ポケットモンスター ホワイトの旅(14)

 長かった旅もいよいよ最後。残すところはポケモンリーグプラズマ団との決着のみ。

 短い10番道路。ここでチェレンとおそらく最後のバトルに突入。

 けっこうギリギリでチェレン撃破。

 そのチェレンの激励を受け、いざチャンピオンロードへ。
 今回のチャンピオンロードは上へ上へと上っていく洞窟。途中、崖を降りたりしながら進む箇所があり、結構構造がややこしめだが長さはさほどでもない。

  • かいりきなみのりが出来るポケモンがいると割と楽に進めたりショートカットできるようになる(いなくても行ける)。一匹連れていくといいかも。
  • 崖を降りたところでアイテムが回収できる箇所が何カ所かあるが、一度上に登り切ってポケモンリーグにたどり着いてから降りる事をオススメする。
  • 正解のルートからちょっと外れた道にドクターがいるので見逃さないように。それほど長くはないが、トレーナー達が皆手強いため、結構何度もお世話になると思う。

 チャンピオンロードでいくばくかレベル上げ。せめて全員50は越えるべきと判断して、メンバーを厳選。その結果最終決戦に挑むメンバーはこの5匹に決定。

  • エンブオー LV52
  • 最初からずっとパーティメンバーの主力として戦ってきた我らがチャーシュ。正直ヒートスタンプは他の技でも良かったかもしれないが、それでも結構バランス良く揃っている。攻撃とHPが高めの主力アタッカー。
  • ワルビアル LV51
  • あく・じめんタイプでこうげき・すばやさの高さが光る。対エスパー・ゴーストでの主力。ただ以外とぼうぎょやとくぼうが低かったりするので過信できないが。
  • ツンベアー LV54
  • ソウリュウシティジムで大活躍したクマ。こうげきが高いが、すばやさはそれほど高くないのがネック。ぼうぎょはそこそこあるのが救い。
  • トビマル LV51
  • すばやさ以外はそれほど高くなく、なぜここまで残ったのか一番分からないポケモンw かくとうタイプにはこいつのアクロバット以外有効な攻撃手段がないという結構絶望的な状態なのがまた悲しさを誘う。しかもそのアクロバットのせいでアイテムが持てないし。多分一番死ぬんじゃないかなw

 おそらくは四天王にいると思われる「かくとう」タイプ対策がほぼ無いうえ、逆に弱点となるポケモンが二体いるという結構絶望的な構成だが、まぁ何とか押し切れるだろうと判断。
 ショップでありったけの回復アイテムを買い込んで、いざ四天王戦。
 今回の四天王はコレまでと違い、好きな順番で戦いを挑む事が出来るという形式(一度入ると戻れないのは同じ)。ただそもそも初回では誰がどこにいるかもわからんので左端から順に挑んでいく事に。

 最初に挑むのは、四天王のシキミ。魔女のような格好で、趣味なのか本業なのか小説を書いているらしく、その一文を前口上としてしゃべってくる変な人。まぁ、変じゃない四天王の方が珍しいのかも知れないが・・・

  • 使用してくるタイプはゴースト。なお、四天王は全員LVが同じで、使用してくるポケモンも全員四体。
    • 使用してくるポケモンで気をつけるべきは「デスカーン」。これ以外の三体はゴースト属性以外も持っているため弱点を突きやすいがこいつはゴーストしか属性がない上、防御性能がかなり高くなかなかダメージを与えられない。おにびも使ってくるのでダメージも与えにくいとうっとうしい事この上なし。
    • 最もゴーストを得意としているワルビアルが、うっかりみず・ゴーストタイプと弱点を突かれるブルンゲルに倒されるという波乱もあったが、何とか勝利をもぎ取る。

 つづいて挑むは、四天王のギーマ。なんというか個性的というよりキザきわまりない変な男。

  • 使用してくるタイプはあく。正直、対戦前の演出でタイプが分かりにくくちょっと困った。
    • 注意すべきはこちらも使用しているワルビアル。じしんを持っているため、うっかりあくに強いかくとうタイプということでエンブオーを出すと瞬殺される(というかされた)。じめんタイプでもあるのでみず技を使って攻めるべきだろう。
    • 一番LVが高いキリキザンもその攻撃力こそ侮れないのだが、タイプがあく・はがねの為、かくとう技でほぼ一撃KO可能。
    • 途中エンブオーが倒されたりもしたが、エモンガを犠牲にしつつ体制を立て直しなんとか勝利。

 三番目は四天王カトレア・・・ってバトルフロンティアにいたカトレアお嬢様じゃないか。コクランから独り立ちして四天王になってたのか。

  • 使用してくるタイプはエスパー。前作までのバトルフロンティアで戦わなかったわけがちらっと分かるのは旧作からのファンには嬉しい。
    • 正直、四天王戦では一番楽に戦える相手。あくタイプのポケモンがいれば大体勝てることと、それほど目立ったポケモンを使ってこないので。
    • ほぼワルビアル一人で圧勝。

 四番目は四天王レンブ。なんというか現実にもいそうな黒人格闘家といった趣の男。すげぇ格好良い。

  • 使用してくるタイプはかくとう。アデクの弟子でもあるらしい。そういえばちらっとチェレンとの話で出てきたような気がする。
    • こちらが使用するポケモンのタイプ故に最も苦戦した。ある程度は覚悟していたが、技の構成がこちらをいじめ抜くために考えられているとしか思えないw
    • ナゲキ、ダゲキローブシンの三体ともストーンエッジを持ち、コジョンドいわなだれを持つという完璧な飛行殺し。そのためこちらのエモンガは何度も倒されては蘇るを繰り返すハメに。エスパーさえいれば・・・(でも今回エスパーあんまり強いのいないんだよなぁ)。ただ意外とどのポケモンも防御はそこまで高くないため、こちらの攻撃が命中さえすれば一撃必殺も可能なんだが。
    • 苦戦に次ぐ苦戦を強いられたが、3体倒されつつもギリギリの勝利。多分一番危ない戦いだった。

 これで四天王撃破。残るはチャンピオン戦のみ。
 だが、チャンピオンであるアデクのもとにたどり着くと、彼はNとの直接対決の前に敗北していた。ある程度予想はしていたが残念だ(この世界では貴重なまともな大人だったのに・・・)。
 そしてポケモンリーグを囲むように地面からせり上がってくるNの城! どうやってそんなモノを作ってたんだw
どうやらその城の中で、プラズマ団との最終決戦となるようだ。後からやってきたチェレンアデクを任せ(ちゃんと四天王を突破してきたのが素晴らしい)、いざNの城へ!