ここのところコロナ問題でほとんどボドゲ会が開催されない情勢なわけですが、今日はひっさびさにリアルでボードゲーム遊べたので、なんか勢いでボードゲームレビューを更新するぞ。
今回のゲームはカードゲーム「アーティチョークなんて大キライ!」。インパクトがあるパッケージが特徴的です。
このむかつく面構えよ…。
テーマとしては、サラダに交じっている嫌いな野菜「アーティチョーク(チョウセンアザミ)」を、他の野菜カードの力を使ってすべて取り除くという感じのデッキ構築ゲーム。
- アーティチョークという野菜をそもそも知らないんですが…。海外だとメジャーなんでしょうか。
まずゲーム開始時に10枚のアーティチョークカードを受け取ります。こいつは何にも効果がないお邪魔カードで、こいつが最初のデッキとなります。
- むかつくことにコイツ1枚1枚表情が違うw 細かいところにこだわりやがって…。
手番が来たら、場に並んだサプライから野菜カードから1枚を獲得し、手札に入れる。
その後、手札の野菜カードの効果を好きなだけ使用することができる。この効果を使って、お邪魔なアーティチョークカードをデッキから取り除いていくのが基本的な目的。
- カードの中にはアーティチョークそのものをコストとしたり、特定枚数アーティチョークがあるときでないと使えないカードなどもある。これらのカードは序盤が強いけど、後半アーティチョークが減ってくると使いにくいバランスとなっている。
手番の最後に残った手札をすべて捨て、5枚になるまでデッキから補充。この時、「手札に1枚もアーティチョークが残っていない場合、勝利」となります。
- このルール上、理屈ではアーティチョークカードをまったく除去できなくとも、最低限5枚なんらかの野菜があれば一発勝利できる可能性がある、という点でなかなか優れた勝利条件となっています。
- 注意しないといけないのは「手札補充時にアーティチョークがない場合に勝利」である点。ターン中にアーティチョークを手札からすべて除くことじゃないので間違えない事。
凄い軽いプレイ感で、1プレイ15分程度ながら、案外ちゃんとデッキ構築としての戦略性があり、遊び終えた後の満足感は高い。かなり完成度が高いゲームじゃないでしょうか。
ルールの分かりやすさから、デッキ構築初心者とかにもオススメできる一品です。個人的には2人対戦とかがやりやすいんじゃないかな?
- 難点が、野菜カードが10種類(プロモ入れると+1種類)とそこそこあるのに、効果の文書欄が小さくて見づらいこと。老眼気味のオッサンには辛いw そんなに複雑な効果はないんだからここはアイコンで表示するとかしてくれればよかったのに。よりによってサマリーカードに効果一覧がないんですよね。まぁ、2~3回遊べば覚えられるとは思いますが。