ゲーム感想年表 2014年 1〜7月分

 2009年から続けて6回目となる「ゲーム感想年表」。今回は2014年のゲーム感想になります。
 我ながら飽きやすい性分なのに良くここまで続けられたものです。というかもう6年も続けてたのかこのブログ。
  
いつも通り、寸評のほかオススメ度(☆〜☆☆☆☆☆の5段階)つき。オススメ度は面白さだけでなく、誰にでも進められるゲームかどうかも考慮しています。あらかじめご了承ください。

 あと、今回もちょっと変則的ですが、上半期ではなく1〜7月までに発売されたゲームについて取り上げています。今年も後半に購入タイトルが偏っちゃったからね、仕方ないね。
発売日順に並べていますが、プレイした順番ではありませんのでちとおかしいところがあるかも(アップデート関連とか)。その点はご容赦ください。なお、下半期分と同時に2014年のベスト発表させて頂きます。


■1月 いきなりこの月の新作購入は0本。確かこのときは2013年12月発売だった「パズル&ドラゴンZ」を延々プレイしていた記憶があります。


■2月 この月は新作購入は2本。どちらも楽しみにしていた続編ものですが私の中ではちょっと明暗分かれた感じです。

  • A列車で行こう3DS(3DS)
    • 3DS発売当初から予定されていたA列車がとうとうこの月発売に。ずっと楽しみにしていただけに発売日に購入しました。DS版から引き続き細かいチュートリアルを通してプレイ方法を学べ、さらにこだわれるようになった列車運行、細かく指定できる駅(島式、対面ホームが選べるとかどうでもよいところまでこだわれるこだわりっぷり)など、面白さは今回も健在。今でもたまにやりかえしています。
    • ただ難点としては要素が増えた故のややこしさと、マップが広くなったことはよいのですが、それゆえに配置できるオブジェクトが多くなりすぎ、たまに処理落ちすること(特にバス路線増やすと結構つらい)かな。とっつき辛さでは前作よりは落ちる気が。前作をやりまくったプレイヤーなら超お勧めですが。
    • なお、個人的に惜しいと思ったのがゲーム発売後4か月ほどしてからダウンロード版が発売してしまったこと。このゲーム、たまにふらっとやりたくなる系のゲームなので出来ればソフト版とダウンロード版は同時販売にしてほしかったw そしたらダウンロード版購入したのに><
    • オススメ度は☆☆☆☆。前作プレイヤーなら+☆かな。
  • カセキホリダー ムゲンギア(3DS
    • さて、こちらも過去作を凄いやりこんだカセキホリダーシリーズの新作ということで購入してみたのだが、前作までと違う点が多しぎていろいろな意味で戸惑った。
    • まずストーリーが典型的なコロコロホビー系ゲームになっていること。前作までのシリアスなんだかギャグなんだかよく分からんイベントとかそういう雰囲気は鳴りを潜めてしまい、ひたすら普通のまともなストーリーになっているw 近作は脚本が阿智太郎じゃないんだろうか。
    • また肝心のゲームシステムも、前作までの特徴だったリングバトルが無くなり、やたら複雑かつ状況を読みにくいバトルに変更。しかもNPCとパーティを組む関係上、序盤は自分の組みたい組み合わせにできなくなってしまい自由度が大幅ダウン。化石を発掘するシーンもビークルに載って移動する関係上、妙な慣性が聞いて操作しにくい、と新しく取り入れた要素がことごとくプレイしにくい、と踏んだり蹴ったり><
    • ということでオススメ度は☆☆。個人的には結構残念な続編ですが、ここから始める分にはそうでもないかも(変わったところが戸惑った、という点に尽きるので)。


■3月 この月は新作購入は2本。

  • 鋼鉄帝国 STEEL EMPIRE (3DS)
    • ダウンロード専用ということで新作としてカウントすべきかどうか迷ったのですが、値段的には通常のゲームアプリとは一線を画する、メガドラから移植というよりリメイク作、という判定で新作として取り上げる。
    • 購入直後に感想などを書きましたが(ここ参照→http://d.hatena.ne.jp/kaz20001/20140320/1395241384)、やはり映画的演出をふんだんに取り入れたその演出、そしてゲームそのものの面白さはかなりの物。シューティングとしては難易度低目で遊びやすい(実績解除しようと思ったら明らかに無理ゲーっぽいのが一つ混じっていますが)。ダウンロードソフトとしては値段高めですが、パッケージソフトから考えると安いのでシューティング好きにはかなりオススメ。いつぞやゲームサイドのインタビューで語っていた続編も楽しみにしていますw
    • オススメ度は☆☆☆。シューティングゲーム好きなら+☆。
  • ゲームセンターCX 3丁目の有野(3DS)
    • 3作目となるゲームセンターCXのゲームソフト。今回は開発元が変更されたうえ発売日延期ということもあり結構不安視されていましたが、発売後プレイしてみて「なんか違う」感がぬぐえない、そんな感じで不安的中となってしまいました。
    • 収録タイトルの「インストカード」がやたら安っぽい(レトロゲーム風という前提なのに携帯アプリゲームっぽい)、各ゲーム内ゲームのゲームバランスがあまり良くない(特にRPGのゲームバランスはなんかおかしいレベル。攻撃がとにかく外れまくるためストレス必死)、ゲーム自体の出来も今一つ(個人的にゾリアテス、ネジマキングダムあたりは結構良かったですが)、そしてなによりアドベンチャーモードが無駄に懲りすぎて面倒なだけ、とこれまでのシリーズに比べてマイナス要素が目立ちます。
    • オススメ度は☆☆。せめてアドベンチャーモード部分がもう少しましならよかったのですが(面白いゲームもないわけではないですし)。


