NPCのデッキをメタってみる(1)

 怒涛の5日連続遊戯王更新です。

 さて、結構長々とプレイしてきたタッグフォース6ですが、とうとうカードの取得率が頭打ちになりました。最後のパックはレベル50で解放されますが、こちらはまだ当分先の話。というわけでこれまでずっと放置してきたアニメ関連キャラD1のNPC攻略に乗り出すことにしました。

 このゲームではアニメ原作キャラであるD1、D2のデュエリストをクリアしてくことで、彼らに対応した特別なカードが貰えるのですが、各々個別のストーリーのため微妙に攻略が面倒だったのですでに250時間プレイしているのに、いまだクリア0という状態でした。

 というわけで今回は、そんなD1キャラクターのうち、私が苦手とするデッキの使い手である「十六夜アキ」対策となるデッキを作ってみました。

 このゲーム、NPCのAIに微妙な問題があるのか、複雑なコンボなどを必要とするデッキを使いこなせずに自滅するパターンが結構あります。逆に、単純で力で殴ってくる、といったビートダウン系デッキの場合、AIの思考と噛み合うのかデッキレベル以上の強さを感じるキャラもいます。ジャックとか典型ですね。あいつのレベルは見た目と一致しなさ過ぎw
 そして、十六夜アキは「植物族」系のデッキを使うのですが、「ローンファイア・ブロッサム」から「ギガ・プラント」に繋げ、後はひたすら蘇生と殴るを繰り返してきます。このコンボはかなり決まりやすく、1ターン目から攻撃力2400の「ギガ・プラント」が並び、倒しても倒しても蘇生しまくってくるという対策なしでは非常に厄介な相手です。

  • 植物族限定のミラーフォースとなる「棘の壁」やコントロール奪取の「薔薇の刻印」もかなり厄介ですね。蘇生役である「ギガ・プラント」を倒しても「増草剤」から復活させられてしまう点も対戦する上では対策必須でしょう。

 そこで、対策をてんこ盛りにしたこんなデッキを作ってみました。


◆対十六夜アキ 異次元デッキ

  • 魔法(13枚)
    • グランドクロス:2枚
    • サイクロン:2枚
    • 地砕き:2枚
    • 次元の裂け目:2枚
    • 団結の力:1枚
    • 封印の黄金櫃:1枚
    • ライトニング・ボルテックス:2枚
  • 罠(9枚)
    • 次元幽閉:3枚
    • 聖なるバリア ミラーフォース:1枚
    • 奈落の落とし穴:2枚
    • マクロコスモス:3枚

 いわゆる「次元帝」と呼ばれるタイプのデッキですね。「マクロコスコス」を使い、相手の墓地利用を阻害し、かつこちらは「異次元の偵察機」「異次元の帰還者」を使い、リリース要員を確保しつつ帝を使っていく、コントロール要素の強いデッキです。
 今回は「マクロコスモス」が来なかったときの代用となる「次元の裂け目」も投入し、それ以外でも「次元幽閉」「奈落の落とし穴」「異次元の女戦士」「邪帝ガイウス」といった除外除去をメインとした内容となっています。

  • 十六夜アキの植物族デッキは「ローンファイア・ブロッサム」のサーチと「ギガ・プラント」での蘇生を使いまわす構成となっているため、徹底して墓地対策を行い、こいつらを除外できればかなり優位に立てます。「増草剤」による蘇生の防止と「薔薇の刻印」のコストである墓地からの除外を防ぐことも出来るため、とことんメイン戦術をつぶすことを目指したデッキ内容となっています。
  • 除外から復活するモンスターとして効果が被る「異次元の偵察機」と「異次元の帰還者」の両方を使用していますが、どちらかといえばリリース要員としてはどこからでも除外から復活できる「異次元の偵察機」が本命で、「異次元の帰還者」はオマケ的な役割で使うほうが安定するでしょう。「終末の騎士」と「速攻の黒い忍者」はそのサポート役として非常に優秀ですね。
    • ただ、こいつが戻ってくるのは攻撃表示なので、相手のターンにダメージが素通りしやすいのが難点でしょうか。 

 メインから十六夜アキ対策に終始しているため、対戦成績は結構良いです。というか「マクロコスコス」か「次元の裂け目」がとても刺さるため、この2枚のうちどっちかがくればかなり有利に戦えます。NPCは墓地利用系デッキを使うことも多いため、一部のキャラ攻略にも再利用できそうですね。

  • 改良案としては「グランドクロス」は正直もてあますことも多いので抜いても良いかな。あと、攻撃力の最高値が2400なので「ギガ・プラント」とガチンコの殴り合いになると不利になるため、2400を超える攻撃力のモンスターとかも入れておいた方が安定するかも。