なぜかいまさら「デッドフォックス」

 えー、自分でもなんでかわかりませんが、今なぜかファミコンが個人的ブーム状態。
 とくにカプコンの「デッドフォックス」が凄いお気に入りで、連日攻略中なのですよ。


↑カセットには書いていないのですが、サブタイトル込の正式タイトルは「人間兵器 デッドフォックス」。ものすごく日曜洋画劇場っぽいB級アクション映画のようですw

 で、肝心のゲーム内容ですが、銃弾が残弾制、ジャンプアクションの見た目やどんでん返しのドアの向こうにアイテムや人質といった要素がもう完璧に、ナムコの名作アクション「ローリングサンダー」のコンパチゲーだったりします。
 ただし、ジャンプ中に軌道変化できたり銃が打てたりとアクション性は大幅に増加しており、基本プレイしていて操作性でストレスが溜まるようなことはなく、アクションに没頭できます。
 ストーリーや演出的にも、スタイリッシュなスパイアクションといった趣だったローリングサンダーに比べ*1、南米の麻薬組織に殴り込み、というものすごい日曜洋画劇場臭漂うB級アクション映画のノリで、ステージクリア時に入る一枚絵の演出がいちいち笑えます。
 
↑ステージクリア時の一枚絵。なんというかすごくB級アクションですw
 そういう意味で、今現在プレイしていても十分、楽しめる完成度の高いアクションゲームですね。

 ゲームの内容としては、スタート時に難易度が選択でき、イージーモードでプレイすればそこまで激烈な難しくはありません。アクションゲームですがパスワードでの途中復活にも対応していて(3面毎ですが、コンテニュー回数も復活します)、この時代のゲームとしてはかなり有情な難易度でしょう。

  • とはいえ、特定の面はやはりイージーでもかなり難しいところがある。3面後半の鳥と銃を撃つベレー兵の挟み撃ちといった鬼畜さや、5面後半の一発死する酸の雨あたりは、ゲーム中盤までの難関の一つ。特に3面はクリアするとコンテニュー用のパスワードが見れるためか、きっちりパターンをつかんでいかないと難しい。逆に言えばパターンさえつかんでしまえばクリアは十分可能なレベル。
    • 3面後半のパターンのコツとして、ジャングルから飛び掛かってくる兵隊(マスクかぶってるやつ)は、後ろに回られると厄介だが、出現ポイント近辺でゆっくり進むと主人公の目の前にジャンプで現れるので、後ろに回られることなく撃ち落とせる。また、後ろから高速で飛び込んでくる鳥はジャンプでかわすと別の鳥が高速でやって来てやられるパターンがある。面倒でも後ろを向いて撃ち落としたほうがいい。

 しかし、イージーでプレイしているのですが5面後半の酸の雨地点が鬼畜過ぎて先に進めない…。
 まだまだクリアは当分先っぽいです。

*1:敵組織はなんだかガッチャマンのギャラクターっぽくてまるでギャグでしたが