2018年6月19日の立川ぼどげ会参加レポートです。
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- 簡単に言うと協力ゲームとなったヴィラ・パレッティ。カードを引き、それに示された柱を建てながら塔を高く積み上げ、既定階数を超えた状態で終了条件(柱切れや床タイル切れ)を満たせばプレイヤー全員の勝利となる。
- 柱は各個人のストックで、かつ床ごとにおける柱の色が決まっているため、プレイヤー同士で融通する必要があり、思った以上に協力ゲーム感はあります。これ新作っぽいですがなかなか面白いんじゃないでしょうか。
- いわゆる「ねずみ講(ポンジスキーム)」がテーマの経済系ゲーム。プレイヤーはペーパーカンパニーによって資金を獲得できるが、決められたターンには配当を支払う必要がある。いずれ来る支払いに備えて更なるペーパーカンパニーを興す…といった具合にひたすら自転車操業していく。
- テーマとゲーム内容の親和性が絶妙で、誰かが破たんするまで次々とペーパーカンパニーを作ってはいずれくる配当日に怯えるという、いわゆる洗面器ゲーム的なゲームが楽しめる人には大好物でしょう。ノリノリで詐欺師ロールプレイしながら遊ぶとより面白いよ。
- この間のゲームマーケットで購入した同人ゲーム。フランスの卸売業というよく分からないテーマのゲームで、公式の紹介ではエリアマジョリティとなっていましたが実際はアクション選択型といったプレイ感のゲーム。
- アクションが「カードを使うとき」と「カードを獲得したとき」の二段階あるとか、キューブによって資源のほか特殊アクション実行を管理するため常に在庫を意識しなければならないとか面白い要素は多いのですが、得点が少しインフレしすぎな気がします。4ターン制で、200点を超えるぐらいで決着するのに1アクションで40点とれるカードがあるとか、バランスが謎です。
- カードを場に出して、同じ模様のカードがあったときそれらを早い者勝ちで獲得するゲーム。模様の分かりづらさが絶妙で、かつ場に出したカードだけでなく、山札の上のカードや、すでにプレイヤーが獲得したカードと同じものがあればそれも獲得してよいというルールがあるため、プレイ中は常に凄い緊張感に包まれます。棒の無いジャングルスピードみたいなゲームですね。
- 名作同人ゲームだった「航海の時代」のダイスゲーム版。ダイスゲームになっても面白さは健在、というかこちらの方が緊張感があって面白いまであるかもしれません。とりあえず、拡張セットのルールはむしろ標準にしたほうが良いんじゃないでしょうか。快適度が段違いです。
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この日はここまで。ゲームマーケット新作の残りもいくつかプレイできたので、またこれはこれで個別に感想を上げるかも。