「ポケットモンスタースカーレット」パルデア地方の旅(10)

 連続更新で迎える「ポケットモンスタースカーレット」パルデア地方の旅10回目。

 今回はいよいよ大詰めとなるポケモンリーグ戦。最終戦まで一気に突き進みます。

 

 面接を乗り越え、ポケモンリーグのバトル場へ。なんというかここ普通のビルの通路なんですが…。リーグといえばやたら演出過剰な感じのところがほとんどだっただけに、この飾り気のなさは逆にすごいw

 

 ポケモンリーグ四天王戦。最初の一人はチリ。君がいきなり一番手かよ。というか、さっきまで面接していたのに先回りしたんでしょうか。

 

 というわけで四天王一番手のチリと勝負。じめんタイプの使い手でLVは57~58ぐらい。

 

 じめん統一なので弱点も結構似たり寄ったり何ですが、ナマズンでみず弱点をつぶし、そこでくさタイプを出すとバクーダに刈られるという中々厄介な構成。

 

 切り札はドオー。チリは「隆起せえ」と勇ましいことを言ってきますが、特性:ちょすいでガードを固めたうえで、どくどく→まもるコンボを繰り出してくるなどかなりエゲツない。

 

 

 チリを倒したらそのまま次の四天王ポピーがやってくる。場所を移さず、倒した四天王が次の四天王を呼び出すというのも斬新な展開。というかマジで今回のリーグは演出地味だなw

 

 四天王の二番手ポピーと勝負。使ってくるのははがねタイプ。なかなか渋いタイプ使ってくるな。LVも57~58ぐらいでチリと同じぐらい。

 

 ポピーの手持ちはすべてほのおタイプ弱点だが、ダイオウドウとドータクンがじしんを使ってくる等対策も持っているため油断は禁物。

  • ちょうどラウンドボーンは素早さで上を取れるうえでフレアソングでバフを積んでいけるのでポピー戦にはぴったり。

 

 テラスタル時のこのセリフがやたら可愛い。

 

 切り札はデカヌチャン。はがねテラスタルをここで始めて見たけど、斧が頭にぶっ刺さっているビジュアルはインパクト凄いなw

 

 四天王の三番手はまさかのアオキ。サラリーマンとジムリーダーの二足の草鞋だけじゃなく、四天王まで兼任はさすがに働き過ぎではないかなw

 

 四天王のアオキ戦。使ってくるタイプはひこうタイプで、LVは大体60ぐらい。再戦したらタイプが変わっているというのもかなり珍しいな。

 

 ノーマルタイプ使ってた頃の名残でムクホークを使ってくるのはちょっとニヤッとする。

 

 切り札はカラミンゴ。かくとう技をスカそうとラウドボーンを出したらじごくづきで狩られたりと、対策を読まれてしまったのが悔しいw

 

 そして最後の四天王となるハッサク登場。声が小さいと叱られるアキオさんが何だか哀愁漂ってます。こいつストレス抱えるタイプかと思いきや意外と図太い奴かもしれんw

 

 最後の四天王ハッサクとバトル。満を持してのドラゴンタイプ使いで、LVも60~61とかなり高い。

  • あと多分作中唯一のサウスポー。投球フォームが妙にかっこいい。というか今回のトレーナーはみんな投球フォームに個性があるな。

 

 どいつもこいつも強いんだけど、特にオノノクスが出て来るとめっちゃドキッとする。BW時代の強敵感が忘れられない。

  • 使ってくるポケモンはドラゴンタイプらしくこおり、フェアリー弱点が多い。今回は耐久力が高いデカヌチャンと素早さが早いモスノウがかなり活躍してくれた。

 四天王ではあるものの、バトル中にこちらを鼓舞してくれるところなどは教師っぽさが感じられて中々好き。

 

