんか「Nintendo Switch Online」の新作として、いきなり「SUPER R-TYPE」が配信されました。マジで前置き全くなしでいきなり配信だったからびっくりしたよ。
- SFC初期ごろのソフトとして、これと「機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122」あたりが一時期ワゴンに良く入っていた印象。
「SUPER R-TYPE」はアイレムのシューティングシリーズ「R-TYPE」の一本。一応「Ⅱ」の移植という事らしいのだが、SFC初期ごろに出たためかかなりアレンジされていてほぼ別ものとなっています。というかⅡの移植だという事を初めて知ったよ(昔あれだけ遊んだのに…)。
- というかSFCあたりまでは結構そういうアレンジ効いた無茶移植が結構あったんですよね。シューティングだと「グラディウスⅢ」あたりとか(あれはむしろオリジナルより好みだった)。
- 逆に私はR-TYPEⅡを遊んだことが無いので(1と3はあるが)、今回Ⅱとの違いみたいな説明はできません。悪しからず…。
まず本作の良いところはBGM。アイレムのシューティングゲームはBGMの良さに定評がありますが、このSUPERもSFC版だけあってテクノなアレンジがキレキレで素晴らしい。個人的には「Ⅲ」よりもこっちの方が好きかな。
- ただループが長すぎてステージ内で全部聞くことができないw
初代との大きな違いは、元祖溜め撃ちの「波動砲」のほかに2段階溜めることで 「拡散波動砲」を撃つことができるようになった。
- リスクは高いが、至近距離で撃つことでボスも瞬殺可能な超威力となっている。一部ボスではこれを使うことでグッと楽になるぞ(ただ、本作のボスは攻撃当てられるタイミング取るのがかなり難しいけど)。
また難易度的にはそこまで難しくもなく、1や3と比較すると「SUPER<1<3」ぐらいの印象。それでもアイレムシューなので覚えゲー要素が強く、パワーアップの配置等を覚えていかないとクリアは覚束ないぐらいには難しいし、2周目が地獄である点に変わりはない。
- でもデフォルト難易度がイージーなのは正直助かるw
R-TYPEシリーズらしく、敵は有機的で気持ち悪い(でもこれこそがR-TYPEって感じがしますが)。これとかモチーフが分かりやすすぎる。
このゴマンダーを2つ縦にくっつけたようなボス覚えているわw こいつは拡散波動砲当てられるかどうかで難易度が結構変わる。
シリーズお約束の巨大戦艦ステージ。いつものグリーンインフェルノではなく赤い(レッドインフェルノ?)。攻撃していくたびにパーツがポロポロ剥がれていくのが楽しい。
本作の難易度が急上昇するステージ5。ここでは激しい攻撃が降り注ぐ中、ステージの隔壁が動いて先を阻んでくる。迂闊に移動するとどん詰まりに追い詰められる鬼畜ステージだ。
- しかも道が狭いのにやたらとスピードアップが出る罠。
ラスボスは胎児みたいなボス。味方が捕まっているので助けることでちょっとだけ援護してくれる。これが攻略の鍵に…はならないんですがw
- こいつ自身は大した強さでもないんですが、シャッター部分が中々開かないため、結構タイミング合わせるのが難しい。
感動のエンディング。1週30分程度で割合サックリ遊べます。NSO版ではセーブがあるため、二週目のプレイも割と気軽にできるのがいいところ。
さて、シューティングゲームとしては傑作な本作ですが、最大の難点が処理落ち。
ちょっと敵が多くなるとすぐ処理落ちするのはまぁ仕方ないとしても、この処理落ちがかなりコマ切れに発生するため、地形ギリギリを移動しているときにいきなり速度が変わってぶつかることが頻発する(というか間違いなく死因一位)。もう少し安全な場所まで処理落ちしててくれないかなと思うw
- しかも本作、戻りポイントが一切なく(なんで?)、死ぬとステージ最初から。SFC版のときはこれにマジでイライラしていましたが、此度のNSO版だと巻き戻し機能があるためリカバリーは非常に容易。というかコレが無ければマジでキツイぞ。
- というかセーブと巻き戻し機能があるだけでこれだけ楽になるとはね。
R-TYPEとしてはそんなに難易度が高くない本作。唯一厳しかった「復活地点無し」も、NSO版ならセーブや巻き戻しでリカバーできるのでめっちゃ遊びやすくなっています。