Switchでいろいろダウンロードソフトを遊んでみた(7)

 この連休中、スマホゲーとあつ森をひたすらループしてプレイする生活でしたが、なんか別のゲームもちょっと遊びたくなったのでいくつかe-ショップで適当なゲームを選んでみた。

 ということで今回のダウンロードソフトレビューはホラーっぽいゲーム編。

 

ゾンビーズマンション

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 すっさまじいZ級ホラーな雰囲気を醸し出していたのでジャンルも分からないのに思わず買ってしまった一品。まぁセールで300円だったし。

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 ゲーム内容としてはアクションパズルゲームが一番近いでしょうか。ゾンビが徘徊する建物で、エレベーターを操作し、生還者たちを救出していくというものになります。

  プレイヤーはエレベーター内視点と監視カメラ視点を切り替えつつ、生還者が待機している階までエレベーターを移動させ、出口のある階へと運んでいく。どこに生還者がいるかは監視カメラ視点でないとわからず、エレベーターを動かすにはエレベーター内視点に切り替える必要があり、プレイ中は必死に切り替えながらひたすら移動しまくることになる。

 やれることはそれだけで単純な内容だが、結構のめり込める。エレベーターは当然乗れる人数に限りがあるため適当なことろで出口へと移動しないといけなかったり、生還者によってはゾンビの攻撃に耐えられる回数に違いがあるため的確なトリアージが必要だったりと、プレイ中は結構必死に考える必要があり、アクションパズルとしてかなり良く出来ている。

  • 生還者が待機しているものの周りにはゾンビがいないためちょっと待たせていたら、物陰から急にゾンビが飛び出してきていきなりピンチ、といったゾンビ映画にありがちなシチュエーションもあり、このあたりの雰囲気もかなり良く出来ている。
  • グラフィックはぶっちゃけチープなのだが(生還者の使いまわし具合とか)、それがまたゾンビものという内容には不思議とマッチしています。

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 最終的な生還者数で評価が決まり、クリアするだけなら簡単ですが、Sランク(全員生還)はかなりきっちりパターン化しなければならず、結構歯ごたえがあります。特に最終面となる7面は無茶苦茶ハード。

 正直あまり期待していなかったこともありますが思った以上に面白く、値段以上に遊べます。これかなり良く出来たパズルゲームだよ。

  • 不満点は特にないですが、あえて言えばボリューム少な目(全7面)ということでしょうか。ただ一発ネタゲーみたいなところがあるし、この内容でボリュームが多くても飽きるような気がしますのでこれぐらいでちょうどいいのかも。安いしw

 

●Tokyo Dark -Remembrance-

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 東京を舞台とした(一部東京ではない)伝奇ホラーアドベンチャーゲーム

  • これ発売レーベルは「UNTIES」というところなんですが、実はSMEソニーミュージックエンターテイメント)下のゲームレーベル。ちょいちょいSwitchにも作品を出していますが、やっぱ不思議な感じがするw

 主人公の「伊藤絢美」刑事は、行方不明になったバディ兼恋人である「田中一樹」刑事を探して捜査を行っていくうち、謎の少女に超常現象、狂気的な世界に巻き込まれてゆく…といういかにもなストーリー。今だとセール期間中で50%OFFの900円で購入できる。

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 アドベンチャーパートでは横スクロールマップで手掛かりを探していく。分かる人には「夕闇通り探検隊」みたいなやつ、で分かるかもしれない。

 操作を行っていく東京の町は結構特徴をとらえており、雰囲気は良く出来ている。秋葉原のうさん臭さとか、新宿裏通りの薄暗さなどは特に良い感じ。

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 主人公には4つのステータスがあり、例えば恐怖演出に遭遇するとSANITY(正気度)が下がったり、捜査時に暴力をふるうことでPROFESSIONALISM(職業倫理)が下がったりする。このステータスは行動によって変化し、その値によっては取れる選択肢が変化したりします。

 特に一週目はセーブが一か所しかできず、実質やり直しできないためこのステータス変化はかなり緊張感があります。

  • まぁ、本番は二週目からだし、途中はともかく最終的には正気度と職業倫理以外はエンディングはそんなに影響しないので実はあまり気にしなくても良いんですが。

 主人公はとある事件の後遺症により精神を病んでおり、結構情緒不安定気味。刑事としては度胸もあるし優秀なんですが、選択次第では平気で銃をぶっ放すし、暴力にも訴えるかなりヤバイ奴になることも。

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 でも何か食べるときに限ってやたらあざと可愛くなるw なぜかこういう時だけ一枚絵が挟まるし。飯のシーンと猫のシーンに限ってやたら登場するのは製作者の趣味なんでしょうかw

 そして登場するキャラクターは、ちょい役に至るまで非常に癖が強い奴ばかりで印象に残るやつばかり。いちいち反応が面白かったりするため、無駄に話し込んでみたり、無駄にいろいろな選択を試してみたくなります。

  • 個人的に秋葉原に登場したキャラクターはどいつもこいつも印象深い。温厚そうなのにいきなりわけわからんことでキレるネコ喫茶のお姉さんとかはかなりツボ。

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 大体1プレイは2~3時間程度。エンディングは11種類もあるため意外とボリュームがあり、ストーリーも、ホラーな演出や伝奇物らしい不気味な雰囲気、切ない余韻を残すエンディングと、大変満足な出来。こういうゲームに求めるものがキッチリ入っている点は高評価。

 純粋なアドベンチャーゲームをプレイするのは割と久々ですが、ストーリーに引き込まれて最後までプレイできました。これだけクオリティの高い日本伝奇ホラーが海外制作者の手によるものというのが驚きます。

 

 難点は、「アドベンチャーパート」が操作しづらい点。なんかこの点は割と最後まで苦労させられます。多分元がPC版でマウス操作だったためじゃないかと。

  • マップ上のポイントを操作する際には、まずAボタンでポイントを選択できる状態にし、LRで切り替えて調べるのですが、これが微妙に反応が悪く、主人公より上のポイントを確認するとき地味に苦労したりします。これ凄いイライラするよ。
  • また一度見たテキストやムービーは飛ばせるのですが、これがなぜか飛ばせたり飛ばせなかったりする(多分ステータスで細かく分岐しているため?)ため非常に使いづらい。エンディングを回収しようと思うとこの仕様が微妙に足を引っ張ります。
  • アドベンチャーゲームとしては「バックログがない」ことも気になります。テキストを飛ばすと読み返せないため、スキップをためらう場面も多いよ。ここはさすがに何とかならなかったのか。

 というわけで、セール価格で購入したなら、かなり当たりの部類のゲームだと思います。操作感は慣れがいりますが、ストーリーは無茶面白いのでオススメですね。