メタルマックス4 月光のディーヴァ クリアしました

 発売日に購入して以来、ずっとちまちまプレイしてきた「メタルマックス4」ですが、本日やっとクリアできました。
 プレイ時間はだいたい50時間。途中カートリッジが抜けて手動リセットしてしまったりしたので正確な時間はわかりません。今度からはちゃんと3DSLLケース使うことにしよう。

  • まずプレイしていて最初に気になったところがムービーと音声関係の仕様。というのもこのゲームまず「ムービーが飛ばせません」。いつの時代のゲームだ。あとキャラクターの音声がテキストと同期しておらず、メッセージをボタンで送っても音声が後から流れ続けます。昔のゲームかw で、しょうがないから音声をカットしていたら、なぜかムービー中の音声までカットされます。昔のゲームでもこんなことやんねぇよw
    • 声そのものは悪くないのが救いですが。というかラスボスの若本規夫さん生き生きしすぎ。
  • あと山本貴嗣先生のイラストがMM3やMMR2と比べて浮いてしまうんじゃないかと思っていたキャラデザですが、意外に良い感じにまとまっています。特に3Dミニキャラは出来が良く、特にサーシャは尻部分に込められたデザイナーの情熱を感じますw アニメムービーそのものも「濃い」山本先生の絵柄をうまくアニメデザインにリファインしていますし。

 ゲームそのものはいつものメタルマックス。寄り道して戦車を強化して、賞金首を撃破しながら思うがままに気ままな旅がまっています。

  • 今回は固定のキャラがたくさん仲間に加わっていくのですが、酒場に立ち寄らなくともいつでも交代可能なので結構気軽にメンバーを交代できます。仲間を育てるのもこのおかげでかなり楽になっていて「戦車戦アタックチーム」と「肉弾戦アタックチーム」の使い分けも簡単。
    • 一応MM3以来お馴染みのヌッカの酒場で汎用の仲間を追加できますが、今回は固定メンバーだけで一通りの種類の仲間が入るためこれまたあまり利用機会がないのも残念。一応、固定メンバーでは戦車戦に強いハンター系が足りないのでここは追加しておいてもいいかも。
  • 今回は序盤しばらくはバイクで過ごす時間が長く、なかなか戦車が手に入らずに焦れる展開。その分、序盤で手に入る車両の「Sウルフ」と「コルレオーネ」はかなり終盤でも使える良い車。あと今作ではごくごく一部の数寄者どもに人気の「チハ」も手に入る。というか固定武装のチハファイヤーがかなり強く、改造すると終盤でも充分使える。
  • 目新しいところでは自衛隊の新型戦車こと「10式」も手に入る。というかコイツかなり強力な戦車でアホみたいに大砲が積めるのでキャノンラッシュ要因として優秀です。

 個人的に気になったのが敵の強さ。序盤〜中盤はまぁ良いのですが、中盤以降のストーンバレーのあたりからいきなり敵の強さが跳ね上がります。特に「バオーブンガー」とか「クラウドゴン」とかこいつら明らかに賞金額と強さが釣り合ってないだろw

  • 「バオーブンガー」と「クラウドゴン」は今回多分最も苦戦した賞金首。少なくとも戦えるようになった直後ぐらいだとまず勝てず、先に「クラウドゴン」を倒さずに「バオーブンガー」に挑むと必ず乱入してくる(時にもう一匹の賞金首「ウルリッヒ」も出る)のでムチャクチャ苦戦します。
  • あとはこれまた中盤で遭遇する空母「アホジョージ」もかなり強敵。長距離での打ち合いとなるため武器を選ぶ必要があり、しかも攻撃力バカ高で硬いというやっかい極まりない相手。
  • ただし後半の「ダム」まで行くと武器が強化可能となることに加え、「囮寄せ」から「スローウォーカー」を集めて経験値稼ぎ+「ゴールドトータス」を集めて金稼ぎが可能となるので一気に楽になります。まずは中盤あたりの賞金首は無視して、ここまで来てある程度強化してから挑んだほうが無難かと。
  • 正直、ダムでのレベル上げをやりすぎたというか、ラスボスに挑む頃にはレベル100超えになっていたためそんなに苦戦せずに倒せてしまった。今回のラスボスも3のボスに匹敵するレベルで人間を止めているのは必見。というかその戦闘力があるならクロモグラいらんかったんじゃ、と思ったよw

 正直プレイ前の情報では結構不安でしたが、思った以上にメタルマックス的で面白かった。意外と遊べる要素やサブイベントも多く、3DSでもおすすめできるRPGですね。本当に音声周りの仕様が悔やまれるというかw