シューティングゲームサイドVol.2 (GAMESIDE BOOKS)
- 作者: ゲームサイド編集部
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2011/06/30
- メディア: ペーパーバック
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- あいからわず値段が高いです。前回よりさらに100円アップの1300円。相変わらずカラーページも多めで、見ごたえはありますが紙質が堅くてページが開きにくいところは前回のまま。ここは変えてほしかったな。
というわけでVol2は表紙でわかりますが「グラディウス」特集。
…とりあえず、この表紙を見た私はえらいデジャヴに襲われました。そして、ゲームサイドのバックナンバーを漁ると、そういえば「グラディウス」特集ってゲームサイド2007年12月号でもやってたじゃないかw
↑左がゲームサイド2007年12月号。右がシューティングゲームサイドVol2。激しく一致。
うん、やっぱりこの雑誌、山本編集長の趣味で作ってるでしょw どんだけあの人グラディウス好きなんだよw
- あと、ゲームサイド最終号(2010年8月)のゲーム作曲家インタビューが東野美紀*1だったり、ユーゲー時代にも「グラディウスVインプレッション」というコラムがわざわざあったと記憶している(これが何号だったのかは覚えていないが)。ゲームサイドとグラディウスの縁は結構深い。
せっかくなので、この2007年12月号と今回のシューティングゲームサイドを見比べながら感想を書いてみよう。
- まず、同じグラディウス特集だが構成はかなり違っています。2007年12月号のほうはグラディウス家庭版のハードごとの紹介となっていましたが、今回はタイトルごとの紹介となっている。
- とりあえず紹介されている中では「グラディウス外伝」あたりが面白かった。あとはSFC版「グラディウスIII」とか。これマニアには否定されがちなゲームだけど、移植ではなく完全に別ゲーとしてみればものすごくよくできたシューティングだと思う(難易度もアーケード版IIIほど極悪でないしな)。
- グラディウス特集以外で目を引いたのが「SNKシューティング特集」。つい先日「SNK ARCADE CLASSICS 0」が発売されたので、それにあわせて収録タイトルの中からシューティングゲームをピックアップ。
- あと本誌のラストのほうで唐突に「同人シューティングゲームサイド」なる別雑誌のような体裁のコーナーが生まれている。今回から同人ゲームはこっちで紹介することにしたっぽい。こういうコーナーがあることがゲームサイドっぽいよね。
- 同人ゲーム「隼」はちょっと面白そうだ。小惑星サンプルリターンを託された探査機・隼のシューティングゲーム…っていうシチュエーションがまずなんとなく笑える。
- しかしこうしてみると最近のシューティングって本当に弾幕ゲーばっかりだよなぁ。ケイブ系の系譜だけでなく、彩京系の系譜を継いだシューティングとかも出ないものかね。(私はどっちかといえば彩京系シューティングが好きなので)
編集後記によるとVol3も用意しているみたいですが、次は早めに出るかな?