 最後は今回から登場した新600族セグレイブとガチバトル。こおりタイプを持つドラゴンという意外と弱点が多いポケモンながら、初手ドラゴンにテラスタル化してきて弱点が大きく減る、とかなり厄介な相手。ただ、テラスタルすると本来耐性があったはずのこおりが弱点になるのはご愛敬w

 

 勝ったら勝ったで感動して泣くハッサク。元ネタが分かりやすいけど、今時の若い子は知らんぞw

 

 四天王を攻略して、最後にチャンピオンのオモダカと勝負。

 

 肩書がトップチャンピオンなのがカッコいいな。

 

 使ってくるポケモンはチャンピオンらしくタイプがバラバラ。というか構成の意図がよく分からないパーティとなっており、弱くはないし、むしろ強いんだけど何を考えてこのパーティを組んだのか…。

 

 あと、バトル中に笑顔で煽ってくるw 結構いい性格してますねこの人…。

 

 切り札として使用してくるのは新ポケモンのキラフロル。普段は丸いのにテラスタルするとぶわっと咲くように広がるのが美しい。

  • こいつ自身はいわ/どくタイプという意外といそうでいなかったタイプですが、いわタイプなのにそこそこ早くて特攻型というこれまた珍しいポケモン。ただいわテラスタルしてくる関係上、意外と弱点が多いので付け入るスキは大きい。
  • あと特性が倒されたときにどくびしを撒くという「どくげしょう」というかなりの強特性なんですが、それを切り札として出してどうする。こいつは最初に出してくるべきだったろw

 

 チャンピオンに勝ったら勝ったでまた泣き出すハッサク先生はいい奴だ。

 

 そして、チャンピオンロードの最後の最後にネモと対戦。この「ライバルになってください」はちょっとジンと来るな。これまでの奇行はライバル不在ゆえの寂しさだったのかな…いや、気のせいだなw

 

 このコブラみたいなアングルからバトルが始まる展開に痺れる。

 

 というわけで最後のネモ戦。LVは大体65~66ぐらいと歴代でもトップクラスのLVの高さ。

  • 前作のチャンピオン・ダンデもかなり強かったけど、それよりもちょっと高い。
  • 幸いなのが個体値高めのポケモンが少ないこと。ダンデは全員個体値500以上という逝かれた強さのパーティでしたが、こっちは500未満もそれなりにいて、対処し易さの面ではまだマシかな。

 

 厳しいのが初手に登場するルガルガンステルスロックを撒いてくること。うっかりモスノウに交代したらHP半分持って行かれたりしてビビった。そりゃ4倍弱点だもんねw

 仕方ないので交代少な目で何とかカバーしていきたいが、チャンピオンらしく使用タイプがバラバラなので交代なしでカバーするのは中々難しい。

  • かくとう弱点の奴が多いが、それを突こうと何も考えずにかくとうタイプを出すと、ミミズズのじしんやノココッチのドリルライナーで狩られるので要注意。
  • あとヌメルゴンはヒスイヌメルゴンと違ってはがねタイプを持たない純ドラゴンなので気を付けよう。というかだいぶ戸惑ったw いや、本来はこっちのはずなんだけど、ポケモンレジェンドでの強敵の印象が強すぎたので…。

 

 最後は初期ポケモン同士で決着をつける。

  • このマスカーニャはラウドボーン対策なのかシャドークローを覚えていたりしますが、まぁ一発ならなんとか耐えられるので、返しのフレアソングで燃やし尽くしましょう。テラスタルすれば確実です。

 

 バトルに勝利すると、ライバルとしての主人公の強さに喜びつつ、さらにバトルを挑んでくるあたりは流石の戦闘狂w 

 

 このバトルジャンキーっぷりにはクラベル校長やオモダカさんもお手上げ。とまぁ、良い感じにオチが付いたところでチャンピオンロード完結。なんというかネモらしい終わり方だったw

 ともあれ、これにて表シナリオの3ルート攻略完了。次回からはいよいよ最終編攻略となります。ついに終わりが見えて来たぜ。