スーパーカセキホリダー クリア!

 というわけで、スーパーカセキホリダーをクリアしました。クリアタイムは大体30時間。<ここからネタバレタイム>

  • さしあたってストーリー展開は前作のような「気がつけば人類存亡を掛けた戦い」というSF風味ではなく、どっちかと言えばファンタジー寄り。「古代の魔術師が蘇り、次々と主人公の身近な人の体を乗っ取っていったため、それを倒し、最後は魔術師自身と対決する」といった感じ。ストーリーは纏まっているし、キャラ各々に見せ場があり、コレはコレでよい話しなのですが、流石にスケールの大きさという点では前作に譲るところは否めません(前作が無茶苦茶すぎたとも言えますが)。
    • とはいえ、キャラの魅力という点では決して劣っておらず、特に主人公のライバル的存在「ラプター」君の存在感は異常w なんというヒロイン適正。男なのに「ポリュン」よりよっぽどヒロインしている(ツンデレ風味。主人公の協力で父親と和解。ラスボスに体を乗っ取られる等々)辺りがある意味凄いです。
    • あと今回の話の元凶とも言える「アウトドア☆ジョー」(←☆は必須)。魔術師ゾンガゾンガにゲームスタート時に体を乗っ取られた事からこの話が始まったわけですが、なんでホネホネ団をわざわざ結成したのだろう? というか理由があったとは言え、テロ行為でGPを止めようとしたとした事はスルーかよ、とかコッツミッドを最初からよく調べとけ、とかツッコミどころの多いオッサンだw
    • そういえばアウトドア☆ジョーとは戦えないのかね? ストーリー中では一度戦っているとも言えるけど、あのときは「ドクロン様」だったわけだし・・・。
  • 最終メンバーは以下の通り。正直、テフラー以外はそんなに強くないメンツ。
  • テフラー(ランク20)
    • 最初にアウトドア☆ジョーに貰った「エアロン」にゴールデン化石をつけたら変化した。ドラゴンに蝶の羽が生えたようなリバイバー。見た目がモンハンの古龍か何かみたいだw
    • HPは620、攻撃力も97と、圧倒的な強さを持つリバイバーなのだが正直癖が強く使いづらい。特に技のKP消費が非効率的きわまりなく、一番弱い単体攻撃「テフラーススケイル」でさえ140も消費する。その分威力も140と高いのだが。
    • 正直、ティラノ入れた方が楽だったと思うが、最初からずっと使い続けてきたメンバーなだけに、最終決戦には何とか連れて行きたいと無理矢理入れた。
  • トリケラ(ランク19)
    • チームにおける攻防の要。攻撃力がそこそこ高く(78)、消費KPの少ない使い勝手の良い技を持ち、優秀なサポート効果や攻撃力を上げる技「ハッスル」を持っているため、どんな場面でも使っていける安定性が魅力。
  • ガーゴイル(ランク19)
    • 主な役割はサポート効果と「元気出そうぜ!」での回復役。なのですが、正直最終戦に入れるメンバーとしてはステータスその他諸々が見劣りします。
    • まぁコイツは前作でもずっと最初から最後までいたメンバーですので思い入れがあるため、今回も最終メンバーに無理矢理入れました。
  • ラスボスであるゾンガゾンガ戦は、ゾンビティラノ2体とゾンガゾンガが同時に出てくる。
    • このゾンビティラノは倒しても数ターンで復活してしまうが、放っておくと「弱肉強食」でゾンガゾンガの体力を回復されてしまう。まずさっさと倒してしまい、復活までの間にゾンガゾンガにダメージを与えていった方がやりやすいかも。とはいえ、通常ティラノより強い(属性弱点を突けない)のでなかなか厳しい。
    • さすがにゾンガゾンガは強いが、防御はそれほどでもなく「ハッスル」付きのテフラーであれば2、3発当てれば倒せる。長引けば長引くほどに不利になる(回復される事と、ゾンビティラノを倒す度にKPが増大する事など)ので、とにかく速攻勝負を掛けるべし。

 とりあえずラスボスを倒した事でストーリーは終了。まだまだイベントや、発掘していないリバイバーも結構残っているのでまだしばらくは続けると思いますが。
前作同様、非常に分かりやすく子供向け、でも決して手を抜いていない本気のゲームで、個人的には大満足の一本。さしあたってクリスマスプレゼント用の一本としてどうでしょうか?