さて二ヶ月に一度のお楽しみ。ボードゲーム専門誌「ゲームリンク」。
- 出版社/メーカー: アークライト
- 発売日: 2011/02/11
- メディア: おもちゃ&ホビー
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- 今号からまた一部デザインが変わっていて、裏表紙に掲載ゲームリストが載るようになった。付録の関係でいつもビニールに入っていて、立ち読みできない雑誌なので正直これけっこうありがたい。今後もこのリストは続けて欲しいな。
- 今号の特集は「フランスのボードゲーム事情」。近頃何かと元気のないドイツボードゲーム界に代わってにわかに熱を帯びてきた(気がする)フランスゲームの昔と今について・・・なのですが、なぜか半分ぐらいが「フランスから見た日本」みたいな内容になっているのがなんだか笑えます。
- 旧判型だったVol.4まで連載だった「世界の伝統ゲーム」がなぜかいきなり復活(なぜだ?)。しかも執筆者「草場純」さんじゃないですか。トランプの書籍をいくつか書かれている方で、たまにボードゲームのサークルで出会うといつもトランプのゲームをプレイされていたりますが(私も何度か遊びました)、そんな草場さんが紹介するのはやっぱりトランプのゲーム「エカルテ」。
- 二人用トリックテイクゲームって変わった遊び方だなぁ。「バスガヴィル家の猟犬」に登場しているとか、さすがに詳しい。
- 田中としひさ先生の「次が本番だし!」。今回はフリードマン製の二人用カードゲーム「ファミリア」。
- 二人用のカードゲームって今だと逆に珍しい感じが。これの存在は知っていましたが、どんなゲームかまでは知りませんでした。ギャングのゲームだと言うことで、懐かしき「ファミリービジネス」みたいな奴かとぼんやり思っていましたが違いましたw
- コレ読む限り結構面白そうなので今度買ってみるか・・・。
- 土屋つかささんのコラム三回目は「ビール侯爵」。ホラーゲームじゃなかったことに妙に驚いたw
- 実は先日ビール侯爵を購入してから、だいたいどこのゲームサークルに行く時にも持っていくぐらいお気に入りの一品。だもんで、リプレイの様子は凄く「あるある」ネタの宝庫にw
- この雑誌の本体「ゲームレビュー&イントロダクション」。今号で紹介されているゲームだと、個人的に注目はやはり「世界の七不思議」か。これいずれレビュー予定ですが本当に面白いゲームでした。今年のドイツゲーム大賞でもいいとこ行けるんじゃないかな?
- あとはプレイしたことある奴だと「花火と生け花」は結構面白かった。特に「花火」ルール。ドメモのように自分が見えずに他の人だけに見える、という状況から自分のカードを推理していく協力ゲーム、という切り口はたしかに斬新でした。
- 「ライナー・クニツィアの革命万歳」や「ぴっぐテン」あたりも軽くて面白いゲーム。「じゃんけんしょうぎ」は将棋と銘打っていますが、PS初期の名作Xi(サイ)を彷彿とさせる、転がして相手の手に勝てる手を出す、という一風変わった脳の使い方が要求されるアブストラクトゲーム。これ6歳以上となっていますが結構難しいぞw
- 「アロザ殺人事件」はプレイしたことはないがプレイしている光景は見たことがある。8階建てのビルがテーブル中央に鎮座した姿は確かに斬新な絵面だったw どっかでプレイする機会無いかな。