勢いで初めて3回目のレトロゲームレビューGB編。今回はゲームボーイ初期のころに出た4本からレビュー。
シンプルイズベストな「出てくる敵をなぎ倒していく」だけのシューティングゲーム。ゲーム内容は本当にそれだけで特筆すべきものはないんですが、極めて珍しい「任天堂」の2Dシューティングゲームということで記憶に残る。しかもプロデューサーは横井軍平だし。
おそらくゲームボーイ初期ということでいろいろなソフトのバリエージョンを増やすといった目的で作られたと推測されますが、ゲームバランスはかなり丁寧に調整されており、テンポよく遊べる。何より音楽はかなり良い。この辺はさすがの任天堂製といったところでしょう。
正直音楽を聴くためだけにたまに遊びたくなる一本です。こそっとスマブラに音楽を追加してくれないかなと期待しているw
珍しいモトクロスバイクをテーマとしたゲーム。ただ同じくモトクロスがテーマの任天堂「エキサイトバイク」と比べると、レースゲームというよりは制限時間内にコースを駆け巡るアクションゲームに近い内容。
何よりの特徴がそのコースで、大量のジャンプ台は当たり前、↑のスクショのようにぐるっと一周回るループなどの物理的に無理があるであろうコースも平然と出て来る。この無茶苦茶なコースをタイミングよくニトロダッシュを使って駆け抜けていくのが本当に爽快!
難易度はかなり高いですが、練習するほどに上達を実感できるバランスでアツいゲーム。今のところこのタイプの後継作はないので今でも唯一無二の面白さを持っています。相当出回ったのかかなり安く手に入りますし、ゲームボーイ初心者の方にもおすすめですよw
●ファニーフィールド
私が知る限り、SNK唯一のゲームボーイでリリースされたソフト。システムとしては「クインティ」と「オセロ」を足したような感じのアクションゲーム。
足元のパネルをひっくり返すと色が変わり、すべてのパネルの色を変えるとステージクリアとなる。この時、同じ色で挟むと、オセロのように間のパネルもすべてめくることができるのでこれを駆使して一気に色を変えたり、敵を気絶させたりしながら攻略していくことになります。
- あと、画面内のブロックは動かせるようになっており、これで敵をつぶすこともできる。これで倒すとアイテムを落とすので積極的に狙うべし。
システムはかなりシンプルですが、それだけになかなか熱中度が高い。後半面は敵も手ごわく制限時間もかなり厳しいので攻略しがいもある。難点はコンテニューの回数が厳しいことですが、レトロフリークならばセーブ可能なのでいくらでもやり直しがきくので遊びやすいぞw
●ロックンチェイス
今は亡きデータイーストから発売されたドットイートアクション。実は今から10年以上前の当ブログで一度ちらっと触れたことがあったりします。これ書く前まで完全に忘れていたw
画面内の金貨をすべて回収すれば面クリアというドットイートの基本に加え、敵の動きを止められるシャッターの開閉やステージごとに特徴的なギミックなどもあり、シンプルなルールでありながらメリハリあるゲーム性。音楽も個性的(ちゃんと面ごとに違う)で、SEも軽快で耳に残る(特にシャッターで敵を閉じ込めたときの音がスゲェ良い)と、ゲームボーイ初期のゲームとしては今遊んでも全然面白い。
表面を全て攻略すると、それまでに登場したギミックが複合される裏面が始まるためやりごたえも抜群。
今なら3DSにVC版があるので、遊ぶならそちらがオススメでしょうか。