「真・女神転生4FINAL」ファーストインプレッション

 実は発売日には購入していたのですが、2月中の忙しさに忙殺されたためずっと手を付けていなかった真・女神転生シリーズ最新作。
 とりあえずこの3連休中、延々プレイしていました。やっぱりメガテンシリーズは面白いわw

  • よくよく考えたら、この前にレビューしたゲームも「幻影異聞録#FE」だった。メガテンシリーズから離れられないのか…

 今現在大体プレイ時間17時間ほど。シェーシャー撃破後の「天羽々斬剣」入手クエストをクリアしたあたり。体感的には多分1/3ぐらい進んだところだと思う。

  • ゲームシステムはほぼ真4と同じで、前作をプレイ済みならスムーズに遊べます。悪魔合体は相変わらず面白く、ストーリーそっちのけで合体させ続けているのでなかなか進みません。
  • 戦闘面で大きな違いは「パートナー」というNPCが戦闘参加してくれるようになったことでしょう。状況に応じて回復や攻撃をしてくれるのでかなり助かる存在に。
    • パートナーの中で面白いのがナバール。前作譲りのヘタレっぷりだが、こちらをカジャ系の魔法で補助してくれるほか、道をふさぐ障害物を取り除いたりと前作の不遇っぷり(ある意味おいしい立ち位置でしたが)が嘘のような優遇っぷりです。ストーリー上のメインヒロイン役であるアサヒ以上に本作のヒロインだよw
  • 難易度的には前作よりちょっと高い印象。特に序盤の事故が多く、攻撃を外すことで攻撃イニシアティブが相手に移るシステムなのに妙に外す確率が高いのが辛い。中盤以降は全体の殲滅率が高まり、一度ぐらい回避されただけでは何とかなりますが、先制されると一瞬でボコボコにされるバランスなのは相変わらずなので戦力が増しても全然油断できません。
    • 攻撃スキルだけでなく「バインドボイス」や「パンデミアブーム」の状態異常系でも弱点を突けばプレスターンが増加するので、これをうまく駆使していくとダメージをだいぶ抑えられます。これ前作からこうだったっけ?(前作では全然この辺の状態異常使ってなかった)
    • ただ、難易度上昇に伴ってか戦闘敗北時のコンテニューがゲームコインなしで出来ます。これは正直ありがたいです。無いとキツ過ぎるでしょうけど。
  • あと前作もそうですが、収入にとにかく乏しく常に金欠が付きまといます。このせいで装備の更新がなかなか難しく、悪魔全書の使用もふくめて常に金策を強いられます。DLCでマッカを入手できるクエストを購入できますが、正直これだけは購入した方がいいかも。快適さが段違いです。
  • そして肝心のストーリーですが、今作は真4END後の東京スタートということでかなり退廃的で殺伐とした雰囲気と、ボロボロとキャラクターが死んでいくという、いつものメガテンらしさ全開です。タイトル通り真4の続編というよりは完結編という趣で、真1に対する真2のような感じ。
    • 前作主人公のフリンが救世主として人々からあがめられていたり、ヨナタンワルターがそれぞれメルカバー、ルシファーとして登場したり(大分変わり果てた性格となっていますが)と、ストーリー的にはニュートラルENDに近いパラレルといった感じ。そこにロウ、カオス勢力とは異なる多神教の神々を中心とした多神教連合が絡むといった感じで、神側に善人が誰一人としていない(あえて言えば中立のダヌー)というメガテンらしさ全開な展開が堪りませんw

 今のところかなり面白い。雰囲気的には前作より好きかな。