本日2021年3月21日はゲームボーイアドバンス発売20周年の記念日です。もう20年も前なのか…。
ということで久々に手持ちGBAゲームをレビューしていく編です。今回はレアなゲームとかではなく、むしろGBAのド定番ゲーム、任天堂販売のやつから3本レビューしていきます。
後々シリーズ化した「メイドインワリオ」シリーズの第一段。「プチゲーム」と呼ばれる、1つ5秒程度のミニマムなゲームを連続でこなしていくというミニゲーム集的内容。
大量のバカバカしいミニゲームをひたすら連続でプレイしていくという基本形は初代で完成しており、元が単純な内容だからか今遊んでも全然面白い。
- 基本的には1ボタン、または方向キーだけで成り立つプチゲームばかりで、操作そのものは単純ですが、「〇〇しろ」といった感じの指示から瞬時に判断していくことが難しくも楽しい
- キャラクターごとに登場するプチゲームごとに何となくの傾向があり、特に「ナインボルト」というキャラは任天堂の過去作がテーマ(ゲームだけでなくおもちゃ全般も含む)となっており、任天堂ファンはニヤりとすること請け合いです。
プチゲームとは別にミニゲームも豊富で、この「ドクターワリオ」なんてドクターマリオそのまんまのパロディ…というかほぼそのまま遊べる豪華な出来。
個人的に好きなミニゲームはこのスケボー。障害物をジャンプするかしゃがむかで交わしていくだけという単純なものですが、この単純さがむしろ楽しい。
通勤時の片手でも遊べます、というコンセプトの思考型パズルゲームで、開発は「パズル―プ」などのパズル系ゲームに定評があるミッチェル。
ルールは分かりやすく、白と黒のパネルを一筆書きでなぞってひっくり返し、一列を同じ色に揃えることでパネルを消し、すべてのパネルを消すことができればクリアというもの。
単純にひっくり返すだけでなく、稲妻マークの地点を始端、終端とすることと、目標ステップ数以内にクリアすることで完全クリアとなるというものもあり、クリアだけなら案外簡単でも、これを目指すと一気に難易度が跳ね上がります。
↑これは完全目標達成したところ。
ステージ数も全365ステージあり、パズルゲームとしてはボリュームたっぷり。というか後半はガチで難しく、私はこのゲームを全クリアできていませんw
とはいえゲーム内容はパズルということもあってか今でも全然面白いので、Switchあたりに移植されても面白そうですね。
●役満アドバンス
任天堂がゲーム黎明期から発売しているジャンルに「麻雀ゲーム」があります。この「役満」は、任天堂が出している麻雀牌「役満」の名をとったゲームで、このアドバンスは3作目(初代がゲームボーイ、2作目はファミコン版)。
ゲームとしては非常にフラットでオーソドックスな4人打ち麻雀ゲーム。細かいルール調整とかはなく、赤牌入りや東風戦などはありません(まぁ、このゲーム発売時期だとあまり一般的ではなかったので)。
フリー対戦ほかCPUキャラクターとのランク対戦、他にGBAらしくカートリッジ4本でのプレイヤー対戦の他に、1本でも対戦できるシステムがある。
- もっともこれレトロフリークだからプレイヤー対戦はできないですが。
そういう意味では普通の麻雀ゲームという役満アドバンスですが、得点計算が非常に丁寧であり、特に符計算の詳細を表示できるのはマジで初心者に優しい。こういう細かい配慮が任天堂らしいですね。
ということでGBAの任天堂製ド定番ソフトのレビューでした。やっぱりこういうド定番ソフトはいつ遊んでも面白いですね。そのうちド定番編2回目もやろう。
- なお、これ以外にも「コロコロパズル ハッピィパネッチュ」もレビューしたかったのですが、このソフト、ゲームボーイアドバンスを「傾けて」遊ぶタイトルのためかレトロフリークだと全く動かなかったw
↑レトロフリークだと遊べないw