■4月 この月の新作購入は0本。


■5月 この月の新作購入は1本。WiiU待望のあの一本が登場です。

  • マリオカート8WiiU
    • ということでとうとう登場のマリオカートです。何気にこのシリーズ新作で購入したのは初めてかも。ちなみにダウンロードコンテンツは購入していません。凄い迷っていますがw
    • ゲームそのものですがまずこれまでの違いとして「グラフィックの鮮やかさ」。しかもこれが60fpsでぬるぬる動くものだから迫力はかなりのもの。今回は反重力コースということでそのグラフィックが最大限に生かされています。これ一見の価値ありですよ。もちろんゲームそのものの面白さも折り紙つき。何気にゲームパットだけで遊べるのでたまにちょっとやりたくなった時でもすぐに遊べるのはありがたい。
    • ただ個人的に難点だったのもその反重力コース。というのもあまりに鮮やかなグラフィックにスピードのため、長時間プレイしていると酔いますw 凄い面白いのに長く遊べない。上下逆の時妨害を食らうとパニックになりやすいですしね。あとはネット対戦だと全く勝てませんw 下手すぎるだけですが。それでも面白いのでネット対戦はする価値あり。
    • オススメ度は☆☆☆☆。ネット対戦環境があるならさらに+☆ってところでしょうか。


■6月 この月の新作購入は1本。正直このゲームはいまだにどう評価していいかよく分からん。

  • ペルソナQ(3DS
    • ペルソナ3+ペルソナ4+世界樹の迷宮といった感じのゲーム。ペルソナ3、4のキャラクターたちを使った世界樹の迷宮といった感じで、ストーリー上のネタバレになるので伏せますが、3と4のキャラが一堂に会しても本編に差しさわりの内容になっています。世界観は非常によく、空気キャラという感じのメンバーがおらず、わりとイベント中に登場しまくります。というかベルベットルーム組の存在感が強い。特にセオドアが不憫すぎw
    • ただ難点も多く、ゲームバランスは厳しく(FOEをはじめとした敵キャラはまともに戦うと苦戦必至なのに即死攻撃や状態異常にするとやたら楽になったりするので、これらを使わないのが縛りになってしまうかも)、序盤から仕掛けが多すぎてダンジョン探索がやりにくい、二週目でもその点が反映されず、あとやりこみ要素的なダンジョンがないなど、世界樹の迷宮を意識しているのに半端な部分は多いです。
    • でもそれでもなぜかプレイし続けてしまう不思議な魅力があったのも確か。実は2014年に一番プレイ時間が長かったのはこのゲームで、ペルソナ3、4両方のシナリオでガッツリ遊び、最終的に100時間超えていました。ホント何でこんなに遊んでいたんだw
    • オススメ度は☆☆☆。ゲームバランスがもうちょっと何とかなればもっと評価高かったんでしょうが。非常に惜しい作品です。


■7月 この月の新作購入は1本。2013年は続編ものを多く買っていたのですが、当たり外れが結構大きかった、そんな印象。

  • 俺の屍を超えていけ2(PSV)
    • 何気に気が付いたが、この年唯一のPSVの新作ソフト。そして楽しみにしていた続編シリーズでした。それだけにこの内容はちょっと残念というか…。一言で述べるならば「最初の二時間ぐらい面白い」。そんな感じのゲームになってしまっていました。
    • まず問題なのがストーリー。前作だとプレイヤーの「一族」を中心としたストーリー展開にいろいろ考える余地の多い設定だったのですが、今回は一族は徹底して脇役。ストーリーは「夜鳥子」を中心として進み、ダンジョン攻略でもこいつを入れることを強制されるために育成計画が狂うだけでなく、一族の記録にバッチリ残ってしまうためものすごく異物感が強い。出てくるキャラがやたらこいつらを賛美するのでいろいろ白けるし。一族に良くしてくれる神様がほぼ顔が良くない、美形でない神様ばかりというところも地味にひどい気が。
    • あとはシステムの方も肝心のダンジョン探索ではグラフィックが見づらい、ダッシュするとスクロールが置いてけぼりにされるので度々立ち止まる必要がある、ランダム生成されるので度々迷って時間切れが起こる(そのため、難易度設定によってはダッシュし続けてもダンジョン奥までたどり着けない事態が多々発生)、しかも一部ランダムに手に入る鍵が必要、と前作と比べて非常に遊びにくい。ストーリー以上にこっちの方が個人的に気になったぐらい。
    • あと肝心の交神による一族作りにも、度々神様が地上に降りてしまい交神に支障をきたす(頻度高い)、といった感じに意味があるのかよく分からん仕様があったりと、遊びにくさマックス。どうやらこの点は後のアップデートで修正されたらしいですが初期が結構ひどかっただけに今更やり直す気が湧かない…。
    • オススメ度は残念ながら☆。正直、前作遊んでた方が面白い。というか前作でよかったところをことごとく殺してどうする。


 というわけで1〜7月期は全部で7本。去年に同じく前半はあまり大物ソフトがなかった印象(マリオカートぐらい?)。
 続く8〜12月期の感想もなるべく早めにUpしたいと思います。