いやぁ、GamePassで一気にゲームライフ変わりましたね。これまで家にいるときは別途に寝転がってSwitchだったのが、ちゃんと椅子に座ってXBOXプレイするように。我が家のゲーミングチェアがちゃんとゲーミング活動に使われるようにw
というわけで本日のGamePassで遊べる一本から「Teenage Mutant Ninja Turtles :Shredder's Revenge」をレビュー。あの忍者タートルズのベルトスクロールアクションです。
- 懐かしいな忍者タートルズ。1987年版アニメと実写版1。あとコナミのゲーム版ぐらいしか知らないにわかファンですが、それで全然問題なかったので皆も安心してプレイしようw
- Switch版でも出ていますが、GamePass対象なので喜び勇んでダウンロード。こういうミドルプライス系のゲームに手が出やすくなるのがGamePassのいいところ。
取り合えずストーリーモードをクリアまでプレイしましたのでそこまでのレビューを(マルチでのプレイはできていないのでシングルプレイのみの感想)。あと若干のネタバレも含みます。
タイトル画面。グラフィックが非常に良い感じ。
ゲームを起動すると、ちゃんとOPアニメであの主題歌も流れる。このアニメすんごくヌルヌル動くうえに質感が昔のセルアニメっぽさ全開で、旧アニメ時代のファンとしては嬉しい。
ゲーム開始時にキャラクターを選択。タートルズのゲームでは棒術によるリーチが期待できるドナテロを使うというのが昔からの鉄板。
- 速さとかパワーという項目もありますが、今のところキャラに寄ってそんなに大きな差は感じないので、特に理由が無ければリーチ長めなレオナルドかドナテロを使うのが良さそう。
- なお初期メンバーとしてスプリンター先生とエイプリルもプレイアブルとなっている。先制はともかくエイプリルはミュータントと殴り合えちゃダメじゃないかなw
ゲームそのものは非常にオーソドックスなベルトスクロールアクション。フット団の並みいる敵たちをなぎ倒し、ステージ最後のボスを倒す、という非常に分かりやすい構成。コナミのアーケード版を現代風にリメイクしたような感じですね。
- 前や後ろにローリング回避が出来たり、それに合わせて攻撃することでスライディングが出来たりする。これとダッシュの存在により前後にはかなり素早く移動できますが縦方向への移動手段が弱いため、良くあるベルスクのように軸ずらしではなく回避技で回避していくスタイルとなる。
- ちょっと面白いのが「挑発」で、使うとちょっと硬直がありますが、これにより必殺技のストックを溜めることができるため、道中敵に囲まれたらガンガン必殺技を使いまくりましょう。実際、後半ステージだと必殺なしでは厳しい局面も多いし。
- 上記の必殺技実質使い放題により、ゲームそのものの難易度はそこまで高くない。ちょうど体力が減ってきたところで回復のピザが置かれているし、バランスは非常に良好。
ボスキャラクターはお馴染みのメンバーたち。1面がビーバッブで2面がロックステディというアニメお馴染みメンバーなのは、いつものゲーム版のお約束を踏襲していますね。
高速スクロール面もあり。この手のゲームの高速スクロール面は大体が難しいんですが(バトルトードとかは難しいを通り越して鬼畜だった)、本作でもかなり難度高いです。飛んでくる敵に軸合わせがしづらいし、回復アイテムのピザも取り逃しやすいし。
各ステージへはマップで移動でき、一度クリアしたステージも再度遊べる。このゲームではキャラクターごとにレベル制となっており、レベルアップに伴って体力が増えたり必殺ストックが増えたりと段々パワーアップしていくので、何度かやり直してレベルを上げることで進めやすくなります。
- 逆にこれのせいで新しいキャラで始めるのが難しいところもあります。まぁ、存分にやり込んでねということなんでしょうけど。
ちゃんとテクノドローム面もあるよ。やっぱタートルズのゲームにはテクノドローム面が無いとね。
ボスとして登場するラットキング。こいつにスプリンター先生で挑んだらどうなるんだろう…(未確認)。
多分全ボス中最強キャラといっていいバクスター。こいつ空を飛ばれていると攻撃さっぱり当たらんねん。
かなり何ステージも引っ張って登場するクランゲ。アニメの「サワキちゃん」呼びの印象が強すぎる。
タイトルにもなっているシュレッダー。とはいえこのノーマル版はそんなに強くもない。
最終ステージは自由の女神を乗っ取ったクランゲと、パワーアップして蘇ってきたスーパーシュレッダーとの連戦バトル。うむ、タイトル通りシュレッダーがリベンジしてきましたねw
というわけでストーリーモードクリア。このエンディングめっちゃ劇場版っぽさあります。
ベルスクとしては軽快な操作性、レベルが高いグラフィック、そこまで高すぎない難易度(イージであればコンテニュー無しでも十分クリア可能)、多少ごちゃごちゃ敵に囲まれても必殺技連打で切り抜けやすいため爽快感も高いと、スキのない出来。なぜか忍者タートルズはキャラゲーのわりに名作が多い印象があるタイトル(コナミ版が割と良作ぞろいだったせいかな)ですが、こいつもその一本としてカウントされてよい傑作。
あえて難点を上げるならば、ベルスクとしてはクリアまでかなり長いこと。ボスキャラが多く登場してくれるのは嬉しいところではあるんですが、全16ステージもあり、かつ1ステージ7~8分ぐらいのところが多いため、前ステージ通してクリアまでに2時間以上かかった。
合間合間でセーブ中断できるとはいえ、思った以上にボリュームあり過ぎたw これ多分全キャラクターでクリアする的な実績とかあるんだろうなと思うとさすがに怖気づく。
- まぁ1ステージずつプレイできるし、マルチモードでプレイすればまた違うかも。
ミドルプライスと少々お高いですが(版権ゲーとしては妥当か)、完成度は非常に高く、このお値段でも全然アリですね。GamePassだとお得感が凄いw