せっかくのGWだというのに財布を無くして愉快なサザエさん状態です。へこむわー。
- 3万円ぐらい現金入っていたのが痛い…。
まぁ、今回はそんな前置きとはまったく関係なしで読書感想回。今回もゲーム関連本です。
広告展開などがあったものの、販売中止となったファミコンソフトを集めた本。これ資料集めるの無茶苦茶大変そうだな…。
- 個人的にこの手の発売中止タイトルで思い出深いのは「少年魔術師インディ」。ゲームブック発という変わったタイトルで、原作のファンだったためにこれ結構楽しみにしてたんですよね。元々露出も多かったためかこの本でも2ページ取って紹介されている。サンプルロムが流出してた件は初めて知ったわ。
- あと名前だけは知名度がある「オフザーケン」。ファミマガで紹介されていた、既存RPGをパロった作品で(タイトルがおふざけですからね)、勇者はいないが力士や女子高生は要るというギャグ満載といった感じでこれも結構楽しみにしてたタイトル。キャラデザが矢野健太郎だったのは初めて知ったわw
- あと「ルーンマスター」も2ページ取り上げ。こいつは堀井雄二監修、脚本は宮本寛という当時の豪華スタッフを取り揃えたRPG。ファミ通とかでちょいちょい紹介されていて、けっこう面白そうな内容だったんですが、結局開発が長期化してSFC時代になってしまったためか販売中止に。これ今からでもどこかで日の目を見ないもんかね。
- 逆にタイトルすら聞いたことがなかった奴だと「ゲオポリティク島における国家興亡論」。なんだこれと思ったらこれボードゲームの「ディプロマシー」をモチーフとしたゲームなんですね。「フンタ」モチーフの「シャンカラ 陰謀の惑星」っぽい内容だったんでしょうか。ただ、CPU戦で盛り上がりにくいので販売中止になったのでは、という推測が本誌内で述べられていますが、まぁそりゃそうだよなw
- 途中からは広告された内容と実際に販売された内容が異なるゲームも紹介されています。「高橋名人のBUGってハニー」とかなんであんな内容(アクションゲームになぜかブロック崩しは入る)だったんだと思ってたら、元々別に開発してたゲームをくっつけたとか書いてあって30年目の納得w
- あと、本を買ったおまけについてきたチラシが「スーパーファミコン販売中止ゲーム図鑑」というネタのような内容なのが笑いを誘います。ちゃんと「ああっ女神さまっ」を中央に持ってくるセンスは素晴らしいw そうだよね、「いつ出るんですか」ネタと言ったら「妖怪変紀行」か「ああっ女神さまっ」かというぐらいの鉄板ネタだったもんね(一定以上のオッサンにしかわからないギャグ)。
↑ネタのようなチラシ。これを見て笑える人は相当特殊なオッサン。
タイトルから予想できたけど、ファミコン時代にゲーム雑誌を読み込んでいたような訓練されたオッサン向けの内容です。分かる人にはとっても刺さる(私とかな)。スーパーファミコン編も楽しみにしていますw