連休二日目。今日も今日とて*1昨日とは*2また別のボードゲームサークルに参加してきた。
ゲームもさることながら、今日は以前サークルにもうプレイしないボードゲームが大量に寄付されたという事で、それらをオークションするという部分が目玉イベントでした。
- オークション対象となったのは記憶している限りではこんなゲーム達(たしかまだあったと思うが)。知らないゲームも多かったので名前が間違っているかもしれないが。
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- 最高値はメンバーズオンリー。いきなり5000円の値がついて一瞬で落札。買えたらいいなぁ、と思っていたのですがコレはさすがに苦笑いw
- 私といえばぼろ儲けカンパニーが欲しかったものの競り落とせず、代わりにGOLDとドリュンター・ドリューバーの二つを落札。実質200円という破格の値段でした。
- 他にも予想外のゲームに高値がついたり(個人的にポールポジションに高値がついていたのが印象的でした)、反対にスコットランドヤードのようなゲームの値段がイマイチだったり(みんな持ってるからかもw)と、ほんの30分あまりのオークションでしたが、大盛り上がりを見せたイベントでした。
↑本日の戦利品。GOLDは未開封品。
今日遊んだのはこんなゲーム達。
- 王への請願
- つい先日オークションで落札していた一品。ダイスゲームだが結構戦略も要求される。でも最後はやっぱり運という、良い意味でのダイスゲームらしさが個人的には大好き。
- ルール説明は簡単だったのですがカードの内容がぱっと見てわかりにくかったのが難点か。今度は何らかの対策を取りたいと思う。
- 王様こそ最初に手に入れたものの一周守りきる事ができずに敗北。
↑王への請願プレイ風景。この並べたカードをダイス目で判定して取ってゆくのが基本。
- トランス・アメリカ
- カタンの開拓者
- いつものゲーム。今日は昨日ほどきつい場ではなかったものの、初期は位置ではいきなり押さえ込まれる位置に飛び込まれたりと最後まで苦戦。木港と3:1港は速攻取ったもののそこから先が続かず、結局一人独走(盤面の黄色のプレイヤー)を許してしまった。
- ガイスター
- この手のゲーム会に参加していると結構あるのが新しいゲーム卓を建てるまでに待ち時間が発生してしまう事。その合間合間にプレイしたのがこいつ。
- 二人用の簡単なチェストいった趣のゲームだが、取ってはいけない駒(赤い幽霊)がどれかを読んだり、うまく相手の読みを外して攻め込んだりと、シンプルだが面白いゲーム。駒の見た目がかわいいのも特徴。
- すぐに終わる事もあり、他のプレイヤーが空くのを待つ時間延々プレイしていた。
- プエルトリコ
- 4人プレイ。本日の卓は全員プレイ経験ありということでインストなしでのスタート。
- 4番手だったことと、序盤からコーンが多めに手に入った事もあり、出荷型でのスタート。ただ、他の3人が建設型でプレイしていた事もあり中盤から終盤まではずっと苦しい展開に。
- 出荷型の私が4件目にギルドホールを取ったり(他のメンバーに取られた場合、敗北必死なため)、そのためにプランテーションをまったく取得していないインディゴ工場大・小を取得したり、ほかの建設型プレイヤーが港や造船所を枯渇させたり(なぜかみんな結構出荷していた)、工場で5種類生産ボーナスを得られるプレイヤーが現れたりと、かなり波瀾万丈な展開に。
- 最終集計は43点。トップが46点の二位で終了。結構最後までぎりぎりの展開で、誰が勝つのかなかなか予想できない良い戦いだった。
- ビフォー・ザ・ウィンド
- 貿易ゲーム。なのですがお金を稼ぐ事が目的ではなく、商品を出荷して勝利ポイントを稼ぐのが目的。お金でアクションを買う、という行為が結構独特。
- 商品を仕入れる、倉庫にしまう、出荷する、といった各アクションを競りに掛けるのですが、プレイヤーがそのカードを欲しい場合は競りの値段で買い、いらない場合は競りの値段で売る事ができるというシステムがかなりの駆け引きを生む。
