全ファミ3月3日定例会に参加してきたよ

 およそ1年ほど前から参加しているボードゲーム例会のひとつ「全ファミ」。
 ボードゲームなら何でもOKという会でありながら、ほかのボドゲ例会ではありえない独特の雰囲気や特徴を持っており、その応援を込めていまさらながらに例会レポなんぞを挙げてみようと思う。

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 さて、会場である新大塚の「大塚北交流館」は、和室二部屋ぶち抜きでかなり広いスペース。
 かなりの広さなのですが、最近はこれでもキャパシティ一杯なほどに参加者がやってくるようになりました。ありがたいことです。

↑会場準備中(左)。これがいっぱいになるぐらいの参加者(右)。


 ではこの日、遊ばれていたゲームの紹介を。
●「パニックハイスクール●
 

  • 全ファミはこのゲームを普及するために生まれたとまで言われる傑作バトルゲーム。全ファミ初参加の方にはもれなく「洗礼」を受けていただくゲームの一つ。たぶん日本全国のボドゲ例会で、このゲームの卓が立つのはここだけだろうw
  • この日も隙あらば何度もゲームが回っておりました。プレイ時間が短めでルールも簡単。人数調整もしやすいので回しやすいゲーム。


●エイリアンハイスクール●
 

  • 90年代ごろのカードゲーム。エイリアンと戦う女子高生という一発ネタゲーのようなもので、正直ゲーム性はあんまりよくありません。


プエルトリコ(10周年記念版)●
 


●インクルード●

  • 二人用デッキ構築ゲーム。本日開催されたゲームマーケット大阪で市場デビューとなったわけですが、売れ行きとかどうだったんでしょう?


●サフラニート●

  • 一見普通のボードゲームに見えますが、実はチップをボードに投げ入れていくアクションゲーム。
    • 初めは机の上でプレイしてたのですが、途中からマジモードで床においてプレイしていましたw


●ヒベルニア●

  • エリック・ヴォゲル作の陣取りボードゲーム。なぜか最近ホビージャパンからこの作者の陣取りゲームがやたら発売されているのですが一体何があったんでしょう?
    • このゲーム自身は大変面白かったので、今度ボードゲームレビューで取り上げる予定です。


たほいや
 

  • 良く知られていない言葉を広辞苑から探してきて、それを皆で当てる言葉遊びゲーム。このゲームも全ファミではおなじみとなった名物ゲーム。
    • なお、この日はプチイベントとして「たほいやトーナメント」が開かれていました。優勝者には広辞苑がプレゼントされるという罰ゲームイベントで、大変な盛り上がりでした。


ポケモンバトルチェス●

  • ポケモンをテーマとした二人対戦ゲーム。一見子供向けながら何気に戦略性が高いゲームでした。
    • あとこのゲームやたら安い(500円)。さすがはポケモンといったところでしょうか。


アイドルマスター シンデレラガールズカードゲーム(仮)●
 

  • 同人ボードゲームなどを作成されている「こげこげ堂」(http://d.hatena.ne.jp/isaisstillalive/)で現在制作中の、アイドルマスターシンデレラガールズをテーマとしたカードゲーム。
    • この日は試作品のバランス調整用テストプレイに参加。この手のゲームだと原作のテーマ再現とかおざなりになりがちですが、このゲームは逆に原作に沿い過ぎていてビックリするレベルw ゲーム性もまさにアイマスそのものなので、今から発売を楽しみにしています。


祈り、働け●

  • 最近いろんなボドゲ会で見られるようになった重ゲー。アグリコラのように定番ゲームとなれるか否か。
    • ショートゲームで4人プレイだと2時間ぐらいかかります。重いゲームですが、ゲーム後は皆満足できる良作ですね。

●謀略級三国志

  • こちらも、ほかの例会では見かけないが全ファミでは良く卓が立つゲームの一つ。人数多めでもプレイできるので例会向きなのかも。


●ハートオブクラウン●

  • 定番となりつつある同人デッキ構築ゲーム。こちらは拡張入りでプレイされていた模様。
    • 私も拡張欲しいのですが、今度のゲームマーケット春とかで売りに出されるでしょうか?


