いまさらPS1ゲームをレビューしてみる (グラディウス外伝)

 というわけでついこの間買ってきた、初代PSのシューティングゲームタイトル「グラディウス外伝」をレビューです。

 タイトル通り、グラディウスの外伝的タイトルで、同名アーケード版が存在しないPSオリジナルタイトルとなります。地味にこいつアーカイブ版が無いんで、今遊ぶならばPS1版かめちゃめちゃレアなPSP版、あまり評判が良くないPSミニ版の3つしかない。名作だけにもうちょっと遊べる機会が欲しいところですね…。

 

 なお、今回はPS3起動して画面直撮りしているため、画面サイズが一定していなかったり斜めっていたり、ちょっと手が写ったりしていますがご了承ください。キャプチャーボード入手するかな…。

 

 ゲーム開始時、4種類の機体から自機を選択する。ビックバイパーやロードブリティッシュといった歴代シリーズ機体から、ジェイドナイト、ファルシオンβという本作初登場機体もある。

  • もはやこの4機は遊戯王カードの方が有名かもしれんw いやまぁ、どれも微妙に使いづらいんですけど…。
  • 個人的にはロードブリティッシュが好きなのでこいつを使っています。ただ前方火力以外は全然なので二週目がめっちゃつらい。初めは素直なビックバイパーが一番使いやすい。

 

 本作最大の特徴がパワーアップの順番を自由に入れ替えられること。これによりやられ直後の復帰パターン構築がかなり面白いことになります。家庭用オリジナルだからこそできた要素ですね。

  • オプションやバリアを最初の方に持ってくるのが基本ですが、意外とスピードやミサイルの位置が悩ましい。自分なりの復帰パターンを考えようw

 

 「シューティングゲームの評価は一面で引き込まれるかどうかに決まる」とは別に偉人でも何でもない私自身の感想ですが、このゲームは初っ端から、雪崩が振ってくるド迫力の演出(当たり判定はないけど毎回ビビる)に、雪原を突き破って登場するボスとつかみはバッチリ。

 

 個人的に好きなのはこの3面の水晶ステージ。

 グラディウスシリーズではお約束となる水晶ステージですが、ここはレーザーが水晶でぐにゃぐにゃ曲がるようになっています。レーザー反射する奴までいたりと徹底してレーザー殺しのステージとなっていますが、それでもゴリ押しで突破するのが超楽しいw

 

 もちろんグラディウスのお約束であるモアイステージもあるし、他にも細胞っぽいステージに火山っぽいステージ(ブラックホールにのみ込まれていく演出が素晴らしい)、ボスラッシュステージ(専用ボスたちが登場する)、高速シャッター要塞ステージなど、過去シリーズらしさを押さえたステージ構成がたまりません。

 

 ぶっちゃけグラディウスシリーズの中でもかなりの出来で、演出・音楽ともに素晴らしく、遊びやすい難易度と合わせてPSシューティングでも屈指の傑作といっていい一本。

 マジで気軽に遊びづらいことだけが難点なので、いつかリバース的なリメイクしてくれないですかねコナミさん。いや、桃太郎電鉄だって蘇ったんだから可能性は0じゃないし…。