Madsecta(マッドセクタ) 感想

先日、Wiiのアップデートで、ようやくSD起動が解禁され容量問題が解決されたため、早速WiiウェアなどをSDカードに落としてみた。
思った以上に読み込みが早く快適で、大容量のSDに対応したこともあって、今後しばらくは容量問題で悩まされなくてすみそうだ。

で、この機会にと思い、ハドソンのWiiウェア「Madsecta(マッドセクタ)」をダウンロードして、プレイしてみた。<公式>
http://www.hudson.co.jp/ww/madsecta/jpn/j/

ジャンルはFPS。発売はハドソンで開発はシェード
いや、これ1000円でこの質は対したもんだわ。
個人的にFPSはあまりプレイしないのだが(純粋にFPSだとレインボーシックス:ベガス以来か)、これは純粋に面白い。

洋物FPSでよく言われる「高度なAIで動く敵」などは存在しないが、とにかく数で押してきては、それらを連続で倒すことによりコンボボーナスとなり、得点が高まってゆくシステム。
FPSの「シューティング」部分に着目しスコアアタックをゲームの中心に持ってきている。
意外とFPSではこのスコアアタックという要素が無いので、大量に出てくる敵を撃ちまくるという、無双系にも似た独特のゲーム性に仕上がっていると思う。

WiiのリモコンデバイスFPSに向いていることもあるが、ヌンチャクを使って画面についた敵体液をふき取るとか、ビーム鞭を振るうとか、きちんとWiiのデバイスを生かした操作形態になっているのもプラス。

開発会社の株式会社シェードは、どちらかと言えば版権キャラゲー中心でやってきた印象があったが、正直これだけ面白いFPSが作れるとは思っても見なかった。

登場キャラクターがただの色違いだとか、マップの使いまわしがあるとか、細かいところを見ればいかにも低予算の苦労のあとが見えるがそこは仕方が無い。

これ、ボリュームやらグラフィックやらを増したフルプライスが欲しくなったぐらいである。
FPSファン意外でもぜひやっていただきたい一品。ただし虫が苦手な人はちょっときついかもシレン