というわけで前回からかなりの間が空いてしまった2013年ゲーム感想。今回は8〜12月分です。
■8月 この月の購入したソフトは0本。9月に備えての溜め期間。
■9月 この月は3本。いよいよ待ちに待った3DSの大本命が登場。
- 逆転裁判5(3DS)
- あの逆転裁判4からずいぶんと長い間を開けての続編は、なんというかようやくオドロキ君が主人公してたというか報われたというか、そんな感じの続編でしたw
- 5の一報を聞いたとき、ナルホド君が主人公復帰ということでオドロキ君やらがどうなるのかが一番気になっていたところですが、なんかようやく報われた感じが。ナルホド主人公というよりは、オドロキ君、ココネ三名の主人公という感じでそれぞれに見せ場があってなかなかよろしい。
- グラフィックも4までとは結構変わり、3D化になっていろいろ変わっていますが、思った以上にキャラが動いて面白い感じ。
- ただ、ストーリーそのものはあんまり一貫していないというか、バラバラの事件を解決していっているという印象が結構強いです。テキストの人が変わった影響でしょうか。まぁ、6に続けば違和感もだいぶなくなるだろうし、4よりも次回に期待できる出来でした。
- オススメ度は☆☆☆。次回にも期待ですね。
- モンスターハンター4(3DS)
- いよいよ登場となる3DSの刺客。というかモンハン4→ポケモンXYと連続で出るとかいろいろ容赦していただきたいスケジュールでしたねw
- 長々と延期したせいもあって焦れに焦らされましたがその中身はまさしく一級品。詳しくは9月14日からの一連の感想日記をご参照くださいw
- どうでもいいけど、3DSLLをほぼこのゲームのために購入したのですが、拡張スライドパットがなんかやたら切れやすいのが気になる。そのため大型モンスターとの戦闘中は怖くてスリープ掛けられないw ただその分電池概要に長持ち・・・というか100時間以上使っているのにまだ電池が切れないってどういうことなんでしょ? 謎の技術力だ・・・。
- オススメ度は当然の☆☆☆☆☆。これのために3DSを買う価値がある。
- ゼルダの伝説 風のタクトHD(WiiU)
- GCの名作、風のタクトがHD化されてリメイク。元ゲームもGCではいろいろ可笑しなぐらいハイクオリティなゲームでしたが(10年以上も前のゲームとは思えない)、WiiU版リメイクはそれに輪をかけた超ハイクオリティグラフィックのゲームに生まれ変わっていて驚きました。
- 元々のゲームで助長だった部分はすっきりとまとまっているだけでなく、ボトルメールシステムのおかげで海原をうろうろするのが苦になりにくいように配慮されています。いや、ホントこのシステムよく出来ているわw
- ゲームそのものは個人的にはゼルダ最高傑作レベルだと思うのですが、いかんせんモンハン4とポケモンXに挟まれたのがちょっときつかった。もう少しほかのゲームが少なくなる時期に発売されていればなぁと思いました。
- オススメ度は☆☆☆☆。
■10月 この月は2本。モンハン4が大本命ならこちらは貫録の王者が満を持して登場。
- ポケットモンスターX(3DS)
- というわけで、モンハンからわずか一月後。3DS初のポケモンシリーズXYが発売されました。なにこの過酷なスケジュールw
- グラフィックが全面的に見直しされ、3D化して新しく生まれ変わったポケモンという事でいろいろ期待していましたが、ポケモンたちが本当に活き活きしていて見ていて面白い。毎度戦闘アニメは飛ばしているんだけど、今回は最後まで飛ばさずプレイできたよw あと、3Dモデルを活かしたポケパルレもかなりポケモンの可愛らしさが見らるよいおまけ。オススメはホエルオーです(画面全部がホエルオーの顔で埋まる様子は一見の価値あり)w
- 詳しい感想は10月の一連のポケモンプレイ日記を参照。今はYも購入しようか検討中。
- あと面白かったのが、発売日当初からやたらと目立った外国人プレイヤーとの交換とかすれ違いが無茶苦茶多かったこと。本当にポケモンはワールドワイドなゲームってことを思い知らされました。
- オススメ度は☆☆☆☆☆。
- ファミコンウォーズDS 失われた光(DS)
- もはや発売をあきらめていたファミコンウォーズDS2が、まさか満を持してプラチナ特典としてダウンロードできるこの喜び。販売されたソフトではないが、とりあえず新作というカテゴリーとしてここに追加した。
- シミュレーションゲームとしての面白さは折り紙つき。分かりやすいユニットとルール、奥深い戦略性を兼ね備えたゲーム性。あと本編のシリアスさに反比例するヒントモードのカオスさ。とりあえず新しいマップに入ったら必ずヒントモードから始めようw
- ファミコンウォーズと言えばキャラクター性のない量産機同士の戦いといったシリーズですが、今回は個性的な司令官たちによるストーリーモードも結構熱い。主人公の能力が微妙に使えないとかヒロインのほうが強いとか突っ込みどころはありますがw 難易度もそこそこ・・・なんだけどラスト面が無茶苦茶キツイのだけはどうしようもねェ。あとストーリーには関係ないトライアルマップが地味に難しく、やりごたえはばっちり。
