Switch夏期待の新作「オクトパストラベラー」。なんか想像以上の人気ですね。Amazonに予約していなかったら入手できなかったかもしれん。
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2018/07/13
- メディア: Video Game
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現在、8人の3章まで終わったところ。プレイ時間は大体50時間といったところでしょうか。
いや、このゲーム面白いね。今のところ前評判に違わぬ面白さですよ。
HD-2Dという独特の描画のドット絵とHDが交じり合った美麗なグラフィック。思わずサントラ(6000円)も購入してしまったほどの素晴らしい音楽。そしてSFC時代のRPG全盛期の頃を彷彿とさせるゲーム内容と三拍子そろった出来。
シナリオとしては全8人のメンバーのイベントを任意に発生させることが出来るため自分の好きな攻略ができます。イベントをBボタンで飛ばせる、後で見返すことも出来るといったシステム面でのフォローもあるので、先を急いだり、イベント内容を忘れたりしても大丈夫な点もうれしい。こういう細かいところが丁寧なのも好感持てます。
主人公はハンイットで開始。敵を弱点攻撃でブレイクすることで行動キャンセルさせられるこのゲームにおいて、捕まえたモンスターで幅広い属性をカバーでき、ボス戦では奥義による高威力技でメインアタッカーとなれるパーティの主砲として活躍しています。
- 他には良く使うメンバーとしてサイラスはほぼレギュラー。魔法による範囲攻撃強い、相手の弱点を戦闘開始時点で1つ見れる能力が強い、街中でも「探る」による反応が面白いとどこ連れて行っても扱える。こいつ主人公でもよかったかも。後は「BPパサー」による攻撃回数増加を狙えるトレサとパーティの強化を担うプリムロゼあたりを使っていることが多いかな。
- イベント傾向もキャラクターによって大分異なっており、踊り子の復讐者プリムロゼはかなり愛憎入り混じった重いシナリオ(人もバッタバッタ死ぬ)なのに、商人少女トレサあたりだと、いちいちコメディ的で悪人らしい悪人が(今のところ)出てこなかったり、バラエティ豊かです。
戦闘は全体的に敵が強めで、弱点を突いてのブレイク前提なところがあるため攻撃属性をばらけさせて幅広くカバーする、逆に集中させたりして短期決戦を挑むなど、戦闘で取りうる戦術は幅広い。
とりわけ各章のボスはかなり強敵揃いで、適切なスキル構成や戦術を考えて挑まないと苦戦します。逆に戦術がハマれば敵を攻撃させずに完封できたりと、そういう構成を考えていくとかなり面白くなってくる。
- とりあえず全メンバーの第一章シナリオ完了後ぐらいに、サブジョブを獲得しておくと二章以降の攻略はぐっと楽になります。「SP自動回復」「SP消費半減」あたりのスキルを付けていればザコ戦もぐっと安定。ボス戦では「回復限界突破」「ダメージ限界突破」あたりがあると攻防安定します。
- 使えるスキルとしては商人の「BPパサー」。攻撃回数を増やしたり奥義を使うのに使用するBPを補給することが出来るスキルで、これがあるとないとではボス戦の難易度がかなり変わります。メンバーに困ったら商人入れておくことをお勧め。
- レベル以上に装備が重要なバランスで、敵が強いと感じたら先の街で装備を購入しておくことを意識するとぐっと楽になります。
本筋を進めても寄り道しても良い。街の人々を「探る」でプロフィールを見まくったり(いちいち細かい設定があって背景世界が見える作りが良い)、風景をスクショして観光気分に浸ったりして楽しんだりと、マジで止めどころ無く遊べます。今のところはマジで「ジョブチェンジ時に装備武器が外れる」ところぐらいしか不満点無いかも。
スクウェア全盛期の頃の雰囲気が存分に味わえる、「こういうのでいいんだよこういうので」と言いたくなる傑作RPG。これは今のところ今年のベストゲームといっても良いかも。今後もこの路線は続けていってほしい。