「ゲームレジスタンス」ついに発売

 ようやく発売になった「ゲームレジスタンス」。実は発売日に買っていたのですが、ようやくレビュー。

ゲーム・レジスタンス (GAMESIDE BOOKS)

ゲーム・レジスタンス (GAMESIDE BOOKS)

 故・原田勝彦氏の同コラムを完全収録だけでなく、ユーズドゲームズ、ユーゲーゲームサイドの署名記事も収録した原田勝彦ファン必見の一冊となっています。

  • タイトル通り「ゲームレジスタンス」は本誌連載版だけでなく、「ゲームライブ」イベントで配布された冊子に掲載されていたバージョンまで掲載された完全版となっています。
  • こうして一気に読んでみると、その、なんていうかかなり個性的な連載ですねw 予想していましたがホントシューティングとレースゲームばっかりだし。あと、ゲームレジスタンス以外の記事も載っていますが、やはりシューティングとレースが多い。次いでアクションぐらいで、RPGセガガガだけ。ホント本人談の通り偏っているというかw
    • でも「スペースマンボウ」「ザナック」といった昔プレイしなかったゲームを購入したりしたのは間違いなく氏の影響ですね。
  • しかし、本当に面白いだけにもうこれ以上続きが読めないというのが分かっちゃいるけど悲しいですね。元ユーゲー編集の津田さんが寄稿の中で「原田君は最後のゲームライターだったのかもしれない」と言っていますが、確かに今後これだけの個性を持ったゲームライターは現れないかもしれません。
  • すこしだけ残念なのが、「原田勝彦」完全版ではないこと。ペンネームの「RD」名義の記事とか、あと名作「SFC VS MD」などの特集系記事も載っていません。まぁ、実際完全に乗せたらページ数が10倍ぐらいに増えそうなので無理っちゃあ無理でしょうが。ただ、後ろに原田勝彦執筆記事一覧が載っているので、これはかなりありがたいです。どうせユーズドゲームからバックナンバーはあることだし。