エルミナージュゴシック ウルム・ザキールと闇の儀式

 というわけで、エルミナージュ新作が発売されたので早速購入。
 まだ初めて3時間ぐらいですが、一応ここまでの感想を。

  • とりあえず気になったのが、NPCが基本無個性キャラになってしまったこと。前作までは街の住人にはいちいち名前やグラフィック、個性的な特徴があったのだが、今作だと「宿屋の主人」といった具合に背景グラフィックの一部モブキャラ、といった風情になってしまっている。これはかなりガッカリ。
  • キャラメイキングについてはいつもどおり・・・でもなく、最初から選べる種族から「デビリッシュ」が無くなっている。あと、職業の「使用人」がなくなって「薬草師」に変わっている点もかなり残念。役割的には同じだけど、なんか無難な職業になってしまった・・・。
  • エクストラスキルは職業制限なしでどんなスキルをつけることもできるようになった。これはこれで嬉しいのだが、代わりに変更もできなくなった。バランスの問題かもしれないけど、「精霊契約」「魔術の真髄」のように場面で使い分けたいスキルが使いづらくなっている。後々変更できるのだろうか・・・。
  • 後、序盤から終盤までのお供だった「天使の窓」が合成できなくなっている。正直これが一番厳しいかもしれん。かわりに「魔法の地図」という消耗品をボタン一つで使えるようになっているがこれってどうなんだろう。

 だいたいこんな具合で、これまでのシリーズで出来たことが出来なくなっている点が多い。前作までのプロデューサーがいなくなって方針変わった(Wiz原点回帰になった)のかもしれないけど、正直切り捨てる方向が間違っているような気がしてならない。

  • 上記の点を除けはゲームそのものはわりといつもどおり。軽快な戦闘速度に使い勝手のよいコマンドリピートといった操作性は維持しつつ、前作から引き続きスタイルロードも可能(仕様は一緒なので、前作で使ってたスタイルがそのまま使える)。
    • ただ今回はなんかバランスが厳し目になっていて、序盤に「チキンボム」の大群が出るとだいたい必ず一人か二人は殺られる。まぁこれはこれでWizっぽいとも言えるけど。
    • 後、最初のダンジョンがなんか暗い。正直どこにドアがあるのかわかりにくいです。ゴシックというタイトルとはいえ、もうちょっと明るくして欲しいw

 うーん。今のところはまだなんとも言えないけど、制限されたことが多い印象。これから進めていくと変わるのでしょうかね。