最近プレイしたゲーム(4):ロボトリー

 2人用アブストラクトゲーム
 元々同人ゲームだった奴だが、これはAsmodeeから発売されたバージョン。

 ボード上に存在する3体のロボット(白、黒、赤の大駒)を自陣(ボード上の白、黒のラインが目安)により多く引き入れた方が勝ちとなるゲーム。


↑プレイ風景。

 すごくルールが単純明快で1プレイも短めだが、結構プレイ感がよく、あまりアブストラクトが好きではない私でも楽しくプレイできた(続けて何度かプレイしても疲れないところも良い)。

  • プレイヤーはお互い、白黒の「エネルギートークン」2個ずつを持ってプレイ開始。
  • 各プレイヤーの手番ごとに「ロボットを移動させる」「エネルギートークンを置く」「エネルギートークンの補充」のどれか一つをおこなうことができる。
  • ロボットを移動させるには、その移動経路にエネルギートークンを置く必要がある。移動時にはそのエネルギートークンを回収しつつ進むことになる。ただし、白のロボットを移動させるには白のエネルギーを、黒のロボットを移動させるには黒のエネルギーが必要となる(赤のロボットはどちらでも良い)。
    • 複数のトークンがある場合は、それらを一気に回収して進む事も出来る。
  • エネルギーは手番をパスする事で、任意のエネルギートークンを4つまで補充できる。
  • エネルギートークンの最後のひとつをどちらかが取った時点でゲーム終了。その時点で自軍内にあるロボットの数が多い方が勝者となる。

 ルールはこれだけ。実際にプレイしていると「いかに相手を移動させないか」や「赤のロボットによる妨害」が結構キーとなった。

  • たとえば、上記写真の例だと、黒、白のロボットの真上にそれぞれ白、黒のエネルギートークンが置かれているが、これは相手にそこにエネルギートークンを置かせないため(かつ移動できないようにするため)に配置している。
    • 仮に白、黒トークンの間にどちらかのトークンをおかれても、赤ロボットでそれらを回収してしまえば、相手側に移動することを防ぐ事が出来る、という案配だ。

 
 ゲーム会などでちょこっと時間が余った時などにプレイできるのがありがたい傑作。

  • あと、少しだけ要望をあげるなら、棋譜が取れるように各マスに番号とか欲しかったかもw このゲームはちょっと研究してみたい気がする。