OLD GAMERS白書 Vol,1 アクションゲーム編

OLD GAMERS白書〈Vol.1〉アクションゲーム編

OLD GAMERS白書〈Vol.1〉アクションゲーム編

ファミコン/スーパーファミコン/メガドライブ/PCエンジン時代のアクションゲームをカタログ的にまとめた一冊。
いわゆる資料本としては良く纏まっていて、メジャーどこから妙にマニアックなネタまで詰まっていて、当時を知っている人にはオススメできる。

  • メジャーどころは一通り抑えられている。基本的には1タイトル1ページだがスーパーマリオロックマン悪魔城ドラキュラといったオールドゲーマーにとって重要なゲームは4ページ、と読み物としての分量もほどほど。
    • ただ、時々謎のページ指定と言うか「謎の村雨城」とか「T.M.N.Tタートルズインタイム」とかなんでソレが2ページなのか? ってソフト紹介もある。担当者の趣味だろうか?
  • マイナーどころもほどほどに抑えている、特に版権ゲーがしっかり抑えられているのは良い。
    • ドラえもん」「オバケのQ太郎」「忍者ハットリくん」「キン肉マン」「ゲゲゲの鬼太郎」「北斗の拳」と版権ゲーページが連続しているのはわざとだろうか。
    • 「ドラゴンズレア」に続編があったことをこの本で始めて知った。誰が得するんだそのゲームは。
    • あと「おでかけレスターれれれのれ(^^;」*1と「美食戦隊薔薇野郎」を同じ見開きにセッティングした人出てきなさい。絶対狙ってやってるだろコレ。
    • 田代まさしのプリンセスがいっぱい」をページにねじ込んだ奴は一体誰だw
    • 「シャーロックホームズ伯爵令嬢誘拐事件」はアクション扱いで良いのか?w
  • 地味に便利なのが「Wii VCコンソール」での配信があるかないかの情報がしっかり書かれている点。
  • レイアウトにやや難があるというか、各ハードごとにページが割り振られているのに、続編タイトルも同一ページでまとめて紹介しているため、シリーズもののゲームはまず初めて登場したハードのページを確認する必要がある。

欲を言えば、ファミコンと同世代のSG-1000カセットビジョン、後はMSX等のマイナーハードのゲームも扱って欲しかったかな。*2
第二段としてRPG編がある模様なので、こちらもゲットしておきたい。

*1:このゲームを知らない人は冗談だとおもわれるが、後ろの顔文字まで含めてタイトルである。

*2:このあたりは取り上げられないくせに、なぜかスーパーファミコン世代以降のゲーム機である3DOピピンアットマーク、プレイディアはハード紹介されている。基準が分からん。