マジで気まぐれ更新以外の何者でもないボードゲームレビュー。
今回は前回の「村の人生:酒場」に続いての拡張セット、「十二季節の魔法使い:魅ノ国」のレビューです。
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↑なぜかAmazonだと画像が反映できなかったので楽天版。
- 本編「十二季節の魔法使い」については、以前のボードゲームレビューをご参照ください。
- 「十二季節の魔法使いレビュー」 →http://d.hatena.ne.jp/kaz20001/20121216/1355662217
さて、この「十二季節の魔法使い:魅ノ国」の基本セットとの大きな違いといえるのが「エンチャントカード」と「特殊能力トークン」の二つです。
「エンチャントカード」は、簡単に言うと新しいルールを追加するカードで、ゲーム開始前に1枚を選んで場に出し、以後は全員がそのカードの条件に従って行動する必要があります。
効果はわりとピンキリですが、上記「絡みつく根」(効果:1ターンにパワーカードを1枚までしか召喚できない)のように根本的な戦略に大きく影響するカードもあり、このカードの存在がゲームプレイを大きく左右することは間違いありません。
↑特殊能力トークン。ゲーム開始時に1個選択し、ゲーム中任意のタイミングで使用できる。
「特殊能力トークン」は、基本セットの「ボーナストラック」の能力のようにゲーム中一回使用できる特殊能力。ゲーム開始前に各プレイヤーごとに1個ずつ選択し、ボーナストラックと同じ要領で使用できます。
- トークンの内容は公開されているので、相手の行動の読みあいが熱くなります。
もちろん、この手の拡張セットのお約束として、多数の新カードも追加されています。
↑新カード。かなり面白いカードも。
- 新カードの中には、相手の魔力トークンを奪うカードがあったり、ボーナストラックを1つ戻したりする効果があったりと基本セットになかった変わり種の効果を持つカードもある。
あと、この拡張から「スタートプレイヤートークン」が追加されたのも地味だが嬉しい追加w というか基本セットになんでなかったんだろうねコレw
↑スタートプレイヤートークン。謎のマークw
拡張としては優等生的というか、このゲームに拡張セットを追加するならこうだろうな、と想像通りの出来。非常に拡張らしい拡張といえます。
- 「エンチャントカード」は結構ゲーム性が変わるため、初めてのプレイ時は追加しないほうが無難かも。それ以外の要素はそこまでゲーム性が変わるわけでもないので、基本セットの通常プレイに混ぜて遊んでも良さそうです。