ゲーム感想用 2015年6月〜12月

 2015年ゲーム感想年表、後半(6月〜12月)となります。 

  • 寸評のほかオススメ度(☆〜☆☆☆☆☆の5段階)つき。オススメ度は面白さだけでなく、誰にでも進められるゲームかどうかも考慮しています。あらかじめご了承ください。


■6月 この月は1本。どちらかといえばマインクラフトばっかりプレイしていた気が。

  • ポポロクロイス牧場物語(3DS)
    • まさかまさかの復活となったポポロクロイス物語シリーズの最新版。しかもPSではなく3DSでの発売という二重の驚きとなったタイトル。
    • その復活を記念する作品でしたが、肝心のゲーム内容は今一つといったところ。ゲーム難易度が低く、特にナルシア加入後の戦闘はほぼ魔法の一撃必殺で終わるため、終盤が非常に単調。あとタイトルが「牧場物語」なのにほとんど牧場要素がない点もちょっと残念。ストーリーは悪くないが、いろいろ残念な点が多いという印象。
    • オススメ度は☆☆。でも次回作が出たら多分また買う。


■7月 この月は1本。

  • 大逆転裁判3DS
    • 舞台が大正時代となり、キャラクターが一新された逆転裁判シリーズ新作。5がいろいろ惜しい感じでもやもやしていたので結構期待値が高い作品でしたが、これまたいろいろもやもやする感じのゲームでしたw
    • まずいつもの逆転裁判的な探偵パートはともかく、陪審員システムやホームズの共同推理などがいろいろこなれていない印象。事件もいちいちすっきりしないものが多く、何よりも、いろいろ伏線らしきものが残されたままストーリー終了となった点が凄い気になります。
    • 第一話の犯人の動機とか検事の日本人嫌いの理由とか、これまでのシリーズだったら最終話あたりで伏線回収されるかと思っていたらそうではないし、DLCで補完されるかと思ったらそうでもないし。このあたりをまとめる続編出るかと思ったら次は逆転裁判6のようなので、こちらのシリーズは続いていくのかどうなのかもやもやしますw
    • オススメ度は☆☆。でも続編でちゃんと伏線回収されたら評価変わるかも。


■8月 この月は2本。

  • デビルズサードWiiU)
    • 任天堂が突如発表したバイオレンスなTPS。感想は以前のゲームクリア時のレビューなどでも語っていますが、TPSとしては接近アクション部分が結構難しいのにボス戦はほぼ接近戦を余儀なくされるなどいろいろ惜しい点があるものの、対戦モードは大変楽しい(今は参加していないのでオンラインの様子はわかりませんが)。総じてなかなかよく出来た佳作といった感じでしょうか。任天堂には今後もこの系統のゲームは継続して出してほしい。
    • オススメ度は☆☆☆(オンラインは+☆)。
  • スーパーロボット大戦BX3DS
    • 任天堂携帯機スパロボシリーズのひとつ。UXが結構ぶっ飛んだストーリー&クロスオーバーだったが、こちらはわりと旧作の雰囲気が残る王道系。もちろんぶっ飛んだクロスオーバーもちゃんとあり、ガリアンとナイトガンダムのクロス部分はかなりトンデモ展開で必見。ただオリジナルの敵組織がちょっと印象弱いかな。マーダルやドレイクのほうがむしろ大物感あるというか(まぁ、ある意味仕方ないですが)。
    • 難易度も抑え目で序盤から割と強力な機体が多く、特にガオガイガー系はなにかオカシイ。ガオガイガー、キングジェイダー、マイクサンダースあたりは使う、使わないで大分難易度が変わるレベル。逆にこいつらをしっかり使っていけばそこまで苦戦する要素もないでしょう。
    • オススメ度は☆☆☆。


■9月 この月は1本。マリオの記念碑的作品が登場。

  • マリオメーカーWiiU
    • マリオのステージを自作&ダウンロードして遊ぶことができる公式ツールソフト。この手のソフトとしてはタッチペンが使えることもあり割と気軽に作ることはできる(さすがに面白いステージを作るにはさすがにかなりのセンスが必要ですが)し、毎日世界中のプレイヤーが作ったステージで遊ぶことも出来る。正直、2Dマリオはある意味このゲームで完成してしまったのかも。マリオファンなら買わない理由がないだろう。
    • そういえば気が付くとマップ検索機能に「全自動」が加わっていたが、とうとう公式化かw
    • オススメ度は☆☆☆☆。


