- 出版社/メーカー: GOLD SIEBER
- メディア: Board Game
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↑ボード初期。どうしてお前はそんなところにと言わんばかりの小島からスタート。
ちっさい小島の中にいる人コマ(こいつがペドロ)を、各人がカードを使って動かしていく。海に落ちるか、ピラニア(上の写真の赤い魚っぽやつ)にぶつかるか、ボードから落ちたらミスとなる、という割とシンプルなルール。
↑プレイヤーに配られるペドロ移動カードと石(本物)。
まず、ゲーム開始時、各プレイヤーには12枚の移動カードと、4つの石が配られる(本物の石)。
- カードにはボードの方向と進むマス数が描かれている(1〜3マス)。
- そのほか、カードを残していた場合の次ラウンド石補充の数も書かれている。1マス進むカードなんかだと大きく動かない分安全だが、その分手元に残していた場合の石補充数が多い。3マスだと逆に石補充数が少ない。次ラウンド以降の展開も見据えたプレイが必要となる。
↑移動カード。「太陽」とか「滝」のマークが進む方向。矢印が歩数。
で、全員カードを選択したら一斉に公開し、スタートプレイヤーから順にペドロを移動させていく。
このとき、陸地以外の場所に移動しようとしたら(水に落ちそうになったら)、手持ちの石を使っていかなければならない。
↑移動中。石を使って水を渡る。
で、石でもカバーしきれず水に落ちたり、ピラニアコマにぶつかるか、ボードの外にまで移動してしまったプレイヤーはミスとなり、ボード上の任意のピラニアコマを一つ受け取る。
各プレイヤーは残った手札に書かれている分の石を補充し、スタートプレイヤーを移動して次のラウンド…を繰り返していき、二つのピラニアコマを受け取ったプレイヤーの負けとなる(負け決めルール)。
シンプルなルールだが、うまく立ち回るには相手の思考を読む必要がある。安全にいくか、他プレイヤーを嵌めるために強気に出るか。その読みあいが大変熱いです。読みあいが的中して、華麗に罠を回避できたときはかなり盛り上がります。
↑華麗に回避したペドロさん。水面、ボード端、ピラニアをうまくかわしています。
ボードやカードイラスト、コマなんかも見やすくシンプルで、石コマは本物の石を使っているなどコンポーネントもなかなかです。ただ持ち運ぶ際は、その石コマの重さが邪魔になりますが…。
結構短時間で勝負がつくので、ちょっとした時間の合間にもプレイできるお手軽なゲームとして結構オススメです。