本日も遊戯王レガシー・オブ・ザ・デュエリスト(LotD)デッキ構築。
今回はTF攻略でもやっていた「ぱっと見使えそうな微妙カード」を中心としたデッキ構築をやっていきます。お題はこちら。
■閃光の騎士
戦士族/ペンデュラム/通常/光属性
LV4 ATK1800/DEF600
ペンデュラムスケール:7
LV4で戦士族で光属性、ステータスもそこそこかつペンデュラムスケールも7と大きい、という点はちょっと目を引くカードなのですが、効果がないバニラモンスター、そのうえ特に何かのテーマに組み込まれているわけでもないという微妙さ加減。
最初期のペンデュラムモンスターのためまだ手探りだったのかもしれませんが、後々のインフレの波に完全に置いて行かれた感があります。
ただ、それでもこのカードを活かせるデッキは何かないだろうかと考えると、やはりその「バニラ」であることをうまく利用すべきではないか。
ということでデッキを作ってみました。
■バニラペンデュラムデッキ
<モンスター>:27枚
- ドラコニアの海竜騎兵:2枚
- ハロハロ:2枚
- レスキューラビット:3枚
- 閃光の騎士:3枚
- ドラコニアの獣竜騎兵:3枚
- 竜剣士マスターP:3枚
- 竜脈の魔術師:2枚
- ドラコニアの翼竜騎兵:2枚
- ランスフォリンクス:3枚
- 竜角の狩猟者:2枚
- 竜穴の魔術師:2枚
<魔法>:7枚
- スケープゴート:2枚
- ツインツイスター:1枚
- 凡骨の意地:3枚
- 闇の量産工場:1枚
<罠>:6枚
<エクストラ>:15枚
- 月華竜 ブラック・ローズ:1枚
- 氷結界の龍 トリシューラ:1枚(制限)
- 覚醒の勇士 ガガギゴ:1枚
- ジェムナイト・パール:1枚
- 星輝士 デルタテロス:1枚
- ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン:1枚
- 星銃士カステル:1枚
- No.39 希望皇ホープ:1枚
- リンク・スパイダー:1枚
- LANフォリンクス:1枚
- 電影の騎士ガイアセイバー:2枚
- トラフィックゴースト:2枚
- 鎖龍蛇-スカルデット:1枚
このデッキは基本的には昔からある「凡骨ビートダウン」タイプのデッキ。「閃光の騎士」がバニラペンデュラムモンスターであることを最大限活かすべく、とりあえず使えそうなバニラペンデュラムのカードを突っ込めるだけ突っ込んでいる。
- リンク召喚のあおりを受けて展開力が大きく衰えたペンデュラムを「手札からペンデュラム召喚」でカバーするべく、モンスターは27枚、かつ通常モンスター(すべてペンデュラムモンスター)は24枚入っており、これを凡骨で大量にドローして一気に展開して殴るという流れ。
- というかバニラペンデュラムで使いやすいスケールのカードが結構少ないため、「閃光の騎士」もこのデッキだとペンデュラムに殴りにと、マジで主力級の活躍をしてくれます。というか、これ投入しているカード的には「ドラコニア」デッキと呼んでよいんじゃないでしょうか。「ドラコニア」の騎兵がもう1部隊ぐらいあったら「閃光の騎士」は抜けていたかもw
- また、エクストラデッキからのペンデュラム召喚もカバーすべく、ステータスは多少低くても、汎用的かつリンクマーカーが多めのリンクモンスターを投入しています。これらは基本的に「レスキューラビット」や「スケープゴート」から展開していきます。「閃光の騎士」をはじめとしてレベル4モンスターが多いため、エクシーズ召喚はレベル4軸。
- せっかくバニラ中心デッキであるため、「スキルドレイン」や「一回休み」といった効果モンスターを足止めできるカードも投入(「スキルドレイン」が制限なので「一回休み」を突っ込んだ)。「電影の騎士ガイアセイバー」や「ジェムナイト・パール」、「覚醒の勇士 ガガギゴ」といったエクストラから出せるバニラカードもこれらと相性を考えて入れてみた。でもこれのせいでかなりエクストラがカツカツになってしまったがw 正直シンクロモンスターはもうちょっとカバーしておきたい。
構成を変えつつ回してみた感想なのですが、やはりペンデュラムだけあって爆発力は高く、先手凡骨を決められれば返しのターンで1キルできることも度々あります。
半面「凡骨」の引きにかなり左右されがち、かつペンデュラムを破壊されるとどうにも動けなくなることが多いと安定性が低いのが欠点。「闇の量産工場」や「大革命返し」といったカードも入れてカバーしようとは試みているのですが、それでも負けるときはあっさり負けます。むしろこの時代にバニラモンスターデッキとか考えるのが無謀なのかもしれませんがw