Switch版「ピンボール・フリーダム」レビュー

 最近仕事がひと段落してきたので、買ったはいいけど積んでいたゲームの消化を始めました。いやぁ、この半年ぐらいの忙しさはなんかおかしかったゾ…。

 ということで今回のレビューは、いつかのセールの時に買ったままになっていた「ピンボール・フリーダム」です。なんか割としょっちゅうセールしているからいつ買ったのかさえ覚えとらんかった…。

 

 タイトル通りのピンボールゲームで、5つの台がまとめて一本に入っているのが売りという低価格ゲーム。その低価格さにふさわしい…いやそれを軽く下回る低価格クオリティに震えるがよいww

 まずゲームを起動したら、このペイントあたりでも作れそうなショボいタイトル画面がどーん。

 

 ゲームが始まるとピンボール台が数台置かれた部屋(娯楽室的な奴?)に放り込まれます。ここで遊ぶ台を選択します。

  • 雰囲気を出したかったのは分かりますが、作り込みが適当過ぎて正直面倒くさいので普通に台選択だけで良かったんじゃないかな…。

 

 このゲーム最大の難点は、肝心のピンボール部分がなんかショボいこと。いや、ピンボールゲームでこれは割と致命傷な気もしますが…。

 

 まずどの台も小さい。縦1画面に収まるサイズ感であり、そのうえでギミックが全体的に少ない。あと、デジタルピンボールはアナログに無いデジタルならではの演出付き物なんですが、このゲームそういうのはほとんどない(ちょっと背景が動くぐらい)ことも地味さに拍車をかけています。

  • そのせいか、「ミニゲームがリーチ状態になってアツい」とかそういう状況がほとんどないため盛り上がりどころが少なく、淡々と点を稼ぐだけといった感じのプレイになりがち。
  • ただ、弾の動きとか物理法則はまともでピンボールとしては特に問題はなく、地味だけどまぁ遊べなくはないという塩梅。個人的には↑でプレイしている「BMX」という台はちょっとマシかなって感じで、こればっかり遊んでいる。

 

 ギミックの説明がちゃんとあることは評価していいかな。いや、迷うほど複雑なギミックないっちゃないんですが…。

 

 あと、ピンボールの他にエアホッケーも遊べる。まぁCPU対戦しかないし、グラフィックも挙動もSteamの10円ゲームにも劣るショボさですが、まぁおまけだし…で許していいレベルじゃないきがするんですがコレw

 スタート起動時の「どこでも起動するのに移動します」がめちゃめちゃ適当な機械翻訳過ぎる…。

  • グラフィックは非常に簡素(で済ませて良いのか…)かつ、CPUの動作は非常に劣悪。これとか壁とマレットの間にパック挟んでそこから動かなくなってしまって続行不能になった(しかも結構発生した)。おまけとはいえこれはどうなんだよ…。

 

 ピンボールゲームらしくランキングも完備。1台ごとにランキングがあり、通常の全期間ランキングの他「今日のランキング」なる項目もある。これ1日1人とかしかプレイしていないらしく、今遊べばランキングに簡単には入れるぞ(それはランキングとは言わないが…)。

  • というか、これ「グローバル」という名称のわりに名前が日本語だらけなんですがひょっとして日本版だけのランキング何でしょうか…(それとも日本でしか売れてないのか)
  • ↑のランキングはめちゃめちゃ適当に2~3回プレイした時にランキングですが、それでも37位に入っていた。これ割と真面目に一週間ぐらいやり込めば天下取れるかも。

 一応まともな動作をするピンボールではあるんですが、これで1150円で売っているのは逆に凄い度胸だと思う。セール価格だと300円ぐらいなのでまぁそれぐらいならアリかな…。