2020年ボードゲーム始めはいつものプチ盤から。ということで2020年1月5日のプチ盤参加レポートです。
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ではこの日遊んだゲームなどを
●十人のクノイチ
- クノイチのカードを出しながら、場札を獲得していくバッティング系ゲーム。カードの性能差が激しいわりに、手札は2枚しかないため1度のバッティングがかなりデカく、ちと運要素が強い。何度か繰り返して遊ぶ感じかも。
●カルテル
- いつもお馴染みライナー・クニツィア先生謹製のゲーム。サイコロを振って、道々のマフィア構成員や賄賂を獲得していく。最終的にその色のマフィア幹部を誰かが獲得した場合、マフィア構成員の数が得点になるが、誰もマフィア幹部を獲得しなかった場合は賄賂が得点となる。
- 割とシンプルなタイル獲得ゲームだが、そこはさすがのクニツィア。どの色を得点化するかを考えなければならず、かつ自分だけが特定の色の構成員タイルばかり取っていると、他プレイヤーの妨害によりマフィア幹部を捕まえられずに得点化が難しくなる。うまく他プレイヤーの狙いに便乗して稼ぐ、あるいは色の切り捨てや賄賂タイルの獲得による得点を狙うなど、様々な点でジレンマを味わえる。
●薬草ひとついかがですか?
- いまや日本インディーズゲームのゲーム制作者としては名が通った「北条投了」氏制作のカードゲーム。
- 次々とやってくる客をさばいてお金を獲得していくが、客は細かいお金を払わないので手札からうまくお釣りを支払わなければならない。このカードハンドリングがキモとなるゲームで、アイディアは中々面白い。
- ただ、ルールが非常に独特で分かりづらい。特に客のカードを場に出していく下りが何だか直感的ではない感じ(ルールが間違っている?)
- 最序盤でお釣りが支払えなくなってしまうとまともな救済措置が薄いため、マジで何もできなくなる可能性がある(実際なった)。また税金や盗賊、オカといった名目でただお金が払わされるイベントがあるのもストレス。
●インカカタン
- 都市が衰退していくカタン。
- この日のプレイでは一つの数字に都市を集中させたところ、どの目が練罰で出てしまい、序盤は最下位だったのにあっという間に逆転勝ちできてしまった。こういう偏ったプレイで逆転が起きてしまうのもカタンにはよくあることw
●テレストレーション
- ご存知お絵かき連想ゲーム。この日も珍回答連発でしたw
●集中力ゲーム
- 磁石をくっつかないように場に配置していくゲーム。これ30年ぐらい前のゲームだと思うが、よくこれだけ状態が良いものが保存されていたものだw
●センチュリー:ニューワールド
- センチュリー三部作の最後を飾るゲーム。この日のプレイではこれ単体で遊んでみました。いずれ3部作全部入りで遊ぶw
- ゲームとしては非常に素直なワーカープレスメント。いつものセンチュリーをワーカープレスメントにしましたという感じで、面白いんだけど癖がない、良く出来過ぎたゲームでしたw このシリーズはどれも優等生すぎるなぁ。
●スカウト
- この日のダークホースとなったカードゲーム。秋ゲームマーケットの新作だが、カラフルかつおしゃれなデザインがインディーズとは思えないハイセンス。
- 大富豪のごとく場にカードを出していき、手札を使い切ることが目的。場に出ているカードより強い組み合わせを出せれば、場札を得点として獲得できる。
- 手札は最初に配られたのちは入れ替えできないというルールがキモで、連番やゾロ目で出すには手札の順番を揃えた状態で出さなければならない。普通では難しいが、場札から「スカウト」することで手札を任意の箇所に追加でき、これをうまく駆使して揃えることになる。
- 「支離滅裂」を洗練させたような印象のゲームで、1プレイは短かく、それでいて繰り返し遊びたくなる面白さ。これは秋ゲームマーケットの新作だとナンバー1の面白さかもしれない。