「Nintendo eShop」(イーショップ)で買えるオススメゲーム ~VC編(2)~

 eShop終了がもう10日に迫った今日この頃。最後の機会までに紹介しておきたいゲームが多すぎて困る…。

 というわけで今回はバーチャルコンソール系ソフト2回目の紹介です。今回も3DSで遊べるGBソフト。

 

スーパーマリオランド

 GBのロンチソフトにしてキングオブゲーム、王道中の王道であるマリオのアクションゲームという当たり前すぎる内容のため、今更触れなくとも良いかな?とも思いましたが、あえて取り上げます。

 

 内容はそのまんま2Dマリオのアクションゲーム。キャラクターは小さいものの、軽快なアクション、ノリノリな音楽などは健在。それでいて、異色の雰囲気(エジプトだったりイースター島だったり中国だったりをモチーフとしたステージ構成)や、シューティング面の存在など、他のシリーズ作にはない独特のプレイ感がある一作。

  • 特に音楽が良いので、これを聞くために今でもたまに遊びたくなります。個人的にはシューティングステージのノリノリ具合が一番好き。

 一周30分もあればクリアできるし、手軽に遊べるアクションゲームとしてオススメ。今遊んでも全然面白い名作ですね。

 

 

Kid Icarus: Of Myths and Monsters

 見慣れないタイトルなので分かりづらいですが、任天堂のアクションゲーム「パルテナの鏡」の続編で、日本では販売されず海外専用だったのですが、VC版として販売されています。なかなかレアな一本ですね。

  • 一応、メッセージは全編英語ですが、特にそれで詰まるほどでもないかと。

 

 初代との違いは一方向スクロールタイプではなく任意スクロールで若干のルート探索要素があることや、落下死するポイントが無い(確認した範囲では)ところなど。鬼畜難易度だった初代と比べると普通の難易度になっていて、かなり遊びやすくなっています。

  • いや、あれは初代の難易度がおかしいだけかも…。

 探索系としてはメトロイドのように複雑でもなく、割と普通のアクションゲーム。3DSスマブラで一躍知名度が上がったピットの原点的なタイトルとして遊んでみるのも悪くないかも。

  • しかし、なぜこの内容で海外でしか販売されなかったんでしょう。日本だとあまり人気が無かったのかなパルテナ

 

バイオニックコマンドー

 カプコンの2Dアクションゲーム。かつてFCで発売された「ヒットラーの復活」の内容をGB移植したような内容で、基本的なストーリーラインは同じ。ただ軍事アクションものだった「ヒットラーの復活」と比較してSFチックな内容となっています。

 

 特徴的なのがジャンプが無いこと。代わりにワイヤーでぶら下がるアクションがあり、これを使って上の段に飛び乗ったりします。このアクションの使い方が攻略のキモとなります。

  • なかなか癖が強いですが、慣れてくると足場のない場所を連続ジャンプで飛び移るなど、縦横無尽に移動可能になるのがなかなか楽しい。

 多重スクロールする背景に結構ヌルヌル動くアクションなどグラフィックもGBとしてはかなり良く出来ている。元のFC版はかなりの名作ですが、こいつも負けず劣らずの良リメイク作。

  • というかこの内容で新リメイクとか出してくれないかな。XBOXで出ていた3Dの奴じゃなく2Dのアクションで。

 

 

女神転生ラストバイブル

 女神転生シリーズの外伝作である、「ラストバイブル」シリーズ作の2作目。個人的にはシリーズの中でこれを一番遊んだということで思い入れがあるのでこいつを紹介。

  • GBのⅠ、Ⅱは3DSで、ⅢはWiiUのVCで遊べます。またこれの続編(実質Ⅳ)はSwitchで出ているので、ナンバリングシリーズは大体任天堂機で遊べたりします(あとはGG版が移植されれば…)

 仲魔を勧誘して合体したりする流れは本家女神転生シリーズと同じ。

 元の女神転生シリーズは現代的な世界観ですが、ラストバイブルは完全なファンタジー世界観。GBということで子供向けっぽく作られているんですが、それでもかなり殺伐かつ陰鬱な雰囲気漂うところはアトラスらしいですねw

  • そういえばGB版では対戦もできたんですがVC版だとできません。そこは残念。
  • VCには本シリーズをさらに子供向け路線にしたような「デビルチルドレン」シリーズもあります。今遊ぶならそちらの方が遊びやすいかな(通信できないけど…)。

 

カエルの為に鐘は鳴る

 任天堂の隠れた名作。コミカルな演出やストーリーが光るRPGアドベンチャー

 

 この文字が2倍にデカくなる演出好きw

 

 攫われたティラミス姫を助けるため冒険を繰り広げるという王道的設定ながら、「ゲーム開始時点で1000万のお金を持っている」「それを使って買収を働く」といったぶっ飛んだ展開、「埋蔵金を掘っているコピーライター」といったギリギリなパロディなどが満載で、とにかくコミカルな展開が目白押し。

  • マップの移動はゼルダシリーズっぽく画面切り替え式ですが、バトルはアクション的な要素は一切なく、オートバトルで常に一定の結果となる、レベルアップといった概念が無い(アイテムを獲得することでHPや攻撃力が上がる)など、独特のシステムとなっています。
  • 他にもストーリーが進むとアイテムを使うことでカエルやヘビといった姿に変身できるようになり、この特性を使って謎解きをする必要があるなどパズル的要素もあります。
  • 本作の楽曲は「とたけけ」こと戸高一生が手掛けており、多分一番聞くことにになるフィールド曲なんかはこのゲームを象徴する名曲。たまに音楽が聴きたくて再プレイしたくなりますね。

 

 大体、1週10時間かからない具合の小粒ながら、ぎゅっと魅力が詰まった一作。任天堂の作としては知名度が今一つな本作ですが、マジでこの世界観とかBGMとか大好きなので、ぜひSwitchでリメイク作とか出してほしいですね。

 なお個人的にこのゲームで一番好きなシーン。何を「同じ」と言っているかは本編をプレイしてみてください。いや、「同じ」じゃないんだよw