- 商品を手に入れるのにはお金がいらないのに、商品を倉庫にしまうのにはお金がいる(しかもかなり高い)という、よくよく考えたら謎のシステムなのだが、まぁそこは気にしないでおこう・・・。
- 特殊カードの「倉庫交換」のために出荷できなくされたり、逆に出荷できなかったはずのプレイヤーが出荷できたりと、一瞬で場をかき回されてしまうのが怖い。これのせいで2〜3回出荷のチャンスを持って行かれた。
- 初めてだった事もありイマイチ勝手がわからなかったが結構面白かった。今回は負けてしまったが、次はリベンジを果たしたい。
↑倉庫の上にあふれる商品。この後、この商品の半分ぐらい腐った><
- ドリュンター・ドリューバー
- ちょうどルールがわかる人がいたので、教えて貰うつもりでプレイ。デザイナーはかの「カタン」有名なクラウス・トイバー。
- 街の上を道や水路を建設していき、他のプレイヤーが持っていると思われる建物を潰して得点させない事が目的。ただ繋ぐだけでなく、その道がトイレを通過する際に賛成か反対をする事で、他人の都市計画を妨害したりできる点が面白い。なんでトイレ壊す時だけ協議するんだとか、そもそもトイレが多すぎやしないか、などの突っ込みどころも結構あるが。
- うまいところ道や水路で他プレイヤーの建物を潰せたり、自分に被害が及ぶ前に渦巻き状に設置してそれ以上置けなくしたりといった作成がうまくいき、初プレイで勝利できた。ルールも簡単で、かつ1プレイが30分かからないぐらいだったので手軽に遊べる。今後は初心者向けに持って行く事にしよう。
- FBI
- 場に並んだ犯人カード(数字が得点)を競りで決めた順番で取得(FBIの捜査官となって逮捕してゆく。設定上は高いほど凶悪犯で、マイナス札は無実の人。つまり誤認逮捕となるw)してゆき、カードの得点を総計を競うカードゲーム。
- カードを取得する順番は競りで決めるのだが、このとき自分が持っている犯人カード(得点)を使って競る。ポイントはマイナス札をこの競りで捨てる事もできる、ということ。当然、順番は後に回されるのだが、カードを取得する順が1>2>3>4の順で行った後は4>3>2>1と逆順で取得してゆくため(カタンの初期は位置を決める時と同じ)、必ずしも後の手番が良くないというわけでもないのがミソ。
- どの色のカードを取るのかは事前に二種類決める必要があるため「これは取るだろう」といった予想を外し、うまいところ相手にマイナス札を押しつける事ができると大変楽しいw
- 1プレイが短かく、読みや駆け引きも楽しめる良いゲームだと思う。
- どうでも良いが、犯人の絵面が実に絶妙で、得点の高い凶悪犯はきちんと凶悪な顔つきで、無罪のはずのマイナス札の面々がひと癖ふた癖ありそうな微妙な顔なのが結構笑えます。
↑場に並んだ容疑者カード。いかにマイナス札を取らないように、他人に押しつけるかがポイント。
- ベリシ・ネベシリ
- トランプゲーム。いわゆるダウト系のゲームで、カードを裏返しにして番号を宣言、次のプレイヤーは同じ番号をコールしながらカードを出すか。前のプレイヤーが出したカードがダウトであるかを宣言する。ダウトであった場合はカードを出したプレイヤーが、正しかった場合は宣言したプレイヤーが場に出ているすべてのカードを引き取る。と、そこまでだったらばダウとそのままなのだが、手札に同一の番号のカードが4枚あった場合はそれを捨てる事ができる、というルールのため、引き取ったとしてもマイナスにならない場合もある、というのがポイント。
- 重いゲーム終了後に、ちょっと和む程度にプレイしたのだが、結局全員本気でプレイしてたのが面白かったw
- ミッチ
- これまたトランプのゲーム。絵柄ごとに場に手札から降順にカードを場に出してゆき、他のプレイヤーより多くのカードを出した場合は4点得られるが、トップを取れなかったプレイヤーは場に出しているカード枚数分マイナスされる。中途半端な枚数を出すぐらいならカードを出さない方がよい、というゲーム。何となくケルトカードを彷彿とさせるゲーム(これが元ネタなのだろうか?)。