最近なんとなしにスマホゲームを漁っている。無料でそこそこ遊べるゲームも多いので無駄にいろいろ手を広げてしまうなぁ。
今回プレイしたのはいわゆる「クリッカー」タイプのゲーム、その名も「ホームセンターでゾンビと戦うゲーム」（ZOMBIES VS DIYSTORE）。タイトルが分かりやすいけど長いよｗ
ゾンビといえばホームセンター。これはロメロの時代から刻まれた不文律ですが、このゲームはタイトル通り、ホームセンターを舞台に迫りくるゾンビをクリックして倒し続けるというそのまんまな内容だｗ
ルールは単純。ひたすら迫ってくるゾンビどもをクリックして倒す→倒してポイントを溜めたら、それでアイテムを購入していく。
これらのアイテムを装備することでクリック時の入手ポイントが増えていくので、またひたすらにクリックしてポイントを稼ぐ…を延々繰り返していくだけ。
アイテムにはそれぞれに解説文があるが、これがいちいちパロディ要素詰め込みまくりで笑えるｗ 「でかした！」じゃねぇよ、それ対吸血鬼兵器じゃねぇかｗ
- アイテムはバットとかバーナーとかゾンビ向けそうなものもあれば、ふとんとか時計やらどう考えても戦うのには向いていないものまで多数。本当に大量のネタが仕込んであるので、一つ一つ探してみるのも面白い。
また、作成したアイテムは組み合わせることで「コンボ武器」にすることもできる。
どんなアイテムを組み合わせるのかはちょっとしたヒントがあるため、一応推理しながら作っていくというゲーム的要素がある。まぁ、一部の武器以外は結構簡単ですが。
- コンボ武器は通常アイテムよりもゾンビ撃破効率が良いため、作れるようになったらとりあえず作るのが良い。
コンボ武器を作っていくとストーリーパートとなり、ホームセンターに立てこもる仲間が増えたりゾンビの秘密が分かったりする。ゾンビが徘徊する世界なのに妙に楽観的だったり異常にご都合主義なのでゾンビものらしい暗さは全く無縁だｗ
- ホームセンターに人が増えてくると、放置している間に敵を倒してくれる速度が上がっていく。文字通り人数倍に増えていくため、一気に数字がインフレしていくぞ。
- ストーリーのタイトルは全部映画パロになっている。
- レビューしてくださいという文書さえパロディ。こういうところは本当に抜かりないなｗ
ゲーム後半はインフレ率がなんかおかしいことになり、ゾンビを倒す速度も1クリックで数百億を超え、それに伴いアイテム価格も無茶苦茶上昇。最終武器の価格は4500兆にも及ぶ。
- 明らかにゾンビが地球人口を超えているが（作中でも突っ込まれている）、そこはちゃんと設定上フォローされているｗ いや、それにしたって秒間数百億のゾンビを蹴散らすこのホームセンターの人々はサイヤ人かなんかなのかって話ですがｗ
- クリッカーとしては非常によくあることだが、アイテムが揃ってくるとクリックしているよりも放置していた方がポイントが溜まる速度が速いため、最終的には放置ゲーになると思われる。
単純明快なクリッカーゲー（後半は放置ゲー）。ゾンビ主題なのに全然明るい雰囲気で、インターフェースやレスポンスも良い。無料ゲームにありがちな広告要素も少な目で、一応課金要素もあるが（ポイントが溜まる速度をUpできる）、正直やる必要は特に感じられないかな。
適当に放置しながらプレイしていけば１～２週間ほどでクリア可能だと思われるため、手軽なクリッカーゲームとしては非常に良く出来ている。
