最近プレイしたゲーム(119) 宝石の煌めき(GBA版)

 緊急事態ではなくなったけど、まだまだコロナ過の影響が大きい昨今。

 ボドゲ会などもなかなか開けないので、ボードゲームを遊ぶならば「BOARD GAME ARENA」(以後GBA)という状況が続いています。オンラインボドゲ会もすっかりお馴染みに。

 

 ということで今回のボドゲレビューは「宝石の煌めき(GBA版)」。

 オフラインではもうすっかり定番となったゲームで今更感ありますが、改めてGBA版遊んだら「やっぱ面白いな」と思ったので、せっかくだからレビューだw

 

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GBA版。ボード上は案外シンプル。

 

プレイヤーはターンごとに4つのアクションのうちから1つを選んで実施します。

  • ターンの度に「異なる色の宝石トークンを3つ獲得」
  • 「同じ色の宝石トークンを2つ獲得」
  • 「発展カードを予約し(最大3枚まで)、オールマィティとなる黄金トークン1つを得る」
  • 「場の発展カード(または予約したカード)1枚を宝石トークンを使って購入する」

 発展カードを獲得すると、そのカードに書かれた色の宝石を「持っている」扱いとなります。そのため、まずはレベルが低い発展カードを獲得していきながら資産を増やし、徐々に効果が強い発展カードの獲得を狙っていくのが基本的な流れ。

  • 「貴族カード」は発展カードに書かれた宝石の数が条件を満たしたとき、自動的に獲得することが可能(1手番に1枚まで)。なので基本的にはこのカードを目指して発展カードを取っていくのが良いと思われます。
  • 宝石トークンは最大10枚までしか獲得できないようになっており、ひたすら資産をため込むようなプレイはできないため、きちんと計画性を持って発展カードを獲得していくのが勝利の鍵となります。発展カードの予約をうまいところ活用していきましょう。
  • とりあえず「3枚いっぱいまで予約してしまい、それ以上カードが取れない」という状況はかなり危険なのでなるべく避けたほうがいいんじゃないかなと(このゲームそこまでうまくないのでこの戦略が正しいかは自信ないですが)。
  • そんなこんなで誰かが15点を超えたらそのターンでゲーム終了。一番得点が高い人が勝者となります。

  プレイしてみるとこの流れはすんなりと理解でき、またそこまで複雑な要素も無いためルールは非常にシンプル。ですが、実際に遊んでみるとプレイ感は重厚。1プレイは30分程度と短めながら、遊んだ後の「満足感」は無茶高い、まさに「シンプルにしてディープ」。

 その面白さは、さすがに定番として遊ばれるレベルの名作ゲームと行ったところでしょうか。

  • というかこいつがドイツゲーム対象の候補になったのが2014年ということはもう7年も前だったのか…ついこの前だった気がしてたよ。

 

  このGBA版の良いところは「宝石トークンの感触が良い」こと。元ゲーの方も、宝石トークンは重量感があるコイン状で取り扱ったときの感触に高級感がある感じなんですが(間違いなくこのゲームの魅力の一つ)、GBA版ではトークン取得や使用時に「カチャッ」と鳴る音で再現されています。この音がまた良いんだw 

 また、「今の宝石でどの発展カードが取れるのか」をナビしてくれる機能が異常に便利。プレイに慣れないうちはこの機能を活用していくと凄く遊びやすいよ。

  • ナビ機能はカットしたバージョンでも遊べる。慣れたらリアルに近いこちらで腕試ししよう。

 GBA版については、どうせなら拡張も遊べるようにならないでしょうか。期待していますw