怒涛の3日連続遊戯王更新です。多分、ポケモン新作が出るまではずっとプレイし続けている事でしょうw
さて、今回も「パッと見使えそうで、使いづらい」といったカードを使ったデッキ構築を目指してみました。今日のカードはこちら。
マスター・オブ・OZ<融合モンスター>
レベル9攻4200/守3700 「ビッグ・コアラ」+「デス・カンガルー」
融合モンスターとしては非常に高い攻撃力とユルい融合条件を兼ね備えた優秀なモンスター……に見えるのですがこの二体の融合素材のうち「ビック・コアラ」はレベル7の通常モンスターで場に出しにくく、デス・カンガルーはレベル4ですが効果が微妙すぎと、意外と組み合わせて使うのが難しいです。出すことさえできれば強いのですが、基本バニラなのでそこまで過信も出来ませんし。
というわけで今回はこのマスター・オブ・OZを活かすことを考えてこういうデッキを作ってみました。
◆オーストラリア獣デッキ
- モンスター(19枚)
- コアラッコ:3枚
- ラッコアラ:3枚
- 沼地の魔神王:3枚
- 融合呪印生物-地:3枚
- E・HEROプリズマー:3枚
- デス・カンガルー:1枚
- ビック・コアラ:3枚
- 魔法(16枚)
- 罠(5枚)
- 正統なる血統:2枚
- リビングデッドの呼び声:1枚
- 神の警告:2枚
- エクストラデッキ(8枚)
- マスター・オブ・OZ:3枚
- コアラッコアラ:3枚
- シャインエルフ:2枚
せっかくなのでコアラ系のカードを集めた融合主体デッキにしてみました。デッキ名がオーストラリア獣のわりにはあんまり関係ない奴もいっぱい入っていますがw
とにかく「ビック・コアラ」をどうにか墓地に落として蘇生、適宜融合を使い「マスター・オブ・OZ」を呼び出していくことを目指します。もう一体の「コアラッコアラ」も攻撃力2800と結構高く、獣モンスターを手札から落とすことで相手モンスターを破壊する効果持ち。こちらの融合元である「コアラッコ」「ラッコアラ」ともにレベル2と低いものの効果は優秀で、状況次第ではこちらを呼び出していくのも有効。
- ありがたいのが、「マスター・オブ・OZ」と「コアラッコアラ」ともども地属性のため「融合呪印生物-地」を使って融合が可能なこと。「ビック・コアラ」は通常モンスターなこともあり蘇生は容易なので「融合呪印生物-地」があればあっさり「マスター・オブ・OZ」を呼び出せます。「沼地の魔神王」と「E・HEROプリズマー」融合黄金コンビと合わせて、このデッキの陰の主役ですね。
- そしてもう一つのキーカードが「エアーズロック・サンライズ」。これタッグフォース6では現実にあるカードと効果が違っているゲームオリジナル版で、「手札をすべて捨て、墓地の獣族を1枚蘇生する」という効果になっています。現実と違い手札をすべて捨てるというデメリットはあるものの、場合によっては「ビック・コアラ」を落としつつ蘇生という動きが可能なので状況次第ではかなり強いカードです。
- 一度場に出した「マスター・オブ・OZ」の蘇生も可能ですし、手札を捨てるデメリットもあらかじめ場に伏せて置くなどで軽減可能なのでこのデッキであれば十分実用的でしょう。ただ「融合呪印生物-地」からの召喚だと蘇生制限が満たせない事だけは注意かな。
- 完全に趣味で入れたのが「野性解放」。防御力分攻撃力を上げられるこのカードを使えば「ビック・コアラ」なら4700、「マスター・オブ・OZ」であれば7900まで上昇します。ターン終了時に自壊する効果も大量の蘇生手段でカバーできるため、ゴリ押しが基本のこのデッキの切り札になってくれるでしょう。
これまで作ってきたオリジナルデッキの中では意外と勝率が高いです。単純に「ビック・コアラ」「マスター・オブ・OZ」が強いこともありますが、蘇生手段が豊富なので単純な除去なら割とゴリ押しで突破できます。ゴリ押し万歳w
- 改善案を上げるならもう少しバウンス対策を積むのが良さそうかも。墓地に落ちない事には蘇生はできないし、融合主体だとどうしてもバウンスに弱いんですよね。「トリシューラ」対策として「神の警告」を積んでみましたが、魔法・罠対策もあった方が良いかも。