- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2011/07/21
- メディア: Video Game
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購入したお店のポップが「これはアトリエシリーズではありません」という注意書きになっていて笑った。
内容は上記ポップで警告されている通り、アトリエシリーズを彷彿とさせる「工房もの」。いろんな場所へと冒険してアイテムを採取し、そこから新しいアイテムを発明するということを繰り返すというわかりやすい内容。
とにかくチップキャラがちょこまかと動きまわりしゃべりまくることと、ほんわかとしたグラフィッが印象的。
- 主人公のノーラはとにかくけなげでいい子。近所の街の人から「魔女」と呼ばれて差別されても町の人を嫌いになるでもなく、信頼してもらうためにがんばって依頼をこなしていく。王道的すぎるストーリーだが、それがいい。
- ゲームはかなりテンポよく進む。というか進み過ぎる。ゲーム期間は3年なのだが、一か所の探索で簡単に10日ほど過ぎるため、本当にがんがん時間が過ぎてしまう。そのかわりマップ間の拠点移動では時間が一切すぎないようになっているのでついつい意味もなく町へと出向いてしまう罠。
- それに比例するようにこのゲームではやたらとイベントが発生する。拠点から拠点へ移動すると本当に様々なイベントが起こるが、どれも短めでさくっと終わるため、イベントがゲーム進行の妨げにならずにテンポの良さに一役買っている。
- バトルでは今のところ物理攻撃が強いルッツと、属性攻撃+回復を持っているメロウのパーティで大体安定。カルナは思ったほど強くなく(溜め攻撃が意外と使いにくい)、シルカはレベルが低いうちは完全なお荷物。能力(採取UP)は便利なんだけど、メロウも大体似た能力を持ってるのであんまり出番ないな。二週目以降のお楽しみかな。
- 意外とバトルの難易度が高い。序盤に「サンカクころ」や「凶暴ナウダン」とか出た日にはさくっと全滅の憂き目にあうこと必至。なるべく防具は早めにそろえたほうがいい。「なめし皮」を持っていると武器屋でなめし皮装備を作ってもらえるので、なるべく早めにパーティになめし皮装備をいきわたらせること。生存率がぐっと上がります。
- 比較的序盤に行けるようになる「間欠泉」は、イベントで強敵のドラゴンが出てくるが、それを倒しても普通に探索中にドラゴンがエンカウントする鬼畜地域w やっと倒して採取できるかと思ったら即全滅の憂き目に。ここは当分後回しだな…。
- メインとなるアイテム合成だが、アイテムを「加工」する場合と「分解」する場合に分かれている。大体「分解」すると作成したものを前の状態に戻したりすることになるのだが、後述の「導刻術」を行うための「クロノ水溶液」はこの分解で手に入るので序盤は加工より積極的に分解していきたい。
- 序盤の分解は取れるアイテムの多い「ケモノ肉」か、使い道が多い「タミ丸太」あたりがおすすめ。
- 「導刻術」はアイテムの時間を経過させる術で、アイテムを熟成させたり、花を種が取れる状態にしたりとさまざまに活躍する便利な能力。結構予想外のアイテムが生まれたりするので、新たしいアイテムが手に入ったら一回は試してみたほうがいい。
- 序盤は「塩漬け肉」や「塩漬け魚」をそれぞれ「干し肉」「干し魚」に加工しておくのがおすすめ。HP回復量が大幅に増えるのでかなり便利。あと「魔弾」はある程度作っておくと、物理攻撃が効きにくい相手にも戦えるようになる。
いまのところ、3時間ぐらいプレイしてそろそろ最初の1年目が終わるあたり。本当にサクサク進むのでストレスが溜まらず、気長にプレイできそう。