ボードゲーム大賞2016一次審査通過作品について

 気が付けばもう二週間も経っていますが、ゲームマーケット大賞2016の一次審査通過作品が公式にて発表されていました。

ゲームマーケット大賞2016一次通過作品>
http://ur2.link/x9rm

 2016年とタイトルにありながら、審査対象は2015秋の作品からというあたりちょっとややこしいですねw
 さすがに審査に残るだけあり、私でも半分ぐらいは知っているタイトルばかりです。

  • さて、この中だとやはり「ナショナルエコノミー」と「横浜神商伝」の二つの完成度がずば抜けている印象です。「ヴィレッジオブファミリア」や「DARK ASSEMBLY」もかなりのモノ。ゲームマーケットだとどうしても軽いゲーム中心になりがちですが、こういう重ゲーの需要も確かにあるのでぜひ頑張ってほしい。
  • 軽ゲーもかなりの豊作。「ガラクタオークション」「はんか通骨董市」「ブタバベル」「似顔絵探偵団」あたりは軽さと面白さを兼ね備えた良ゲーですね。
  • というか「外人ダッシュ!」って得票数1位だったのか。内容的には結構微妙だと思うのですが、やはりデザイナー知名度がものを言ったのでしょうか。

 正直、大賞は一つではなく軽いゲーム、重いゲームの二部門欲しいですね。それぐらい素晴らしい作品揃い。ゲームマーケットも規模が年々拡大していますがそれに見合うだけの名作のすそ野も広がってきているということですかね。

  • 個人的にここから大賞を上げるなら「ナショナルエコノミー」と「横浜神商伝」のどちらかを上げたい。どちらも甲乙つけがたい傑作なだけにどちらが対象を取ってもおかしくないでしょう。
  • 難点を上げるなら重ゲーよりのゲーム性がどう評価されるかでしょうね。ゲームマーケット大賞はどっちかといえば「プレイしやすさ」「普及させやすさ」あたりが重視されている気がしますし、そのあたりで如何様にも大賞作が変わりそうだし。ゲムマ秋の発表が楽しみです。