ということで、「ライザのアトリエ2」週末に大体10時間ぐらいプレイしたので初見感想などを。
↑ストーリー進行度に応じてキャラが変わるスタート画面。
舞台は前作から3年後。ライザが島から出て王都にて新たな冒険に挑む、というもの。
閉鎖的な田舎だった前作から打って変わって大都市が舞台になったせいか、全体的に明るい雰囲気に満ちていますね。田舎の若者たちの青春ものだった前作から、より純粋な冒険ものにシフトしたみたいな感じ。
お、ここはニンテンドーダイレクトの予告で見た場所だw
基本路線は前作と同じ。マップのいろいろな場所を冒険しながら素材を拾い、錬金してストーリー攻略に必要なアイテムを作っていくという流れ。
探索要素として前作になかったギミックが加わり、立体的なマップ探索が可能となりました。
↑ツタのぼり。尻。
↑這いずって移動。胸。
まぁ、この立体的な要素が加わったおかげで、マップは二次元なのに探索は三次元となっていて、正しいルートが分かりづらくなってしまったところもありますが…。まぁ、普通のRPGでもよくあるよくあるw
戦闘システムは基本的には前作を踏襲しつつ、AP回収がパーティメンバーの攻撃でも行われるようになったためより溜めやすくなった。リアルタイムであることを活かして他のメンバーの攻撃を待ってAPを溜め、スキルで連続攻撃といった攻防ができるようになった。
- ただ、前作だとスイングを当てて戦闘に入るとAP10の状態から始まったが、今回はタクティカルレベルが上がった状態から始まる。初っ端にスキルが使えなくなったが、スイングを当てミスした場合でも致命的ではなくなった感があり、この辺は一長一短。
- また前作にあったキャラの位置といった要素がなくなっており、移動コマンドが使えなくなった。これ自体は問題ないのだが、自由に振り向くことができないため、視界外の敵の攻撃を防御することが難しい(というか無理)。この点はもう少し何とかしてほしかったな…。
↑タオ君デカくなったね…。
なお、このゲーム始まって2つ目のダンジョン途中ぐらいまで(プレイ開始から8時間ぐらい)はずっとタオとの二人旅なので意外と火力が足りず、序盤はちょっと戦闘がしんどい。前作は序盤に3人パーティになったのに、今作だと結構苦労した印象。
- パトリツィアが加入した後は3人パーティになって安定するんだけど。逆に3人パーティだった状態から、一気に二人が加わって5人パーティになるのは結構早かったり。
錬金術要素は大体前作と同じ。かなり細かい品質管理が要せられるところも前作と同じ。消耗品が量産しづらい点はさすがにもうちょっと解消してほしかったなw
レシピの入手はSPを使ってスキルツリーを伸ばしていく形に変更。SPは依頼を受ければガンガン伸びるのでサクサク入手できる。設定的には前作の知識を思い出しているという形何だろうか?
- レシピ本入手しなくともよくなったので自由な方向に伸ばしやすくなったものの、一応ストーリー進行による頭打ちはあるので
- とりあえず「レシピ変化」のスキルはなるべく序盤に取っておくのが吉。これがないと装備品を満足に作れないw
個人的に驚いたのが、前作の名有りモブみたいなキャラだった「ロミィ」が続編出演したほかに声ありになっていたこと。相変わらず年齢不詳な見た目だが、声のせいで余計に年齢が分からんことにw
- なおこの人は前作にあったゴールドコイン取引を行ってくれるほか、素材を適当に納品すると、町で売られている素材のレベルを引き上げてくれる。このため、大して金にならない素材もとりあえず集めて置いて納品するという使い道が出てきた。多分一番取引する商人はこの人だろうw
新キャラだとこの農場の人ことカサンドラがお気に入り。この人なんでサロペットのフックが片方外れた状態で仕事してるんでしょう? あざといなw
というわけで、前作に比べて基本路線はそのままにいろいろ細かいシステムをいじってきた感じ。相変わらず期限とかに追われない、割とのんびりしたRPGとして楽しめます。