Switch版「Re:CENTO」レビュー

 本日のゲームレビューは「Re:CENTO」(リ:チェント)。なんかセールで100円だったので何となく購入したが、なかなか悪くないゲームでした。

  • このソフトの発売元はハッピーミール。まさかの「マサラドライブ」に続けて二回連続の登場である。完全に偶然(全く知らないで購入した)だっただけにめちゃびっくりしたわw

 

 本作の元ネタは同名のカードゲーム「Re:CENTO」。学研から出ている奴で、何度かボドゲ売り場で見たことがあるやつですね。

↑ジャンル的には知育ゲームってことになるのかな?

 カードゲーム版の「Re:CENTO」には複数の遊ぶ方がありますが、本作はその中でも「100までの数ゲーム」ルールで遊ぶことができます。

  • 残念ながら「足し算・引き算」ルールや「掛け算・割り算」ルールは未搭載。

 

 ルールはシンプルで、まずプレイヤーは1~100までのカードを配り切ります。

 

 手番が来たら、隣(下家)のプレイヤーからカードを1枚引き、そのカードを見て、もう1枚を自分の手札から出します。

 そしてこの2枚のカードに対し、各プレイヤーは手札から「2枚の間の数」を出すことができ、このカードを引き取ります(最初の2枚は捨て札になる)。

 

 最終的に手札が無くなったら上がりとなり、その時点で「全員の手札に残った枚数」が得点となります。

  • 基本的に「自分の手番時はなるべくカードを出されない」ことを目的としていくため、引いたカードに対し、間が開かないカードを出していくことが基本戦略となります。
  • ここで面白いのが手札のカードの並べ方は必ず「順番に並ぶ」ということ。このため前回手札を出した位置などから、カードを引くときに「大体このあたり」といった推測が可能となっています。この予測がバチっとハマった時はめちゃめちゃ嬉しいぞ。
  • また、上りの時は場に残った枚数が得点となるため、ちまちま出してターンを経過させるよりも一発を狙ってカードをため込み、一気に押し付けたほうが稼げる場合もあるなど、対戦ゲームとしても結構駆け引き要素がある。
  • またゲームとしてはAボタンで動作の早回しが出来たり、今出せるカードを1ボタンで全部出せたりとシステム面は割と良く出来ています。プレイがめっちゃ快適。

 

 シンプルなルールながら、中々駆け引きがアツいカードゲーム。元価格も300円と安いですが、今だとセールで100円と破格のお値段で超お得。ミニゲーム感覚で遊べますよ。

  • 本作の残念なところは「CPU戦しかできないこと」。せっかくのカードゲームですが、対人戦がありません。こればかりは値段が安い奴だし、対戦機能までつけることは難しかったのかもしれないですが、この点だけは非常に残念。