ドラクエ9 プレイ感想(3)

 とりあえず本編クリア。最終的なレベルは以下の通り。

  • レンジャー LV33(剣スキル:100 オノスキル:60 とうこん:100)
  • パラディン LV41(ヤリスキル:100 はくあい:100)
  • 魔法戦士  LV33(棍スキル:100 しんこう心:40 フォース:22)
  • 僧侶    LV41(杖スキル:100 まほう:31 フォース:22)

今回はラストダンジョンがいつものドラクエらしからぬ長さで驚いた(割とドラクエのラストダンジョンは短いイメージがある。8に至ってはラストダンジョンなかったし)。

  • 中ボス3連戦はドラクエ2を彷彿とさせたが、強さが前とほとんど変わっていないため楽勝過ぎた。ゲルニック将軍に至ってはお供の「てっこうまじん」がいなくなっているため、むしろ前より弱いし・・・。
  • ラスボスは3連戦。意外とシンプルな外見だったがかなり強い。
    • 1戦目は楽勝。2戦目はルカナンボミオスの効果を持つ「闇の波動」がどれだけ飛んでくるかが勝負の分かれ目。実は2戦目はいてつく波動が飛んでこないので、スクルトピオリム、あとフバーハを適切に張っていれば案外あっさり勝てたりする。
    • 3戦目では、瞑想→笑うの後に必ずマダンテ→強制睡眠が飛んでくるのでこのパターンの際には防御してやり過ごすべし。
    • 勝負を決めたのはパラディンの必殺技「パラディンガード」。これを使うと全ての攻撃が無効になるので、たとえマダンテを撃たれても、におうだちでノーダメージに持っていける。コレがあると無いとでは大きく難易度が変わったであろうと思われる。
    • 攻撃は主にはやぶさの剣改を装備したレンジャーがすてみ→はやぶさ斬り(4回攻撃になる)の連打で行った。スーパーハイテンションまで持て良ければ一撃必殺さえ狙えるが、だいたいはその前にいてつく波動が飛んでくるのでテンション20〜50ぐらいで撃った方が効率が良いっぽい。

ともあれこれでクリア。最終的なプレイ時間は54時間。思ったよりも時間がかかったが、たぶんストーリーそのものを終わらせるだけなら40時間といったところだろう。クエストや錬金に時間を掛けまくったし。

今回の9をプレイしてまず思ったのは「これ3と7を融合させてよりプレイしやすくしたドラクエ」といった印象だった。
中盤の女神の果実集めのところはドラクエ3のオーブやドラクエ7の石版集めっぽかったが、ひとつひとつがそれほど長いイベントでもなく、それでいて印象に残るイベントが多かった。(ドラクエ3のオーブはイベントらしいイベントが無いことも多かったし、ドラクエ7はやっぱり長すぎた。)

  • うっかりダーマ神殿のイベントをスルーしてしまい、しばらく転職できなかったりしたけど。
  • 特にベクセリアのイベントは、「無慈悲な悪意」が叩きつけられるという意味でドラクエ7っぽかった。

ゲーム終盤あたりでのガナン帝国編からラストまでの盛り上がりも見事で、いくつか気になる点もあるけど(エンカウントの仕様など)、それらがあってなお、ドラクエらしさを発揮できた良作だと思う。

エンディング後もまだまだイベントやクエストが大量に発生するので、たぶんしばらくプレイし続けられそう。

  • 今回はドラクエでは珍しく、エンディング後のセーブした後は完全にストーリー後の状態となっているため、もう一度ラスボスに挑むことが出来なくなっている。その分、世界のいろんな街でイベントが起こったり、ストーリー後の状態が見れるので、一度回ってみると面白い。
    • ウォルロ村に立ち寄ったらニードが洗脳されていて笑った。だれだアレはw
    • クリア後はあるイベントをクリアするまで、サンディがいなくなる。うっとおしいように感じられたが、いざいなくなると寂しい。