ポケットモンスター ホワイトの旅(15)

 いよいよ一週目の最終決戦。

Nの城はむやみに広いが、基本的には一本道。ポケモンリーグにも自由に戻れるため、回復やメンバーチェンジにも困らないのはありがたい。

  • 途中、Nの私室とおぼしき部屋へと入るところがあるが、青年の部屋とは思えない子供のような遊び道具に満ちた場所なのが不気味さを感じさせる。なんというか、ゆがんだ育てられ方をした結果、子供のまま大きくなってしまったのだろうか?
  • 平和の女神、愛の女神を名乗る二人の女性からNの生い立ちについて詳しく聞ける。いわく、ゲーチスがわざと傷ついたり人に裏切られたポケモン達とばかり接するようにして育ててきたらしく、ポケモン解放を望むあの言動はどうやらそこから来ているらしい。それは洗脳では・・・。さすが任天堂、子供向けのゲームでも容赦しないな。

先に進んでいったところで、七賢者のうちゲーチスを除く六人が登場。主人公に襲いかかろうとした時、やってきたのは各ジムのジムリーダー達!
「ここはまかせて先へ行け」とばかりに七賢者達と戦い始める。

  • 七賢者達が現れ「こいつらと戦わなけりゃいかんのか・・・」と一瞬げんなりした直後だけに凄い痺れた展開だった。まるで少年漫画のような展開だ。
  • どうでもいいが、この最も盛り上がるシーンでサンヨウシティジムの三人がハブられているのがw だれか連絡してやれよ。

ジムリーダー達に後を任せ、Nの城最上階へ。
そこでは、Nがレシラムと共に主人公を待ち受けていた。レシラムの咆吼に反応するようにダークストーンが輝きだし、ゼクロムが姿を現す。

  • Nとの前哨戦として、対ゼクロム戦。ここでゼクロムを捕まえない限りは先へ進まない(倒しても復活する)。さいわい、捕まえるのは簡単である程度弱らせればハイパーボールで普通に捕まる。
  • しねんのずつき」「クロスサンダー」あたりをよく使ってくるので、どちらも無力化できるワルビアルあたりが戦いやすい。こいつにドラゴンクローを覚えさせれば弱点も突けるしね。
  • どうでもいいがレシラムの尻尾からジェット噴射をしたり、ゼクロムの尻尾がタービンになっていて電撃を生み出したりと、もはやポケモンと言うよりもロボットか何かのようだ。超格好いいけどw

無事、ゼクロムを捕獲。いよいよNとの最後の対決が始まる。

  • Nのと対戦前に一度回復してくれるが、隊列変更などは出来ない。五体でここまで来た場合ゼクロムが先頭になったが、六体で来た場合はどうなるんだろう?
  • Nが使用してくるポケモンは全部で六体。まずレシラムがいきなり登場するが、ゼクロムで戦えばそれなりに楽。はかいこうせんの威力は侮れないが、HPさえ全開近くを保っていれば一発は耐えられる。
  • そのほかアーケオスゾロアークあたりが強敵。この二体は火力が高めでヘタにHPを残すと一撃で逆転され兼ねない。なるべく速攻で倒したい。
  • かいふくのくすりは大体四回ぐらい使ってくる。頑丈持ちのアーケオスあたりで無駄に消費させれば後々楽に。
  • バイバニラギギギアルはまぁ問題ないw ほのおポケモンがいればまず瞬殺できる。
  • アーケオスとレシラムを除き、かくとうタイプの技に弱いので最終メンバーに一人は入れておくと楽。

最後はゼクロムを倒されてしまい結構ギリギリの勝負になったが、からくも勝利。そこに大団円の雰囲気を破りゲーチス登場。
自らの野望が打ち砕かれたゲーチスは、敗れたNに対し「それでも我が息子か」とののしり始めます。
 ・・・あ、こいつら親子だったのか。そういえば髪の色とか同じですね。

ついに全ての黒幕であるゲーチスとの対決。これが正真正銘のラストバトル! 

  • 分かりにくいけど、Nとの対戦後、全回復されるので、連戦でも安心。ただし先頭は変更できない。

そして・・・あっさり全滅!!

・・・いや、どうするよコレ。全体的に強い事もさることながら、ゲーチスの切り札「サザンドラ」が洒落になってねぇぞ。
他のメンバーはまだ何とかなりそうだけど、コイツは早い、堅い、攻撃力高いと三拍子そろった強敵。こちらのポケモンがガンガン一撃で落とされていく様はもはや悪夢としか。
このまま再戦を挑んでもまた返り討ちに遭うため戦術を考える事に。とはいえ、今の手持ちのポケモンでは取れる戦術にも限りがある。これはもうゼクロムに頼るしかないと判断し、ある技を覚えさせる。コレで駄目ならLV上げ直すしか手はない。

というわけで再度挑戦。律儀にもゲーチスは待っていてくれましたw

  • ゲーチスの手持ちは六体。どいつもこいつも対処しにくいやっかいな奴ばかり。さすがはラスボスと言ったところか。
  • 切り札は先ほど述べた「サザンドラ」。だがコイツ以外のメンバーも決して油断できない奴ばかり。バッファロン、ガマゲロゲはじしんがやっかい、シビルドンは仮にも電気ポケモンのくせにかえんほうしゃまで持ち、キリキザンは特性:まけんきのせいでうっかり能力値を下げられるとえらい事になる。
    • 幸い、ガマゲロゲ以外はこちらのポケモンで弱点をつけるので、そこをうまく突いていけば勝機が見いだせる。

 二度目の対戦では、サザンドラが二体目にいきなり登場。だがこちらにも秘策あり!
 まずゼクロムを出し、覚えさせた必殺「ドラゴンクロー」を食らわす! 弱点を突いてなんとか一撃でHpを半分減らした。その後の返しの一撃で大ダメージを受けてしまうが、そこでエモンガを倒される覚悟で送り出し、その間にゼクロムを回復させる作戦に。
 そしてここで奇跡発動。サザンドラに一撃でやられると思ったエモンガが、なんとHP2で耐えたのだ。
 このチャンス、逃しはしない! 即ゼクロムを回復させ、被害をエモンガ一体で食い止めるとそのままゼクロム再登場後の一撃でサザンドラを沈めた!!
 こうなれば後はこちらのモノ。油断することなく残りのメンバーを沈め、ついにゲーチス撃破!
 Nのことを「心のない化け物」と罵倒したゲーチスは、やってきたアデクに「貴様こそ心のない化け物だ」と叱責され、連れて行かれた。

後に残されたNは主人公に夢をつかめと言い残し、レシラムとともにどこかへと去っていきました。

  • Nは、いつかまた主人公と別の形で再会して欲しいところ。今までにないライバルキャラだっただけに、彼にも救いが欲しいと思うのだ。

 
 というわけで初回ストーリークリアしました。初回クリアまで約35時間。
 今回のポケモンはストーリーも割と重視されていたというか、後半は結構怒濤の展開でした。殿堂入りせずにストーリー終了したのもコレが始めてだな。
とはいえ、まだポケモンリーグは制覇していないし、ストーリーの伏線や訪れていない街まであり、これからもまだまだ楽しめそうだ。