■10月 この月は0本。ちょうどリアル忙しい時期だったのであんまりゲーム時代プレイしていた覚えがない。


■11月 この月は2本。年末の大物ソフトが登場。

  • シャンティ 海賊の呪い(3DS
    • 隠れた名作2Dアクションゲームがとうとう日本語版で登場。ゲーム内容的にはいきなり2作目だが、探索型アクションゲーム(いわゆるメトロイドヴァニラ)なのでストーリーなどはあんまり気にしなくとも大丈夫。
    • さてはてそのゲームの実態はかなりガチで面白い。キーレスポンスはかなり良好で細かく作りこまれたキャラクタードットは見ているだけも面白い。2Dアクションにありがちな高難易度地点もさほどなく(最終ステージだけは結構難しい)、一部の謎解きを除いてはそれほど詰まる個所もない。ボス戦などもアイテムを駆使していけばかなりゴリ押しでも勝てる、など2Dアクション入門ゲームとしてはかなりオススメできます。
    • オススメ度は☆☆☆☆。
  • モンスターハンタークロス3DS
    • モンハン最新作はこれまでのシリーズ集大成的なステージに、これまでにない特殊アクションが重要な、よりアクション性が高い作品。特にスタイルと狩技の実装は結構ゲーム性に影響を与えていて、これまでにないセオリーが求められたり、逆にスタイルによって倒しやすい・部位破壊が狙いやすくなるモンスター(ガララアジャラに対するエリアルなど)もいたりと、いろいろマンネリ感を解消しようとした感があります。操作に慣れ、スタイルや狩技を使いこなして行けるようになればかなりソロ狩りはやりやすくなっている印象(4Gに比べてかなり楽)。
    • ただ、どうにも各マップが過去シリーズに登場した地形が多めのため、人によっては使いまわし、新鮮味がないといった印象になるかも(私自身がそうです)。いろいろ新しい要素を入れているだけにここはもう少し新しいマップを追加したりするようにしてほしかった。今回ストーリーらしいストーリーもなく村クエがあっさり終わるのでその点も少しさみしい(エンディングはいろいろぶっ飛んでいますが)
    • とはいえ面白さに変わりなし。オススメ度は☆☆☆☆。


■12月 この年最後の月は1本。

  • 幻想異聞録#FE(WiiU)
    • 2015年最後を飾るタイトルは、発表当時何事かと思ったFEと女神転生のコラボタイトルであるRPG。ただゲーム内容的にはほとんどペルソナシリーズのノリで、明るいキャラクター物といったところ。
    • 学生中心だが学校生活が全く出てこず、全員が何らかの形で芸能界に関わるキャラという独特の設定で個性的な面々が揃っている。個人的にはキリアとエレオノーラの個性が好み。ゲーム難易度もペルソナ寄りで、ちゃんと弱点を突いてセッションを利用していけば楽に雑魚は倒せ、ボスでも敵攻撃属性に合わせてこちらのメンバーを的確にチェンジしていく事で活路が開ける、というバランス。たまに初見殺しのボスが混じっていたりしますが、全体的には難易度はそこまででもないかも。
    • オススメ度は☆☆☆☆☆。特にペルソナシリーズ好きはコレぜひプレイすべきだと思う。


 ということで2015年の新作購入数はのべ22本(ドンキーコングは2本計算)。意外といろいろ買っていたんですね。
 ソフト内訳はPSVita:1本、3DS:13本、WiiU:8本。2015年はやたらWiiUのゲームばっかりやっていた気がしましたが、実際かなり購入していた模様。

■ベスト5

  • 1位 ゼノブレイドクロスWiiU
    • 正直このゲームを1位に挙げるかどうかは迷いました。癖があるし、不満点も多いしでいろいろ言っていましたが、でも2015年で一番遊んだゲームで、一番楽しんだゲームといえばこのゲームが思い浮かぶ、そのぐらい遊んだゲームなので、私にとってはやはりこれが1位に一番ふさわしいでしょう。
  • 2位 幻想異聞録#FE(WiiU
    • 2015年のラストタイトルであり、2016年正月の間ずっと(文字通りずっと)プレイしていた、久々にのめりこんだRPG。ゼノクロと比較するとオーソドックスなRPGなので万人にお勧めするならこちらかも。
  • 3位 シャンティ 海賊の呪い(3DS
    • これまた2015年発売のゲームとしては印象が強かった作品。あまりに面白いのでアクションゲームとしては本当に久しぶりにエンディングまでプレイした。ぜひ他シリーズもローカライズしてほしい。
  • 4位 モンスターハンタークロス3DS
    • 実は何だかんだで2015年内のプレイ時間ではゼノクロについで2位。2016年に入ってからプレイした分を含めればプレイ時間トップだった。結局ハマっているじゃないかw
  • 5位 マインクラフト(PSV
    • 実は2015年の任天堂系列以外では唯一の購入作。2015年感が無いソフトですがやはり携帯ゲーム機でこれがプレイできるというのは大きいですね。


 2015年はそれなりに大物が多かったです。特にWiiUには傑作が多く出た年でしたね。
 しかし、大分新作ゲームソフトの発売が減ってきた感じですね。2016年以降も果たしてこの感想年表を続けられるのか微妙なところかもしれません。