ちょっと前回から間が開いた遊戯王レガシー・オブ・ザ・デュエリスト(LotD)デッキ構築編。
今回は、古より伝わる1キルデッキ「ベンケイ1キル」をLotD環境で組んでみるとどうなるのかという実験を兼ねたデッキ構築です。
■ベンケイ1キル(2019年版)
<モンスター>9枚
- バトルフェーダー:3枚
- カードカー・D:3枚
- 重装武者ーベン・ケイ:3
<魔法>25枚
- ガーディアンの力:3枚
- 強欲で謙虚な壺:3枚
- 強欲で貪欲な壺:3枚
- サイコ・ブレイド:1枚
- スケープ・ゴート:2枚(準制限)
- 増援:1枚(制限)
- 団結の力:3枚
- ツインツイスター:2枚
- 成金ゴブリン:1枚(制限)
- 魔導師の力:3枚
- 流星の弓ーシール:3枚
<罠>6枚
- 威嚇する咆哮:3枚
- 和睦の使者:3枚
<エクストラ>10枚
- リンクリボー:2枚
- アンダークロックテイカー:1枚
- 小法師ヒダルマー:2枚
- ミセス・レディエント:1枚
- デコード・トーカー:1枚
- 電影の騎士ガイアセイバー:1枚
- トロイメア・ユニコーン:1枚
- 鎖龍蛇ースカルデット:1枚
デッキの骨子は単純極まりなく、装備すれば装備するだけ攻撃回数が増えるベン・ケイを強化しまくって殴るだけ。「キーカードが揃うまで徹底的に遅延させる」「揃ったらなるべく1ターンで決着させる」ことだけを目指し、強化、ドロー、遅延のためのカード山積みという分かりやすさ。
- お約束の「魔導師の力」「流星の弓ーシール」のほか、「バトルフェーダー」や「スケープ・ゴート」をATK上昇に使える「団結の力」、攻撃するたびATKがアップする&破壊耐性を持たせることができる「ガーディアンの力」がメインの装備魔法となります。これらを「重装武者ーベン・ケイ」に3枚程度付けることができれば速やかに殴り切って勝利できる(運次第では2枚でも可能か)。
- 「サイコ・ブレイド」はLP消費して、最大2000までATKを上昇させることができる。1ターン1度しか使えないので1枚刺しだが、事故って装備カードが足りない時などの保険に使えます。
- 案外難しいのが「強欲で貪欲な壺」。2枚ドローの代わりに10枚除外という効果のせいか、まれにベン・ケイが3枚とも除外されてしまう場合もあり。基本的にはベン・ケイを引いてから装備カードを追加で引く、という形で使いたいカードですが、強化カードだけは多いのでどうしようもない場合はフェーダーやカードカーで殴ります(案外それで勝ったりする)。
- エクストラは基本的に必要ないのですが、スケープ・ゴートから出せる奴を中心に、遅延や補助に役立つカードを搭載。バトルフェーダーからのリンクリボーによるさらなる遅延や、ヒダルマーによるバック除去など、1キル成立確率を高めてくれます。
遅延カード山盛りなので結構なターン数を粘ることができ、1キル達成率はそれなりに高い。とりわけベン・ケイが倒されると著しく勝ち手段が減るという弱点については「ガーディアンの力」によって結構フォローできるようになっており、ぐっと安定感が増しました。というかこれ、攻撃回数で強化されていくことといい、マジでベン・ケイのためにあるようなカードですね。
- ちなみに当初は安定感を増すために、他のモンスターも併用する(主に装備強化と相性が良いマハー・ヴァイロなど)ことも検討したのですが、ぶっちゃけ完全に1キル特化の方が強かったのでこうなりました。
- マハー・ヴァイロ自体は好きなカードなので、なんか別のデッキで活躍できるか検討してみたい。