- オススメ度は☆☆☆。5月からはクラニンでポイント交換できるようになるそうだし、これを機会にプレイしてみてはどうでしょう。
■11月 この月は一番多い5本。年末に向けてのスパートが始まった。
- コールオブデューティ・ゴースト(WiiU)
- FPSの人気シリーズ、コールオブデューティの新作。WiiUでFPSってどんなもんだろうと思い立ち購入してみた。
- ゲーム本編は思いのほか面白い。イージーモードならそれなりにクリアできるし(殺られるときは殺られますが)、画質も予想以上に綺麗。かなり久しぶりにプレイしたFPSだったが(酔うのであんまり長い時間プレイできないからあんまりFPS買わないんですよね)、かなり楽しめた。ストーリーの最後のところだけはちょっとアレだけどw
- ただ、ちょっと困ったのがゲーム中マップがない事。ゲーム中説明がほとんどないこともあって、どこに向かえばよいのか良く迷子になった。ピクミンみたいにWiiUゲームパットにマップを移すとかしてほしかった。これさえなければもうちょっとスムーズだったんだけど。あと、地味にチュートリアルが難しいw なんか3回ぐらいゲームオーバーになったんですけどw
- オススメ度は☆☆☆。
- 星霜のアマゾネス(3DS)
- 3DSに突如現れた美少女+3DダンジョンRPGという狙い過ぎのゲーム。だが、その中身は何気に骨太なゲームシステムを持った隠れた名作。
- 詳しくは12月15日のプレイレビューを参照だが、結構戦闘の戦略性が高く、特にボス戦はそれなりにキャラクターの行動順、APの残り、HPを回復させるための手段、相手の攻撃を回避できるスキルをいつ使うか、などをきっちり考えていかないと勝ちはおぼつかない。この戦闘システムはなかなかのアイディア賞ものですね。
- 因子解放モードというお色気要素もあるが、通勤途中のプレイではこのモードが足を引っ張るのも確かw 雑魚戦ではとどめを刺さなければいいけど、ボス戦だとどうやら強制的に発生してしまうようで、そこはどうしようもない。
- オススメ度は☆☆☆。外でプレイするなら因子解放モードには気をつけるべしw
- スーパーマリオ3Dワールド(WiiU)
- WiiUを持っているならば必携の一本。マリオシリーズでも屈指の面白さと完成度。3Dアクションなのに2Dっぽいプレイしやすさと、多彩なギミック、先へ進むのがとにかく楽しいアクションゲームに仕上がっています。いや、マジでこれマリオシリーズとしても最高傑作と言ってもいいかも。
- やりこみ要素も充実していて、マップ中にあるスターやスタンプを探し出していくことで、新たなステージが解放されたり、ミーバースでの投稿に使えるスタンプが増えて行ったりと、押し付けない程度にやりこみたくなる絶妙の要素。あと時々マップ中にルイージーのキャラドットが出てきたりします。こちらはマジでさり気ないので全部見つけるのはかなり難しいw
- 今回はピーチが攫われないので、マリオUSA的にキャラクターを選択可能ですが慣れないうちはジャンプの制御がしやすいピーチでのプレイがオススメ。ジャンプが多い面では特に役に役に立ちます。どうしてもクリアできない人にはお勧め。
- オススメ度は文句なしの☆☆☆☆☆。WiiUを持っていたら買いというだけでなく、持っていない場合はWiiUごと買っても良いぐらいにはお勧めです。
- 初音ミク Project mirai2(3DS)
- 前作の評判を受け、満を持して登場した続編・・・というかほぼ全てにおいてパワーアップした新作。前作の曲が全部+新曲に、ボタン操作だけでなくタッチペン操作にも対応、コミュニケーションモードの充実におまけにぷよぷよが付いてくるという力入れ過ぎなゲームに仕上がりました。この辺の無茶さ加減はまさにセガらしいと言えますw というかこっちを買えば前作がいらないレベル。
- 音ゲーとしての難易度はそうでもない・・・のですが「骸骨楽団とリリア」の難易度だけはガチw 一番簡単なモードでもかなりキツイぞ。とりあえずタッチペンモードだとボタンモードより楽になっていることが多いので、クリアするだけならこちらがオススメです。
- オススメ度は☆☆☆☆。セガらしく在庫量を間違えたのか年末はどこにも売っていなかったのが印象的。いつものことだがセガ売れるゲームをタイミングよく売れないよなぁw
■12月 この年最後の月は2本。というか11月に買ったゲームが全然終わっていませんw
- パズル&ドラゴンZ(3DS)
- この月の目玉ともいえる、大ヒット携帯ゲームから逆輸入された刺客。とにかくプレイヤーにストレスを与えない配慮がそこかしこに見られ、ひたすらマップ攻略に専念できる(というか街へ戻る意味があまりない)、かなりプレイアビリティすぐれたデザイン。