鉄道王 & 百の世界の物語●
 

  • 全ファミが全「ファミ」であるゆえんとも言えるファミコン卓でのプレイ。全ファミでは毎回こうしてファミコンがプレイできる卓が一角に作られています。これもほかのボドゲ例会にはない、全ファミだけの特徴と言えます。
    • この日、主に対戦プレイされていたのが「鉄道王」と「百の世界の物語」。特に「百の世界の物語」はファミコンボードゲームの超傑作。これから参加予定の方とかにもおすすめです。


●ペルガメムノン

  • デッキ構築ゲームの一種でありながら、直接攻撃OK、殴り合い上等という時代に逆行した男らしさ満載のカードゲーム。参加者の阿鼻叫喚が常に飛び交っていたプレイでした。


●髑髏と薔薇●

  • 短時間で遊べる傑作ブラフゲーム。この日は通常の黒箱に加え、コースターの絵柄が変わった赤箱も持ち込まれてプレイされていました。
    • 上の写真は黒赤混合でのプレイ。


●SUPER大戦略

  • これまた20年ぐらい前のカードゲーム。ゲームデザインは懐かしのクロちゃんこと「黒田幸弘」。こういうゲームがさらっと遊ばれているのもまた全ファミ流。ゲーム内容は意外と戦略性があって面白そうでした。


イカサマージ●

  • カナイ製作所謹製の、特殊効果てんこ盛りカードゲーム。このゲームも最近全ファミではよく見かけます。


●ババンク●


●コズミックエンカウンター●


●マグブラスト●

  • これまたSFテーマの対戦カードゲーム。「トワイライトインペリウム*1と同じ世界観らしく、ちらほらと共通の宇宙人がw
    • 元が結構古いゲームらしく、こちらでプレイされていたのは第三版のようです。


●ピット●

  • これまた古典ともいえる、証券取引をテーマとしたパーティゲーム。人数多めで盛り上がれる傑作ですが、声がデカくなりがちなのでプレイ時にはご用心w
    • なお、この時プレイしていたTOMY版は、カードがすべて黄色という嫌がらせのような配色。勘違い続発しまくりになりますが、むしろその方が面白いという不思議なゲームですw


●エミネントドメイン

  • またまたSFをテーマとしたデッキ構築ゲーム。という事なのだが、実際のプレイ感は「レースフォーザギャラクシー」に近い。
    • これまた面白いゲームなので、こちらも近いうちにボードゲームレビュー予定。

6ニムト

  • 最後のほうで時間が余ったので、手軽にプレイできる6ニムトが遊ばれていました。これも定番ですね。

 
 以上、この日にプレイされていたゲームの紹介でした。(それでもまだまだいくつか抜けているゲームもありますが)

  • この日の参加者は27人でした。お隣池袋で「袋小路」の例会が開かれていたためもうちょっと分散するかと思いましたが、予想以上の人出でした。

 こうしてみるとかなりのゲームが遊ばれていますね。特にほかのボドゲ例会では見られない、古いゲームなんかも結構積極的に遊ばれています。もし、家の中にそういう古いゲームが眠っている方は是非にお持込の上参加してみてはいかがでしょうか?

  • 写真撮っていませんでしたが、このほかにも小林源文成分全開の「俺のケツをなめろ」などもプレイされていました。

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 さて、全ファミではゲーム終了後の二次会として、新大塚駅前のインドカレー屋にいくという習わしwがあります。
 この日も、例会終了後に15人ぐらいでいつものお店へ。
 
↑こちらのインド料理店。本格的なインドカレーですが安くてうまいので重宝します。

 このお店もまた全ファミの名物というべき場所で、その特徴が「やたら過剰なサービス」と「注文正解率の低さ」。
 頼んでいないのにサービスとしてラッシーやら追加のナンが出てくるというサービスの良さと、反面注文したとおりに料理が出てこないロシアンルーレットっぷりが魅力のお店ですw


↑この日は無事注文通りやってきましたw

 次回の開催は二週間後。3月17日になります。

*1:コンポーネントの圧倒的物量が圧巻のSFボードゲーム