- あえて難点を言えばストーリーが完全子供向けってことかな。まぁそれは元々の購買層がそういう狙いなんだから当たり前で、中年ゲームプレイヤー向けには作ってないですよねw
- いや、マジでこのゲーム面白いわ。2014年1月現在もずっとプレイ中。なんと2013年度ゲームではポケモン、真女神転生4、メタルマックス4、ドラクエ7など並み居るゲームをはねのけて、モンハン4の次にプレイしていました(今70時間目ぐらい。まだ終わりは全然見えない)。なんとなくプレイし続けてしまう妙な魅力があります。そりゃ流行るわけだ。
- オススメ度は☆☆☆☆☆。なんか気が付けば100万本売れたとか。スゲェなマジで。
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース2(3DS)
- 夏のニンテンドーダイレクトで急きょ発表された、まさかの神トラ続編という年末の隠し玉。その期待にそぐわぬ傑作でした。
- とにかく新システム「壁画化」が良い。2Dマップに3D要素を入れるだけでこれだけ面白くなるとは。あと、ダンジョンをどの順番からプレイしても良い、ということと合わせてフィールド探索がかなり面白い。アイテム購入のためにルピーを集めたり、アイテム強化できるマイマイ集めがあるので特に無意味にうろうろしてしまう。フィールドそのものが見覚えのある
- ただレンタルシステムは普通にプレイするだけだと結構面倒なんですよね。借り直しにいちいち家まで戻らないといけないし、どのダンジョンでどのアイテムが必要か分からんから結局全部持ってからダンジョンに行っていたし。縛りプレイを入れると一気に面白くなるんですが。
- あとせっかく全部のアイテムを持って行けるのに、ダンジョンごとにメインで使うアイテムは一つぐらいなのもちょっと残念。複数のアイテムを使い分けるダンジョンなんかも欲しかった。裏ダンジョンとか配信されませんかね。とはいえ謎解きの難易度的にはちょうどいいぐらいかな。
- オススメ度は☆☆☆☆。SFCの前作をプレイしたプレイヤーならさらに☆+1。
というわけで2013年のソフト本数は23本。思った以上に新作買っていたな。2012年より多いとは思わなかった。
- ソフト内訳はPSP:2本、PSVita:2本、3DS:13本、DS:1本、WiiU:5本。3DSが半分以上なのはわかりますが、思った以上にWiiUのソフトを買っていた。
- さすがにPSPとDSはもう世代交代かな。PSVitaは新作買っていないように見えますがPSアーカイブ用としてプレイ時間そのものは結構遊んでいます。というか新作がギャルゲー系ばっかりなのがなぁ・・・。もうちょっと何とかならんのか。
■ベスト5
1位:モンスターハンター4(3DS)
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- 激戦だった2013年のベスト1はやっぱりこれ。待たされただけあってさすがの完成度と面白さ。
2位:スーパーマリオ3Dワールド(WiiU)
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- ニンテンドーダイレクトのプロモ動画を見て衝動買いでしたが、まさに想像以上の完成度でした。これごとWiiUを買っても良いぐらい。
3位:レゴシティーアンダーカバー(WiiU)
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- 2013年の予想外枠。マリオと合わせてWiiUの名作として語り継いでも良い出来でした。
4位:ポケットモンスターX(3DS)
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- 安定のポケモン。初の3D化ということでいろいろ不安がありましたが終わってみれば新シリーズにふさわしい出来。
- ここは最後の最後までピクミン3と迷いました。たぶん1月中はこいつをだらだらプレイし続けることになるんじゃないかなw
2013年は大型タイトルが多めで、ベスト5の選定はかなり悩んだ。有名タイトルが並ぶ中、レゴシティアンダーカバーは全くのノーマークからのランクイン。これはマジでオススメなのでWiiUを持っている人はぜひプレイしてみてください。騙されたと思ってw
- 正直、ベスト5に挙げなかったソフトもかなりの僅差。真・女神転生4やメタルマックス4、ピクミン3、神々のトライフォース2、ダンジョントラベラーズ2なんかもかなりお気に入り。2013年にプレイしたゲームは面白いの多かった。
- さて2014年ですが、とりあえず「ゲームセンターCX3」が三月延期になったのがちょっと悲しいですが、その分1月末発売の「闘神都市」や、2月の「A列車で行こう3DS」に集中できると割り切ろうw 今年もどんなゲームが出るか楽しみです。